2019/4/25

少女革命ウテナ 感想  1日まとめ記事

全話視聴。

短文感想は

「面白い、同類を上げることが難しい特色強いところに惹かれる。」





同監督作品の「輪るピンクドラム」はすでに視聴済みで「似ている」と納得。

似ていると感じたのは物語・構成です。

ずっと真剣に見ていたわけでもなく作業の合間合間に見ていたので熱く的を射たことは書けませんが。

深く考えようとするほど理解に苦しむ、展開が散漫で帰結を見失う。

この手の作品はどんどん具合が悪くなり批判的になるんですが本作はそうならずに。



◼ピンクドラムについて

僕がピンクドラムを「難解」と評価する所以を説明します。

登場人物達の感情の機微、誰が死んだか生きていたとかはわかります。

わからなかったのは各々の目的、特殊設定の定義です。

目的がわからないため「無駄死に」と思えたり、特殊設定のルールが理解できなかったので「いつでも実は生きていた、復活したとかできそう」と思え緊張感をつかめませんでした。



●世界観を掴めなかった

ラストまで見ましたが「ハッピーエンドっぽい・・なのか?」という曖昧表現を2つ掛け合わせてしまう戸惑いを覚えました。

観賞中巡り巡った思考の着地点を見つけ出せず「OPがすごくよかった」みたいな単純感想しか生み出すこともできず。

「深掘りして理解したい!」という欲求が生まれなかった、それまでの作品だとも言えます。

なので「面白い」という人も理解できず、出会うことができたならば「どこが?」を徹底的に聞き出したいです。






◼ピンクドラムと比較感想「ウテナ」

そんなピンクドラムと比較して本作の感想を語るとすると、「難解だな」と思える範囲がかなり狭い。

世界観、設定は理解できませんでした。分かりそうで分かりづらい、ピンクドラムよりか追求すると掴めそうな具合なんですがやぱり難解。

まぁ簡単に書くと「え?結局なんのために戦ってたの?」とファンからすると「表にでろ」と恐喝されてもおかしくない理解力。


それ以外、登場人物達の目的は結構単純なので理解しやすく、非現実的な独自の世界観は「こういうものなんだよ!」と劇中で力技でねじ伏せているので「深く考えなくていいんだ」と余計な思慮を防げました。

●ギャグ回ありがたし

地味に助かっているな、と思えたのは「ギャグ回」の存在。

どうしようもなく現実とはかけ離れまた劇中からもかけ離れている話なためコーヒーブレイクというか「この作品は気軽に楽しもんだよ」と教えてくれました。


●一定のパート構築「お決まり」ありがたし

各話基本パートでの構築により単純化されているのも救いです。

「ごうがーい」でお馴染みの人形劇パートは「意味は理解できるが頭を悩ませる」ものばかりですが「ああまたこれか」というような「スルー」を容易にでき。

歌舞伎みたいな感じでしたね。よ、待ってました!と。



●キャラ達の個性に惹かれたおかげ

ピンクドラムと大きな違い、決定的な違いは「キャラに対する愛着」です。

「かっこよさ」のレベルが段違い。

主要キャラの年齢はほぼ同じなのに「ガキっぽさ」が希薄。

前を任せられる、強い自立心を感じ取れるカリスマ性。

突拍子も無いキャラ設定。半裸で稼働中の車のフロント上に乗ったり、急に自転車男二人乗りしたり。

戦国BASARAと同じ引き込まれかたですね。突き抜けたキャラ設定は受け入れられると好印象を持てる。




◼総評


どんな話?と聞かれると

「自分の王子様を探し続けると同時にカリスマ性溢れる個性キャラ達に求められる女性主人公の学園物語」

です。

バトルものは「個性的で人気キャラでも死ななければ緊張感が生まれない」というジレンマがありますが、「胸に飾ってあるバラを散らせば負け」システムはそれをクリアしかなり良いですよね。

歪な設定も押し通せるほどの世界観構築。

この監督作品に惹かれるかどうかは「キャラに好意を持てるかどうか」です。




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