6月18日(金)の
午前中に
玉葱(たまねぎ)を
収穫してきた。
天気予報によれば、
翌日から天気が崩れ
雨の日が続くということであった。
女房が
「この日を逃すとタマネギ掘りができなくなる」と声を掛けていた。
作付け面積は昨年よりも多い。
昨年秋に
苗を植えてから収穫はこの時期になる。今年は昨年に比べ
豊作と言ってよい。昨年は半分ほどが丸くならずに、
細長い形をした
変形タマネギになってしまった。
ラグビーボール形というか
そろばん玉というか
紡錘形が多かった。昨年は回りでも
「タマネギの薹が立つのが早い」と話題になっていた。今年は
まともな形のタマネギが多かった。自慢の
紫タマネギも上出来である。
昨年は
薄型コンテナに入れて
軽トラックで
物置ハウスに運び、並べて
乾燥させた。今年は
やり方を変えた。
茎を切らずに8個ずつ紐で束ねることにした。エンピロの古くなった
ワイシャツが役に立つ。前もって
ワイシャツを割いて、縛るための長さの違った
紐を作っておいたのだ。
「この生地は木綿なので滑らなくて縛りやすい」とは女房の弁。束ねたものをそのまま
乾燥させることになる。深い
コンテナに入れて運搬した。
形のやや悪いものは吊るさずに
薄型コンテナに並べることにした。今年は昨年の情報を基に、茎を
15cmほど残して
カットした。こうすれば、
新芽が出にくいという。また、
根っこは全て現地で
除去してきた。根っこは除去した方が
長持ちするらしい。納屋に運んだものを
単管パイプに吊るした。
紫タマネギ(赤タマネギ)はパイプハウス納屋に吊るした。
パイプハウス納屋は
温度が高くなるので
早く乾燥するはずだ。
新タマネギは
生で
サラダ風に食べるとシャキシャキして実に美味しい。
紫タマネギは早い段階で
試食をしてきた。
ドレッシングを掛けて生の
オニオンスライスで食べるのも美味しいが、
かき揚げもいい。タマネギの
料理方法、
用途はいっぱいある。夕食で収穫したばかりの生タマネギを食べたが
シャキシャキ感と
甘みが堪らない。
スーパーで買うタマネギの比ではない。
一昨年、
芽が出ないようにする方法を
ネット検索で見つけたが、1年も経つと忘れてしまう。その
サイトでは
「茎を長めに切る」と書いてあったが、今年は思い出して実践した。後学のために、今年も記録しておくととしたい。
●収獲したタマネギは、1日〜2日ほど
天日に当てて、表面を乾燥させる。スーパーで見かけるタマネギは、
茎(軸)が2cm〜3cmほど残っていることが多いが、実はもっと長く残した方が芽が出にくい。目安としては、
10cm〜15cmほどの長さを残し切るようにする。
軸を長く残すことで、外の
気温や湿度、
光の影響を受けにくくなり、 芽が出る条件が揃いにくくなる。ただし、軸を長く残した分、軸の
水分が残る。軸に水分が残ったままにしておくと、そこから傷んでしまう原因となるので、できるだけ
乾燥させ、湿気が入らないようにする。
●根を酢につける
タマネギを収穫した後、天日にさらして
乾燥させ
根を切る。この時、一般的には根をギリギリまで切るだけで済ませるが、
酢につけると良い。
今年も
酢を付けることはやらなかったが、また、忘れそうなので女房に伝言しておきたい。
なお、
ラグビーボールのような形が多いのは、
深植えしすぎが原因である可能性が一番高いという記事を見つけたが、昨年はどこの農家も
変形が多く不作だったらしい。今年はどこも豊作のようである。
【6月18日】

茎が倒れた時がタマネギ収穫の目安。

紫タマネギ

普通のタマネギ

茎を引っ張ってタマネギを抜く。

今年は形のいいものが多い。

現場で根っこを切り落とすことにした。

根っこをカットした方が保存が効くらしい。

エンピロの古ワイシャツで作った紐。木綿で扱いやすい。

8個ずつ束ねることにした。

形の悪いものは吊るさずに広げて乾燥する。茎を15cm残してカット。

マルチシートは集めて肥料袋に収納。残っているとトラクターロータリーに絡みつく。

単管パイプに吊るす。

薄型コンテナに並べて乾燥。

長いもやサヤエンドウと一緒に天ぷらにした。

収穫してきたばかりのタマネギを使った
かき揚げが実に美味しい。

スナップエンドウが最盛期。

この日は軽井沢ビールで乾杯
【6月14日】おまけ

カツオの刺し身にオニオンスライス。まいう〜w

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