16日は
午後7時から恒例の
歳の神が行われた。今回の
点火は区長の
エンピロが務めることになっている。本来であれば、
公民館長の役目だが、昨年親戚に不幸があり、
喪に服すということで
代役を務めた次第。もう一人の
公民館役員の
THさんも
喪中で不参加となっている。エンピロは
女房を引き連れて
10分前に会場へ到着している。
防雨防雪用シートを外さなけれなならないためである。なお、神社から外しておいた
大きなしめ縄は、
前日に
女房の手を借りて運んでおいた。
今年の
点火する方角いわゆる
恵方(節分に太巻を食べるときの向く方角)は
「ほぼ南南東」となっている。
ライターの火力が弱くなかなか藁に火が付かない。区役員の
IHさんが持っていた
ライターで点火してもらった。
今年は
雪が降ったので、昨年のように会場はどろどろにはなっていない。やはり
歳の神は
雪の上でやるのがお似合いだろう。勢いよく燃えさかる火を前にして、エンピロと女房で用意した
お神酒を
紙コップに注いで歩いた。
一升瓶を我が家の
神棚に
奉納してきた酒である。日中に公民館から
酒と
紙コップを持ってきておいた。総勢
30人が参加したが、
小さい子どもを連れた
家族連れの姿が目に付く。
限界集落を
脱した証と言ってよいだろう。
丸めモチ3個と
スルメを2はいを準備していった。モチとスルメは
火が落ち着いてから焼くのがベスト。隣で餅を焼いていた
OTさんの
餅が
渡し網から落ちる
ハプニングがあり、
エンピロは自分の
渡し網で燃え盛る藁をかき分け
餅の取り出しに一役買った。OTさんの餅は
無事に戻ったのだが、なんと
エンピロの餅が落ちてしまい、
3個焼いていた餅が
2個になってしまった(おぃおぃ)。
人助けをして損害を被ったのは、新年合同先祖供養の時にコートを焦がした時に次いで2度目となる。どうも
ボランティア精神が報われないケースが多い。
風が吹いていないこともあり、なかなか歳の神の
火がおさまらない。
3本の
支柱が
先に燃え尽きたこと笑いが起きた。我々と
IHさん、
OTさん、
消防団員の
OKさん、
SSさんが最後まで見守ってくれていたが、
午後8時を回ったので、エンピロが
「風もないのでもういいでしょう」と声を掛け
解散となった。なお、
エンピロが念のために
午後8時15分過ぎに現場に戻り、
安全を確認してきたことを付しておきたい。
歳の神の
火を体にあてることによって、1年間
カゼを引かずに、
病気をしないと言い伝えられている。
歳の神様は正月中の役目を終え、安堵しながら
天に昇って行ったことだろう。家に帰って女房と
お護符の
モチと
スルメを頂いた。家族全員の
無病息災・一病息災を祈願した。
【1月15日夕方】

11日に奉納するのを忘れた
神社のしめ縄を担いできた女房。
【1月16日】

初区会(新年会)に
ご年始として上がった酒を
お神酒とした。

今年の恵方
「ほぼ南南東」に点火。

お神酒を頂きながら餅を焼く。
紙コップは火の中に入れて燃やした。

子どもの姿が目に付く。

特製渡し網で餅を焼く。

火の中に1個を落としてしまい、3個が2個に減ってしまった。

砂糖醤油でお護符の餅を頂く。

スルメも2はい焼いてきた。

七味マヨでアタリメとして頂く。

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