2019/7/16

万引き家族 感想その2  1日まとめ記事

最近あらゆる感想を分けているのは、書いた後もう少し描きたいなと欲が出るのと、一度で書き切ろうとするとまとまりがなくなり書く気が失せてしまうからです。


万引き家族感想その2。

主人公の男・女カップルについて。リリーフランキーと安藤サクラ。

「本来の家族から見捨てられた子どもを拾い家族として受け入れる心温かい人」

というのが映画をみていながらの感想ですが、鑑賞後時間が経つと

「己の惨めさ、孤独さを手っ取り早く紛らわすための手段に捨てられた子どもを利用」


実際子ども達は安心できる場所を提供されたわけなので「これでよかった」と思うべきなのかもしれませんが。

本作がすごいな、と思うのはこうやって考えれば考えるほどお題が表象へ浮き出てきて「え・・と、家族ってなんなんだろう?」というみんなが知っているはずだがよくわからない概念と鑑賞者を向き合わさせる。





僕は集団というのはごっこ遊びだという変な見方をしています。

というか、そう思わないと自分がやっていけない。

僕は超わがままなので、歴史がなく「なんとなく」決まったルールとかには従いたくない。

しかし従わなければ浮くわけです。浮くと攻撃対象にして良いという許可が暗黙の了解でくだるわけです。

小さい女の子のおままごとで砂場なのに室内という設定だから靴を脱げ!と同レベルとしか思えないんですよ。


だからごっこ遊び。上司役と部下役が配置されていてなんか綺麗なお姉さん役もいて・・と。

実際役者さんに多いんじゃないですかね。会社はごっこ遊びにしか思えないから、それなら俳優になってそれを演じるほうがいい、というような。



万引き家族内で拾われた子ども達は、家族ごっこ遊びができない親の元で育てられたり、また子ども役として演じられなかった。

そんな息苦しさ、実際虐待を受けていたわけですが、そこから逃げ出してちゃんとごっこ遊びできる人たちに拾われた。


書いていて思い出したんですが、どろろのエンディングは「さよならごっこ」でしたね。

世間を冷ややかな目で見てる俺カッケー、じゃなくて実際他人とコミュニケーションを取る時はなんらかのごっこ遊びなんですよ。

「こういう態度とればいい先輩にみえるかな」とか、舐められないかな、とか。

人は自分のごっこ遊びを楽しく受け入れてもらえる人たちのところへ行けばいいんですよ。


ごっこ遊び。






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