2017/6/22

帝国大学 天野 郁夫  読書(感想、気になる本)

宮廷、と言えばエリートとして一気に場の中心になれる特別な肩書き。

「学歴なんざ関係ねえ」の含意には学歴エリートへの牽制となんとか自尊心を保とうという自己防衛が見受けられます。


そんな特権エリートの帝国大学の歴史をあらゆる視点から書かれているのが本著。

帝国大学解体以降はまた別の本が必要。

その帝国大学時代の話題だけで一冊の本ができる程話題豊かかつネームバリューが高い。

これからも帝国大学出身者の國で生きて行く事が強いられる、なんだか嫌な気持ちになりました。

今までもそうでしたが、現実直視はなかなかの体力が必要です。
0

2017/6/22

いじめの構造 内藤朝雄 感想  読書(感想、気になる本)

学校という治外法権とでも揶揄すべき閉じた空間での実例を交え、

・いじめの種類
・いじめ被害者の種類
・いじめ対策

について書かれています。



僕は「タフ」に分類します。

タフとは。

いじめに耐えるために「自分は理不尽な環境にも耐えられる」と自己内心を強化。

「精神的に強くなるからいいんじゃね?」と思われがちだが、大きなマイナス点を理解しなければならない。

<<プラス>>

・今後精神的負荷を強いられる場面でも「あの時自分は耐えた」という自負心から我慢できる。

<<マイナス>>

・他人が同じような目に合っていると「頑張れ、これを乗り越えれば強くなれるぞ」とタフを強制。
・弱音を吐いている人をみると「自分の方が理不尽な体験をした」と共感せず見下す。
・「なんでこんなことも耐えられないのか」と自分がいじめられたことを相手にする。
・「自分はタフになった」と思いきや、いざいじめられた記憶と直結する出来事に遭遇すると、恐怖に飲み込まれる。



いじめをなくすためには、「他人の自由を認める」ということ。当間の事なんですけどね。

いじめをする理由の多くは「気に食わないから」というもの。

相手の行動や容姿に自由を認めないんですね。


「相手の自由を認める世界」と「認めない世界」の縮図を説明していますが、これも納得できます。

「変だな、いや変だなと考える自分が変だ!」なんて思わずに「変だな。」で終了。

「変だな、なんでだろう?知りたい。」はいいのかも。そこから始まるのが出会いでもありますし。

ただ人間は「目線」「仕草」「症状」で嫌悪なのか軽蔑なのかを察知する能力があるので、人間付き合いは慎重に。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