このほど、
熊本にお住いの
Yさんから
「葉付き不知火(しらぬい)」が送られてきた。数十年前になるが、
Yさんは
女房と関東圏で一緒に過ごした仕事上の
全国研修仲間である。
年賀状を通じて、
交流が今も続いている。ただ、研修以来全く会っていないというから、かなりの
年数が経過し、お互いに
容姿の変化も気になることだろう(おぃおぃ)。
熊本地震が起きた時に、Yさんに
災害見舞として
自家産会津米を送ったことがあった。
美味しいコメでYさんが大変満足されたことがあった。
台風19号で
福島県は大きな
被害が発生したが、Yさんは
我が家を気遣っておられたようだ。幸いにも我が家は被害に遭わなかった。こんな折りに
「不知火」を送ってくださったのである。しかも
「葉付き不知火(しらぬい)」は
デコポンも含めて初めてお目に掛かる。
デコポン、不知火は筆者が大好きな柑橘類である。
見るからに
収穫したばかりだという印象が強い。箱に入っていた
能書きにも
「葉が枯れてきたら食べ頃です」と書いてあった。しかし、待っていられずにすぐに1個皮を剥いて食べることにした。説明の通り
「追熟」が必要で
甘酸っぱい食感だった。早く食べたいところではあるが、残りは今も食べずにじっと我慢している。今回も
お礼に少しばかりの
会津エココシヒカリの
新米を送り届けた。女房によれば、
Yさんからは
「美味しいコメを大事に食べます」と返事があったという。
なお、デコポンではなく
「不知火(しらぬい)」と断っているのには
理由がある。実は
「デコポン」は
商標登録されているので、勝手には使用できない。
商標権は
熊本県果実農業協同組合連合会が所有しており、許可を得たJA等しか使えない。

高級な「葉付き不知火」。新鮮さが漂う。

かなりの
追熟が必要だが、待ちきれずに食味をさせてもらった。確かに酸っぱかったw デコポン(不知火)は皮が萎びても中身はしっかりしていて、驚くほど日持ちがよい。

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