当地区の
成人式が
1月9日(土)、
公民館で開かれた。
新型コロナ感染防止対策で
「お盆成人式」がこの時期に
延期されていたもので、夏には見られない
振袖姿が鮮やかで笑顔が広がる。
毎年話題にしているが、ここ
会津では
「晴れ着などの出費がかからない」、
「帰省している人たちが出席しやすい」、
「冬は降雪時期のため交通事情が悪い」などの事情により、
お盆時期の成人式が定着してきた。実際のところ、会場が
エアコン装備なので服装の影響は殆どないと言ってよい。しかも
着物姿で
前撮りをしている家庭が多い。結局
経費は余計に掛かっていることになる。今年は
冬に
成人式が開催され、着物姿での前撮りも必要なかったことだろう。
午前10時定刻に
教育次長の進行で式が始まる。全員
マスク姿で
ソーシャルディスタンスを取って着席している。
39人の
新成人のうち
23人(男性13名、女性10名)が出席し、さすがに
出席率は
60%と低い。
関東圏から帰省できなかった人もいたことだろう。
副首長の
開式のことばに続き、
総務課長が新成人一人ひとりを
呼名(出席者のみ)した後、
首長から代表の
男性SKさんに
成人証書と
記念品が渡された。式の簡素化のために
国家斉唱は省略となった。
首長は
式辞の中で、
20年前に
ハピーマンデーで
成人の日が
1月第2月曜日に移行したこと、
シドニー五輪で
高橋尚子選手、
田村亮子選手が
金メダルを取ったことなどに触れ、
「勇気と情熱を持って、自らの判断で一歩ずつ前に進み、豊かな人生にして欲しい。一人でも多くの方が地元に戻って来られ、地域の発展と振興に寄与して欲しい」と新成人に願いを込めた。
続いて
議会議長が新成人に
3つのお願いを託した。一つは
自分の行動に自覚を持って欲しいこと。2つは
情熱をもって自分の未来に進み、若さで難局を乗り越えて欲しいこと。3つ目は
各分野での経験と知識で郷土の発展に寄与してムラづくりの中心になって欲しいことである。さらに、
5年前に
中学校の
卒業式で祝辞を述べたことを引き合いに、
「夢なきものは理想なし。理想なきものは計画なし。計画なきものは実行なし。実行なきものは成功なし。つまり、夢なきものに成功なしということになる」と
祝辞を述べた。
祝電披露の後、
来賓紹介ではひとこと
「おめでとうございます」という出番があった。
成人代表挨拶では男性の
TAさんが
「成人を迎えた今、一人ひとりがそれぞれの道を自分の責任で歩まなくてはなりません。私達はまだまだ未熟であり、何かと温かい目でご指導を頂くようお願いいたします」と
謝辞を述べた。最後に
教育長が
閉会のことばを述べ式が終了した。予定通り、
30分足らずで終了した。

ソーシャルディスタンスを取って着席をする新成人。

SKさんに
成人証書が手渡された。

新成人に
「3つのお願い」をした議長。ちなみに、
ちあきなおみは
「4つのお願い」をしたw

成人代表挨拶をするTAさん。

成人代表挨拶の時は全員起立。

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