9月25日(土) 石川県と岐阜県に跨る白山(2702m)の登山道整備のため、標高約1200m地点まで登ってきました

「白山の自然を考える会」のプログラムで、白山市白峰地内 市ノ瀬(いちのせ)という所から徒歩2時間程度にある段差箇所を修復します。作業内容は現地材を活用した「近自然工法」という方法で、主に浸食によって発生した段差を解消する作業です。
私は今回初めての参加だったので、材料運びのお手伝い位しかできませんでしたが、微力ながらも作業に関わることができてよかったです

ここが「チブリ尾根登山道」の入り口です。手前に敷いてあるのが外来植物対策用のマットです。靴の裏についている植物の種を落とします。

チブリの森へようこそ!ここは豊かな水を蓄えたブナ原生林です

ハコネサンショウウオが生息しているきれいな湧き水です

登山口から2時間近く登った所に、丸木が崩れて段差が大きくなった箇所があり、修復しました。私はリーダーさんや会員さんのやり方を見て勉強したり、木材や道具を運ぶお手伝いをしました。

こちらも大きな段差を解消するため、丸木や石を組み合わせてかさ上げした後、固定しました。私は周辺に落ちていた小枝を運んだり、杭打ちに使う道具を渡したりしました。

作業が終わり、白山を眺望しながら昼食を食べました。正面に向かって左側が加賀(石川県)、右側が美濃(岐阜県)、後ろが越前(福井県)で、それぞれ禅定道があることも教えてもらいました。白山の頂上には溶岩ドームや神社の祠も見えました。

下山途中には珍しいキノコが!硬くてまるで貝殻みたいです。

秋晴れの休日、とても充実した一日を過ごすことができました

初めて白山に登ることができて嬉しかったです。
いつかは頂上まで登ってみたいです!


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