読売新聞の投稿欄
「USO放送」の
県内投稿者で作る親睦団体
「福島USOくらぶ」の
新年会が
2月10日(月)、会津若松市の
居酒屋「ほっぺ」で開催された。新しい店になってから入るのは初めてとなる。この日は夕方から
雪となり、フード付きでないコートのために
帽子を被って出かけた。午後6時45分に到着したが、既に4人が席についていた。
「USO放送」は読売新聞の
社会面(全国版)と
地域面(地方版)に掲載されているもので、一般には
「三行コント」と呼ばれている。普段から投稿に励み、競い合っている
会員が久しぶりに集まった。
新年会には
読売新聞福島支局長の
Iさんを来賓に迎え、
総勢8名が出席した。
コントを競う
投稿メンバーだけに、新年会と言えども単なる
飲み会だけでは終わらない。
出題者となる
I支局長から前もって
「宿題」を出されている。I支局長は昨年に続いての出席となる。今回も万障繰り合わせて出席して頂いた。
会津からは
「レッツ剛さん」、
「やぶ石屋さん」、
「赤べこさん」、
「笑い茸さん」、
「車輪の上さん」と
エンピロが参加した。
福島市から
「田舎者さん」が駆けつけてくれた。
田舎者さんから
「きょうは2月10日は私の誕生日です。いい日に新年会を開いてもらい光栄です」と挨拶があった。ここに
エンピロが割り込んできた。
「実はきょうは女房の誕生日なんです。一緒にお祝いをやりましょう」と話した。偶然が重なったが、
誕生日祝いを兼ねた
新年会になった。
事務局長である
赤べこさんが進行を務めた。
赤べこさんからは
「福島県USO放送令和元年度番付」が配布された。1年分を
毎日集計して
一覧表を作成したもので、地道な活動には頭が下がる思いである。
番付表を見れば、
地方版掲載回数、
全国版掲載回数などが一目瞭然であり、お互いの
競争意識も高まり、今後への
励みにもなる。さらに、今回は
「全国版掲載順位表」などの資料も作成して配布してくれた。最初に、
レッツ剛会長が来賓の出席に対し
御礼を込め「
機会があれば赤べこさんが作成した『福島県USO放送番付』を新聞に掲載して欲しい。県内の投稿者の励みになるはず」と挨拶をした。併せて
乾杯の音頭をとった。続いて、
I支局長から
挨拶を頂いた。さらに、東京の
「あめんぼくらぶ」から
祝電が届いている旨の報告があった。なお、令和元年は
エンピロが
東の関脇に番付を上げた。
笑い茸さんの
東の正横綱は揺るぎそうにない。
支局長から課せられた今回の
「宿題」は
「エール」となっている。各自A4版の用紙に作品を書いて持参した。
手書きもあれば、
パソコンで打ったものもあるが、
投稿者(ペンネーム)は伏せてある。選者である
I支局長に
1席(優勝)、
2席(準優勝)、
3席(3位)を選んでもらい、講評を頂くことになる。今回のお題は
「エール」だが、この3月末から始まる
NHK連続ドラマの
「エール」を思い起こされる読者も多いことだろう。
1位に輝いたのは
エンピロの作品。
2位が
車輪の上さん、
3位には
やぶ石屋さんが入った。紙面の都合上、
表彰台に上がった3人の作品を紹介しようと思ったが、2位に入った作品が思い出せず割愛させて頂くことにしたい。
【優勝作品】
二十一世紀枠出場
エールを送るよ
−古関裕而・金子夫妻
磐城高校殿
(エンピロ)
先にも述べたように、NHK連続ドラマの
「エール」は
福島市出身の
作曲家古関裕而さんと
金子夫人をモデルにしている。
春の選抜高校野球で
磐城高校が
二十一世紀枠出場を果たした。福島県にとって大変明るいニュースである。出題者が
「エール」を宿題に挙げたのは、このドラマを意識しているものと判断した。筆者はこれを
作品の題材にすることに迷いはなかった。秀作とまでは言えないが、
出題者との思惑が一致したと言ってよい。ちなみに、
金子(きんこ)夫人は
愛知県豊橋市出身。
