このほど、
10年前に購入した
ミル付ミキサーを使う機会があった。使うのは
7年ぶりとなるか。
エンピロが
「せっかく『鷹の爪(赤唐辛子)』があるのだから、一味唐辛子を作ったらいいべ」と女房に話しをした。
女房が前に
保存しておいた
赤唐辛子があったからに他ならない。ただ、
自家産なので、やや
色が悪いものも混じっている。
筆者は
料理や食べ物に関しては、特に衛生・清潔を心掛けているので、乾燥させた
唐辛子ですら、1本1本きれいな
布で拭くことにしている。さらに、手を洗わないで
食品に触れることはない。女房もそのあたりは心得ているので、唐辛子を布で1個1個丁寧に拭いたはず。
以前は唐辛子の
赤い色と
黄色っぽい色とに分けてすっていた。今回は女房が一緒に混ぜてしまったようだ。
電源を入れると
唐辛子は気持ちよいほど細かくなる。
唐辛子といえば、
ダキさんが詠んだ
「冬来りなば 春唐辛子」が思い浮かぶ。雪の日が続いているが、
「冬来りなば 春遠からじ」とまではいかない毎日である。
我が家には
お茶がたくさんある。
葬式の
引き物が貯まっているのだが、
賞味期限が迫っているのもある。最近は
お茶の引き物が減ってきたようだ。元々
引き物のお茶そのものが決して旨いとは言い難い。安い商品ではないのだが、
エンピロも
女房も
舌が肥えているというか、美味しいお茶しか飲まない。
スーパーでやや高い
粉茶を買い求め
ブレンドして飲むようにしている。こうすれば美味しいお茶に生まれ変わる。
女房が
ミルを使って
お茶の葉を挽いた。それ自体でそれほど美味しくなったとは思わないが、
女房は
「お茶は飲むと出がらしを捨てるだけ。粉茶にすると全部飲むことができる。さらにお茶のカテキンや栄養も取れるから」と話す。これは試してみる価値はある。
【1月14日】

色の悪いものも混じっているが、いかにも自家製で味わいがある。


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