19日(木)は
前日の残りから始めることになる。30aのうちの残り
20aから始まる。ここから苗を少し少なくする。密植なので苗が濃い。他に
5.2aの圃場(旧苗代)がある。最初に
S育苗センターから苗を運搬する。苗代の圃場で
トラブルが発生。
植え付け部に苗床の土が固まって苗が落ちない状態であることがわかる。女房と一緒に
ドライバーなどで詰まった土を取り除いた。
ロスタイムが生じたが作業開始となった。
コシヒカリの
田植えが終わったが、苗もちょうよい具合に間に合った。
コシヒカリ122aの田植えが終了した。
陸回し(おかまわし)がいると、
オペレーターに専念でき、田植えは効率的に進む。我が家は
苗箱を圃場脇(畦畔や道路)に並べるないやり方をしている。
軽トラックから
直接田植機に積む方法を取っている。しかも
苗箱載せ台には1枚も
苗箱を載せないようにしている。なぜなら、田植機の株数を
45株に設定していると、
100m往復で
1箱弱を使うので、戻るたびに
6枚追加するだけでよい。これを
「エンピロ方式」と呼んでいる。前日
水を抜いたために、やや
硬くなっていて植え付けがうまくいかないところもあった。
最後の圃場の田植えとなるが、
遠く離れた圃場には
天のつぶを植えることになる。午後2時過ぎに田植え機を移動させた。ここで昨年から新たな試みをしたので付しておきたい。
県道を走行するので、
苗乗せ台の両脇に赤い布をつけて走行したのだ。
道路交通法により
170cmを超える
ハローについては
違反になる旨については昨年記事にした通り。昨年他の農家が
田植え機に
赤い布をつけて走行しているのを確認し、田植え機も
小型特殊車なので、エンピロも
赤い布をつけることにした次第。女房が
赤い布を見つけていた。
27年前とかなり昔の話になるが、
タンスの中にあった
岩田帯(戌の日に巻く帯)があったのだ。
ここの圃場は、朝のうちに
水の抜け具合を見にきて確認している。軽トラに
天のつぶの苗を
36箱積んできて田植えを始める。この圃場は
20aだが
台形の形をした
変形田である。
農作業がやりづらいのは想像に難くない。田植機が
Uターンすると泥が柔らかく
タイヤ痕が深く残る。最後にこの
枕部分を植え付けすることになるのだが、土の
凹凸(おうとつ)は激しい。植え付けも
弧を描いて
直線になっていない。本当に
厄介な圃場である。それでも
午後4時には全ての田植えが
完了した。
天のつぶは
4箱程度苗が残ってしまった。
空き箱を返還してS育苗センターの
スタッフの方々に
お礼を述べて帰宅した。Sセンターの水稲播種は
密植で
1株の本数も多い。来年は苗箱をもっと少なく注文してもいいかもしれない。
【5月19日】

この日も朝仕事で圃場を見回った。入口付近のでこぼこをカーキを使って均した。

アフター。

遠く離れた圃場の排水口を開けて水を抜いた。当日で丁度良い。

S育苗センターは水遣りを施してくれているので、運搬時、剝がれやすくなるが大勢に影響はない。

苗乗せ台には多く積まない。

苗代の田植えが完了。

コシヒカリは計算通りで苗を使い切った。

圃場入り口は後で均すことにする。

正午を回ってから天のつぶの苗を運搬。

天のつぶは4箱近く余ってしまった。来年は数を減らす。

午後4時過ぎに今年度の田植えが完了。赤い布を付けて走行。

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