8月13日に
女房と
郡山市湖南町にある
布引高原に出掛けてきた。実に
7年ぶりの訪問となる。以前は
女房や
娘を誘ってよく訪れていたものである。毎年
8月最後の日曜日に
「郡山布引風の高原まつり」というイベントが開催されてきたが、今年は
新型コロナ感染防止対策で
中止となった。早いうちに
中止の情報は得ていたが、
高原大根や
キャベツを買い求めるという目論見もあった。残念ながら野菜などの
直売所はオープンしていない。駐車場もそれほど混雑してはいなかった。
お盆期間と言えども
外出を自粛している人が多いせいか、観光客の数は思いのほか少く思えた。
布引高原は
湖南町赤津地区から
約10km入ったところで
標高1,000mの高台に位置する。眼前に
ひまわり畑が広がるのだが、丈も低くまだ開花していなかった。以前は
お盆時に
開花しているところがあった。
播種が遅かったのか生育が思わしくなったのか定かではない。さすがに
標高1000mともなると涼しく感じる。まさに
避暑地である。
ヒマワリは
開花時期をずらして播種している。返す返すも
開花がゼロではショックが大きいというもの。それでも遠くに
猪苗代湖を望み、
風力発電の巨大な
風車を眺めただけで爽快である。風車は全部で
33基聳え立っている。羽がゆっくりと回転している様は何回眺めても気持ちがいい。本体の高さが
60mで、羽を含めると最大で
95mの高さになるが、近くで見るとスケールの大きさに驚く。
筆者は風力発電機(風車)が
完成したばかりの
13年前に訪問している。13年も経過すれば、
メンテナンスの経費も大変なものに違いない。布引高原は新たな
一大観光名所になっているが、北海道の
美瑛を彷彿させる雄大な眺めに誰しも感動するはず。拙ブログでも何度か
紹介している。
娘は高校生の頃は
「何回訪問しても飽きない」と話していた。
ヒマワリを見学して、そして
高原大根と
キャベツを買い求めに再度訪問したいと思っている。収穫したばかりの高原大根とキャベツの美味しさは別格である。
スーパーに売っているキャベツはどうして甘くないのかと言えば、
店頭に並ぶまで
甘みが抜けてしまうからだと店員が話していたことが懐かしい。
展望台には足を運ばなかったが、
360度の
パノラマを満喫することができる。展望台からの回りの景色を眺めれば、大半の人が
北海道にいるような錯覚に陥ることだろう。是非とも訪れてみてはいかがだろうか。
山を下りてから
福良地区にある食堂
「大阪屋」を目指した。今まで何度か訪れている。
カツ丼や
ラーメンが美味しいと評判の店。昼時間を過ぎても外に待機している客が目に入る。
駐車場に車を止めて待つことにした。今回
エンピロがオーダーしたものは
「カツカレー」、
女房は
「味噌ラーメン」。
小鉢をもらって味噌ラーメンも味見をさせてもらった。
モチモチっとした
食感で美味しい。希望によって
固めに茹でてもらうこともできるという。ごはん、ヒレカツ付きの
「ラーメンセット」もあるようだ。今度はカツ丼を食べに行くことで女房と意見が一致した。

駐車場にある案内板

遠くに猪苗代湖が見える。霞が架かっていてやや見にくい。天気が良ければ磐梯山も一望できる。

コスモス畑にはわずかにコスモスが咲いていた。

高さ60mを誇る風車。羽を含めれば95mにもなる。

国有地払下げの碑。

高原大根の葉っぱが広がる。いつ収穫になるのだろうか。

きれいに土寄せがされている高原大根。

どこを見回してもヒマワリは開花していない。写りが暗い。

黄色い花にチョウが止まっている。撮影してくれとイワンばかりにポーズを取っていた(おぃおぃ)

チョウは何羽もいた。

雲が多すぎ。

外に並んで待っている組があった。順番待ち表に名前を書いて待機。

使用した割り箸やティッシュは袋に入れておくことになっている。コロナ感染対策が行き届いている。

カツカレー。もう少しカツが大きくてもいい。

味噌ラーメン。モチモチ麺でやや柔らかいのが特徴。希望でやや固めに茹でてもらうこともできる。

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