ドラマの主人公を古関裕而に絞るよりも、古関夫妻として取り上げた方が、愛知県民の注目を浴びることになり視聴率をアップできるという
NHKの思惑があるはず。
文武両道の
公立高校である
磐城高校の活躍に期待したい。なお、エンピロは
金子(きんこ)夫人の
金をもじって
「金メダル」を意識したことを付記しておきたい。
【3位作品】
応援風景も変わりけり
昔−ばんカラ男子組
今−チアガール女子組
−甲子園
(やぶ石屋)
甲子園に
チアガールが登場してからも久しいが、女子生徒の
チアガール姿の応援風景は華やかである。
男子生徒、
女子生徒が一体となり
ブラスバンドとともに応援席を埋めつくす。エール姿は気持ちがよい。
エールといえば、甲子園での
応援風景が一番身近と言えよう。高校時代に
応援団に所属していた身にとっては、応援団への思い入れは大きい。ちなみに、筆者が高校生のころは
男子校だったので、応援団員は男子だけであった。当然ながら華やかさはなかった。
爪入り学生服での応援であった。なお、
「バンカラ」は
「蛮カラ」であり、元々は切れたり汚れたりした
むさくるしい服装を意味していたが、やがて
硬派をイメージする姿となった。ちなみに、
「蛮カラ」は
洋風なファッションを意味する
「ハイカラ」に肖(あやか)って作られた
造語である。なお、
「カラ」は
襟(カラー)を意味し、ワイシャツなどの襟が高かったので
「ハイカラ」と呼んだ。
やぶ石屋さんは
「今昔比較作品」を得意とする。
入賞した3人に
メダルが授与された。
エンピロは
「金子」に肖り目標とした
金メダルを獲得した。支局長からはそれぞれの作品に
講評を頂いた。
支局長は
「エンピロさんの作品はオチが2つある場合がある」と話されていた。筆者の
特殊技法を理解頂いたことはうれしい限りである。
支局長は東京への
出張が重なっており、途中で
退席することになった。他のメンバーはその後も歓談が続いた。
2時間を超える宴会はあっという間に終わり、赤べこさんを除く
6人が
2次会会場「J」に向かった。ここでも
1時間ほど懇親を深め、一足先に
運転代行で帰った。家に帰ると
女房がまだ起きていたので、
優勝報告をして
「誕生日おめでとう」と
金メダルを手渡した。
翌日レッツ剛会長から
電話があった。
「帽子預かっています」とのこと。出かける前から心配はしていたが、飲み会で何も忘れないで帰る方が少ない。
【追記】2月21日
準優勝になった
車輪の上さんの
作品がわからず記事にアップできなかったが、
本人からメールで作品を送って頂いた。遅くなったが、作品を追加しておきたい。
エール
マスクを忘れないように
−日本代表
(車輪の上)

赤べこさんが作成した番付表。数字は年間作品掲載回数。( )は全国版掲載数。

都道府県別全国版掲載数。

日本酒飲み放題は末廣と名倉山。升に溢れるもっきりは気持ちいい。

昨年発行した
「福島USOくらぶ第4回大会記念号」を手に挨拶をするレッツ剛会長。

久しぶりの集まりに話が弾むメンバー。

3位になったやぶ石屋さん。

2位に入った車輪の上さん。作品を撮影していなかったので、作品の内容が思い出せず掲載できない。

1位になったエンピロ。3年連続入賞で銅、銀、金メダルと駆け上がった。

店員に頼んで集合写真を撮影。

赤べこさんは2次会に不参加のためにここでお別れ。

最後は田舎者さんの
「一丁締め」(関東一本締め)でお開きとなった。

2次会ではカラオケを楽しんだ。エンピロは早めに代行を呼んだ。

家に帰ってから女房に作品と金メダルを披露。
【追加】

レッツ剛会長からメダルの写真をアップして欲しいと要望があったので、追加することにした。

裏には大会名とお題などが書いてある。

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