2021/2/9

海外ドラマ ブレイキングバッド/エルカミーノ 感想  1日まとめ記事

2008年から2013年、ドラマ版ラスト直後からの続きの劇場版はなんと2019年。

かなり人気の作品、本作に熱い気持ちを抱くファンも多く「海外ドラマといえばこれ!」と定番化している作品、という印象。

そう考えると2019年の劇場版の一報を知らされたファン達の心境を考えるだけで胸熱。



だけど、個人的には評価低めです。面白かったけど、残念だな、と思った部分があり。

以下ネタバレ有り感想。





ティコの親戚の兄弟2人が死亡するまでは「かなり」面白かったです。

そこから徐々に「ジェシーの馬鹿さ加減」が増していき「脚本家が迷走した」「人気作で予期せぬシーズン更新を上層部に求められ無理矢理作ったエピソード」とかとか、そう憶測で不満が募ってしまった。

「ジェシーの馬鹿さ加減」の増加は「ただの演出ミス」と思わざる得ない。

復讐のため殺人未遂を犯した後に「俺は人を殺したくない!」と言われても「保身のための嘘」だとしか思えないけど、物語内では「マジ」なんですよね。

「脇役なら瞬殺レベル」の過ちを何度も犯しても「次はないぞ」「まぁジェシーだから」で済まされると「あ、こいつ絶対死なないな」って鑑賞モチベに大切な緊張感を失ってしまった。



作品内でちゃんと理屈があって納得させる言動をするウォルターが「酒に酔ったから」「致命的な発言をする」というのは、本当に残念でした。

「そのウォルターだからこそ」の味かもしれないけど、ウォルターにすれば爪が甘すぎるし「もういいよ早く捕まれよ」って応援する気が失せました。




ジェシーの馬鹿具合の度が過ぎてしまったと製作側が気づいたのか、今度はジェシーがまともになりウォルターがイカれ始めるんですよね。

「ガンが脳に転移した」みたいな裏設定がないと納得できないレベルでした個人的に。




毎週おっかけていた当時の視聴者と、完結後に一気見するとでは感想が大きく変わるのは仕方ないこと。

一気見すると「粗」が発見しやすくなるんですよね。

長期のドラマは「内容の面白さ」よりも「習慣化による安心感」が見る理由となることもありますし。




思いの外人気がでてしまいストーリーを予定よりも伸ばした。

それにより展開のための「ヘマ」が仕様もなく無理矢理な感じに。

キャラクター達が物語延命の犠牲になってしまった。

ウォルターも死なないでよかった。

勝手な憶測ですが。



ドラマ版最終話直後から始まる劇場版「エルカミーノ」はかなりよかったです。

完全に「5シーズン全て見た人のみしか楽しめない内容」と振り切っている。

ジェシーの修羅場を何度も経験した故の「生きていくためのずるさ」と「覚悟」がドラマ含め一番伝わってきた、丁寧な作りでした。

ドラマ版は長さを1/3にしたらちょうど良いくらいの薄い内容に思え不満だったけど、ご褒美というかちゃんと面白さを享受できたのがよかったですし「ドラマ全部見てよかったー」て達成感もありました。


すごく面白い!ていうわけじゃなかったけど、序盤で惹かれた「ジェシーらしさ」がちゃんと演出してあってよかったな、と。

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