恒例の
「江払い(えはらい)夏の陣」が
14日(日)に行われた。これは、毎年GW期間の
5月3日(固定)と
7月中旬の
2回、
生活用水と
農業用水の
堀さらい及び
草払いをするもの。
江払いは
生活用水がメインなので、
地区住民全員が
役務の対象となる。当集落だけでなく、同じ堰・用水を利用している他の地区でも一斉に行われる。
現在では
「農地・水・環境保全事業」が
「多面的機能交付金支払事業」と名称が変更になった。この江払いは、
環境保全の一環としてやっている事業なので、
記事カテゴリは
「農地・水・環境保全」のままになっていることをお断りしておきたい。我が地区は
「多面的機能交付金支払事業」に加入して
4年目となる。
区長が
午前8時に江払い開始について
放送を流し、午前8時過ぎには家を出て現地に向かった。
午前8時30分に現地集合開始となっており、
発地点(隣接集落との申し合わせにより出発点は毎年交換:今年は
奥の分岐点)に全員が集合し、
W区長、
農事組合長の
エンピロが挨拶した後、一斉に作業開始となる。準備するもの
(草刈機・フォーク・スコップ・カマ)は前もって
文書で割り当てられている。その文書が見当たらず、
フォークを持って行ったが、
区長から
「エンピロくんは草刈機になっているはず」と言われた。
女房に電話を入れ
草刈機を持って来るように頼んだ。ほどなく女房が
軽トラでやってきたが、前日転作田の
草刈りをやって
燃料が不足したままだった。結局家に戻って
燃料を補給してくる羽目となった。
夏の江払いは
農事組合が
主体となって実施している。2日前に
お茶や
スポーツドリンクなどを買い求めてきた。
保冷庫に冷やしておいたものを持って来ることにしておいたので、家に戻ったついでに運ぶことにした。途中
休憩用の
500ミリリットルの飲み物と
おみやげ用の
2リットルの
ペットボトルを用意してある。現地に戻らず、途中休憩する場所で
草刈りをしながら待機することにした。
この堰・用水の取水口で水量が調整されている。掘りに落ちた草が流れやすく、ちょうど良い具合だ。
草刈機部隊は
7人で構成されているが、
フォーク隊が次に到着し、最終の
カマ部隊(5人)が到着するまで
15分以上掛かった。準備した
冷たいドリンクから好きなものを選んで
休憩をとる。休憩の後は
集落入口までの工程となる。距離も短く簡単に終わるかと思ったが
予定外の作業が待っていた。、
この場所には昨年植えた
「多面的機能交付金支払事業」の
花壇がある。
防草用シートの回りの草を刈っていたが、結局防草用シートをはがすことになった。そしてシートを畳んで
保管することにした。
花壇の草刈りを終えて解散するころは
午前11時になっていた。全員が
2リットル(一部1.5リットルあり)のペットボトルの
飲み物を持って帰路についた。なお、防草用
シートと
シート止め具は
再利用するので、多面的機能交付金支払事業代表の
Jさん宅の納屋に保管することにした。

今年は奥の分岐点から作業開始。

草刈り部隊が先頭を行く。

農道に沿った田持ち(受益者)がすでに側溝際の草刈りを施してくれていた。

エンピロは飲み物を準備しながら休憩場所付近の草刈りをして待機。

草刈り部隊が到着し一服する。

休憩用ドリンク。好みがあるので種類を多く揃えた。

高齢者が揃ったカマ隊がようやく到着。草刈り部隊と20分の差があった。

急きょ花壇のシートを剥がすことに決定。

防草シートの剥がしと畳み方にかなりの時間を費やした。

特別草刈り班の応援もあり、作業はスムーズに進んだ。

草むらにいた
シマヘビを手で持ち上げるTHさん。それを見て逃げたエンピロが転倒したが怪我をせずに済んだ。

最後に区長が挨拶をして解散。さらに、エンピロ農事組合長が「おみやげ用のペットボトルドリンクを持って行ってください」と声を掛けた。

おみやげ用ペットボトルはお茶を中心に何種類かを揃えた。

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