4月23日(金)に
ジャガイモの
種芋植えをした。
昨年は
5月9日(土)だったので、今年はかなり早い。女房の車が車検でディーラーに届けてきたので、昼近くになってから
種芋を
2つに切る作業を始めた。用意したジャガイモの
種芋は
キタアカリ5kgと、
自家産の男爵の食べ残り
約2kgとなる。
約1時間を掛けて作業が終わった。
午後2時に家を出て作業開始。今年はジャガイモの
作付け場所を
転作田ではなく
畑にした。昨年は何も作付けしないで空けておいたので、
もったいないと思っていた。最初に
道糸を張り
クワで
畝立てをした。次に
三角クワを使って中央に
溝立てをした。その後、半分にカットした
種芋の
切り口を下に
約40cm間隔に並べていった。
切り口は上にしても下にしても特に問題ないと聞いている。どちらが出来がいいのかは神のみぞ知るところ。いつもながら
試行錯誤の連続だ。次に、種芋と種芋の間に
適量の肥料「万能型化成14-14-14」を撒いていった。本来は
「有機入り高度配合馬鈴薯」の肥料を使うようだが、持ち合わせがなかったので
「万能型化成14-14-14」を使った。昨年特に問題は発生しなかったので、今年も在庫を使用した。
全部で
3列できたが、
キタアカリが
2.4列、
男爵が
0.6列程度となった。ただ、
男爵は
発芽防止に
リンゴを入れておいたので、
芽が小さかったのが難点。もう少し早く出しておくべきだったか。
キタアカリの種芋は
購入したが、最初から
男爵は
自家産を使うことにしていた。
午後4時15分に全作業が
終了した。
午後4時30分には
JAから
水田用の
肥料運搬の予定が入っている。慌てて自宅に戻り、軽トラの
荷台の道具を片付けて
掃き掃除を済ませJAに向かった。
料理の目的に応じた
ジャガイモ(硬さ加減)を使いたいので、
2種類あった方が何かと便利である。5年ほど前に、
親父と一緒に種芋を植えたときに、
掟破りの
自家産ジャガイモを種芋にしたことがあったので、今回も自宅から芽が出ていた
小さい芋(男爵)を植えた。
自家産のジャガイモを使っても小さい芋しかならないという
不安がないわけではない。
ネット検索によれば、
「検疫をして合格したものが種芋として販売されている」とのことであった。つまり、
自家産のジャガイモを使った場合は、
病原菌(ウィルス)が発生しやすく収穫量が大幅に減少するらしい。そのために、
種芋は
消毒を施し
検査合格したものだけが売られているので、安心して栽培できるというもの。万が一、
ウィルスなどにより病気が発生した場合、その
土地が元に戻るのに何年も掛かるケースもあるという。
エンピロは
「自家産のジャガイモを種芋に使われてしまったなら、業者が商売にならないよな」と穿った見方をしているが、検疫合格の種芋を使用する方が安心して栽培できることは間違いない。
さすがに、この日は機械を使わない
手作業で疲れた。前日は
「国営ひたち海浜公園」で
ネモフィラ観賞を楽しんできたばかり。
集中と転換で
行楽と農業を楽しんでいきたいものである。農作業後の
晩酌の
ビールと
酒がうまい。
【4月23日】

買い求めたキタアカリの種芋。

本来は切り口を
乾燥させてから播種すのだが、その余裕はない(おぃおぃ)

キタアカリ(左)は切り口が黄色く、男爵は白い。

表面が乾燥していて作業がやりづらいので、トラクターを持ってきて耕耘することにした。

境界側に道糸を張って畝立てをする。

畝立て後。

慣れないクワ仕事は腰が痛くなる。

レーキを使って平らに均す。

2列目からは道糸を使わず畝立てをしたが、思いのほか真っすぐにできた。

40cm間隔で種芋を並べていく。切り口を上にするか下にするかは個人の判断に任せる?

肥料に使った「万能型化成14-14-14」

種芋と種芋の間に肥料を適量散布。芋に直接掛からないように注意。

最後に覆土を施す。

3畝分の播種完了。昨年よりも量はやや多い。

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