2019/3/4

米朝首脳会談というプロレス・・・あまり期待していない韓国人  時事/金融危機
 

■ 焦った方の負け ■

TVや新聞などは、ベトナムでのトランプと金正恩の会談に相当期待する様な報道をしていましたが、結果は物別れ。

「ミスター・キム、北朝鮮の利権を山分けしようじゃないか」
「プレジデント、山分けの具体的な比率は?」
「7:3でどうかな。勿論7は我々だ」
「いいえ、5:5以上は譲れません」
「そうかい、じゃあ、今回のディールはこれでおしまいだ。」

こんな妄想を膨らめてしまう陰謀脳ですが、取引は焦った方の負け。

実際には、関係改善後に金体制をどう維持するかが問題となる訳で、アメリカが手の平返しで金体制の崩壊を仕掛ける可能性が有る限り、金正恩は譲歩をチラつかせながらも、核兵器というカードは手放しません。

会談直前に米議会公聴会で、トランプも元弁護士のコーエン氏が「人種差別主義者」で「詐欺師」で「ペテン氏」と、トランプの事を罵っていた事も、影響が無いとも言えません。トランプが北朝鮮との関係を改善した後に、美味しい所は別の誰かがさらってしまう結果は避けたいでしょう。再選の為にも、北朝鮮カードは決定的なシーンで切りたい。だから、今回は無し。


■ 韓国人の友人は醒めた目で成り行きを見守っている ■

飲み仲間の韓国人の友人に「米朝会談、残念だったね」とネタを振ると、「じぇんじぇん、期待して無かったよ」「いつもの事、いつもの事」と醒めたものでした。

関係改善に熱心な韓国政府と異なり、国民は他人事といった感じ。まあ、南北の当事者では無く、アメリカが両国の行く末を決めるのですから、他人事と言えば他人事なのでしょう。

■ 米朝首脳会談の物別れや、コーエン証言など興味の無い株式市場 ■

世界情勢や社会情勢に全く興味が無いのは株式市場も一緒。興味が在るのはFRBの利上げだけ。

終末、米朝やトランプのバットニュースが流れ、米中貿易摩擦も激化する可能性が有るにも関わらず、株価は日米ともに上昇しています。

「3月のFOMCでの利上げは無いであろう」という楽観が先に出た形で、きっと直前になると、利確の売りが出るハズ。

市場にとって様々な経済指標も、失業率も、世界情勢も、マネーゲームのネタに過ぎず、椅子取りゲームの末期の市場では、期待先行ですが、強気は直ぐに弱気に転じます。

■ ジャンク債市場を支えるジャパンマネー ■

先日、コメント欄で「農林中金の資金がジャンク債市場を支えている」という記事をい紹介頂きましたが、どうやら地方銀行も同様の様です。

金利がゼロに張り付いた日本では金利が得られませんから、独自の資金運用の手段を持たない、或いは運用ノウハウを持たない日本の金融機関は、金利に吊られて、かなりリスクを取っている様です。

これらの資金が、停滞すると昨年末の様にジャンク債市場の相場が下落し、新規起債がほとんど無い状況になりますが、再び、日本の資金がこの市場に流入して、今年に入ってからジャンク債市場が活性化しています。

何れにしてもFRBの利上げの影響をダイレクトに受ける市場ですから、大方のプレーヤーは既に資金を引き揚げています。後はリスクを承知で群がる魑魅魍魎が日本の資金をカモにして終わるのでしょう。

■ 偽りの安定 ■

昨年末からの値下がりから戻りが鈍い日本株を後目に、米株は値を戻しています。これをして、バブル崩壊はマダマダ先の話・・・と安心していると危険です。

こちらも椅子取りゲームの最後のマーチが鳴り響いている訳で、気付けば回りは怪しい輩ばかりが踊っていたなんて事になっているのかも知れません。(妄想ですが)


ヘッジファンドですら利益が出せずに解散している状況で、「バブル崩壊なんて来ないじゃないか」と言っている方達は、かなりの勇者か楽天家だと、感服するばかり。

賢者はそろそろ防衛の準備は終わった頃かと。
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