1月5日(日)〜6日(月)の日程で、
古峯神社代参に出かけてきた。
古峯神社(栃木県)参拝は
毎年1月上旬に
無火災を願って祈祷してくるもので、昔から続く
伝統行事となっている。
代参は
「代表参拝」の略で、地区を代表して参拝して来るもの。これは
抽選が行われるのだが、一班あたり
3、4名で
5班に編成され、一巡すれば、また抽選が行われる。我が地区の
講中(「こうじゅう」と読む)は
23戸で、
5年に1回は
「当選」となる。抽選といえども一回りするまで、2回当たることはない。
昨年12月の打合せで、今回の方面は
古峯神社参拝キャッスルツアー15コース「石和温泉と富士山の絶景ポイント河口湖大石公園・富士山の湧水池忍野八海」(1泊2日)に決定。このコースは、古峯神社参拝のほか、
河口湖の
大石公園、
忍野八海散策が含まれる。今回の代参者は
エンピロの外、
SKさん、
EHさんが務める。なお、
SKさんが
講中の代表者となる。
この
古峯神社は、1月中、
福島県人とりわけ
会津人の
祈祷客でごった返す。
栃木県内や他県からの参拝客は少ない。代参経験のある方でないとわからないが、初めて訪れたならば不思議な光景に驚くはず。何故に
福島県人が多いのか、検索してみるのも面白いだろう。
「古峯(ふるみね)神社」は
「古峰(ふるみね)神社」とも書く。ちなみに
「古峰ヶ原(こぶがはら)」地名であり、「古峰ヶ原神社」とは言わない。
5日(日)は
午前5時45分集合となる。集合場所は
350mほど離れた
県道。道が狭く
大型バスが入れないので止むを得ない。
小雪が舞い散る朝となったが、大勢に影響はなさそうだ。まもなく
大型バス(15コ−ス:石和温泉方面)が到着して我々3人が乗り込む。座席後方には最初に乗った講中のメンバーいた。我々が2番目で、途中参加者を拾っていき、
会津アピオで
全員乗車となる。
磐越道磐梯山SAで
トイレ休憩し
バスガイドが合流する。
添乗員は
Uさん。添乗員の説明によれば、古峯神社参拝キャッスルツアー
15コースは
9講中(グループ)で
総勢38名とのこと。
座席は講中ごとに割り振られていて、ほとんど余裕はない。
顔見知りのグループが
2つある。バスガイドの
IFさんはベテランの域に達していて、安心して案内を任されるのは想定内。追々話題にしていくが、
歴史、
地理、
経済、
社会のあらゆる
知識が豊富で客全員が安心して聞き入ることができる。
古峯神社には
9時40分に到着した。我々の
会津交通キャッスルツァーと
会津バス観光のサンライズツアー、
喜多方観光のバスが所狭しと駐車場に並ぶ。地元栃木県はともかく他県のバスはほとんど見当たらない。古峰神社参拝の
ツアーバスは、それぞれ
コースと
宿泊場所は違うが、古峰神社参拝までは全く同じ。ただし、
到着時間で祈祷の時間が左右される。相当の参拝客であるため、
300人ぐらいずつ祈祷を行うのだが、1回遅れれば
約1時間違うことになるという。我々は
3回目とのこと。バスごとに
集合写真を撮ったが、いつもの通り買うのはパス。
待ち時間がそれほどなかったのはラッキーだった。
神主が
祝詞(のりと)を上げ、
参拝客全員の名前を読み上げる。
講中名と
名前を読むので、どこの人が来ているのかわかる。いとこ会のメンバーを含め知り合いの人が
10人以上いた。祈祷が終われば別室に移動して
昼食となる。神社なので、当然ながら
「精進料理」。料理は朝早くから作って準備しておいたもので、
てんぷらもその他の料理も
冷たいのは想定内。温かいものといえば
「けんちん汁」だけ。ややぼんやりした味だったが、精進料理なので止むを得ない。
お神酒の栓を開けて少しだけ頂いた。

バスの中で恒例の
古峯まんじゅうの注文があり、試食を頂いた。もちろん注文もした。

磐梯山SAは白くなっていた。

古峯神社入り口。

手水(ちょうず)で清めてから参拝に向かう。

どんどん入ってくる参拝客。午前10時から始まったが、この日3回目だという。

玉串奉奠は代表で行われた。我々のバスからはわずか1名。

精進料理を頂く参拝客。お神酒があったはずだが、回って来なかった。仕方なく自分のお神酒(小瓶)を開けて頂いた。

精進料理。5年前とほぼ同じ。

偶然見かけた知り合いに頼んで撮影してもらった。

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