2019/4/21

都内「最凶」と言われる風張林道を倒して来た・・・返す刀で都民の森も  自転車/マラソン

■ 都内最凶と言われる激坂「風張林道」に挑む ■

ゴールデンウィークのアドベンチャーライドのチャレンジしようと思い、脚を鍛える為に「都内最凶の激坂」と言われる、「風張林道」にチャレンジして来ました。

奥多摩に有る標高1000mの風張峠には、普通は桧原街道を直進して「都民の森」経由で行くのが普通。これはこれで10%を超える坂が続き距離も長いので難易度の高いコースです。しかし、風張峠に直登する様な林道が有ります。「風張林道」は4.2kmで492m登るコースで、平均斜度は11.7%。最大斜度は20%を超える「超激坂」。ヒルクライムのラスボス的な存在。(関西には「暗峠」という超ラスボスが存在しますが)

流石にシングルバイクでは無理なので、ヒルクライム用に手に入れたBASSOのASTRAで挑みます。

■ 武蔵五日市って意外にアクセスが良い ■

土曜日の朝、6時前に浦安を電車で出発して、武蔵五日市の駅には7時55分着。意外にアクセスが楽な印象です。ただ、早朝とは言え、東西線も五日市線のホリデー快速も結構混雑しています。本日は後輪も外して、鉄道ルールを守っての輪行。

早朝にも関わらず、五日市の駅はハイキング客で賑わっています。近くのコンビニでは、ロードバイク乗りが数人、朝食を食べていました。

駅から、都民の森のヒルクライムの出発点である檜原村役場先の交差点までは約10km。意外にアクセスが良いですね。

■ 脚を温存!! ■

初めてのコースなので、檜原村役場まで誰かの後ろを付いて行こうと思いましたが、前を走っていた方は「ガチ」な人でした。緩い登り坂を30km/hオーバーで走っています。着いて行けないスピードでは有りませんが、ラスボスの前に脚が売り切れたのでは本末転倒なので、信号で追いついた時に、簡単に道順を教えてもらしました。「道なりに真っすぐ」だそうです・・・。

しばらく走ると、自転車乗りのブログで良く見かける橋を越えます。檜原村役場は近い。

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役場を越えるとT字路に突き当たります。「都民の森」へは左折しますが、「風張林道」へ行くには右折します。ほとんどのローディーさんが左折します。

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ドーナツと豆乳が有名な豆腐屋さんは、時間が速すぎるので開いていませんでした。

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渓流沿いの道をアップダウンを繰り返しながら、少しずつ登って行きます。秋川渓谷周辺の桜は今が盛り。道沿いや山中で見事な花を咲かせています。ウグイスの鳴き声が響いていますが、千葉のウグイスとは鳴き方がだいぶ異なります。タニワタリの部分が、ケチョケチョケチョでは無く、様々なメロディーで歌います。

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■ トラップに注意!! ■

しばらく走ると変速十字路に突き当たります。「キノコセンター」を目指すのが鉄則なので、ここは正面の道をチョイス。ここから斜度が徐々にキツクなります。本日は「ラスボス攻略」が目的ですから、脚を使わず、地道に「レベル上げ」に徹します。

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しばらく走ると、ブログなどで良く見かける「風張林道」の入り口が現れます。・・・・だけど何か違う。路面に〇スタンプが押されていて、写真で観る激坂入り口とちょっと雰囲気が違う・・。ネットで調べると、これ「トラップ」だそうで、初心者の多くがこれに引っかかるらしい。危ない・・・。

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ここから先は斜度がグンと上昇して、10%越えがバンバン出て来ます。これ、風張林道に入る前に結構本格的なヒルクライムコースになっちゃってますけど・・・。渓流沿いに民家が散在する、とても趣のある道をしばらく進みます。

五日市から20kmを過ぎても林道の入り口に着きません。道を間違えたかなと思い、引き返そうかと思っていると、二人組にローディーさんが負い越して行きます。「風張林道はこの道で良いですか」と尋ねたら、「そうだよ、真っすぐ。もう直ぐだから」とのお答え。

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しばらく走ると、ようやくネットで目にする「風張林道」の入り口に到着します。先程のローディーさんとしばらく雑談しますが、彼らは今月3回目だそうです。スラリとスリムで、いかにもヒルクライマーって感じ。

攻略法を伺ったら「きのこセンターまでがキツイから、ここを頑張り過ぎない様にすれば、後は楽になるから」とのアドバイスを頂きました。「でも、結構キツイよ・・」とニヤリとされた後に、ヒラヒラと坂を登られて行かれました。

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■ ラスボス攻略!!■

(ここからの写真は、下る時に撮影しています。足付きしたく無かったので。)

しばらくして、私も風張林道を登り始めます。いよいよラスボスにチャレンジです。ここまで、地道にレベル上げに徹し、何か所かのトラップを慎重に超えて来ました。満を持しての挑戦です。

アレ??・・・意外に楽だぞ・・・・。10%無い様な・・・・。

しかし、楽なのは初めだけでした、ゆるくカーブを曲がると、斜度は12%、14%、16%と容赦なく上昇して行きます。(サイコンが安物なので体感斜度ですが)

蛇行する程では有りませんが、ダンシングでキレイにペダルを回すのは無理。ゴロン、ゴロンという、今にも止まりそうなペダリングが続きます。

すると、前方から選挙の街宣車が2台・・・・。足付きをしたく無かったので、狭い道の脇に逃げますが、小石がゴロゴロしてトルクを掛けると滑ります。もう少し、車を反対側に寄せてくれても良いのに・・・そう思いながら車中を見ると、候補者と思しき人が、ニヤニヤとこちらを見ています。「お前、落選決定!!」と心の中で、密かに「呪い」を掛けます。

どうにか車をやり過ごすも、斜度は緩くなる事は無く、空へと延びています・・・。

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一番斜度がキツイと言われる「きのこセンター」下、18%程度が続きます。シッティングとダンシングを織り交ぜながら、何とか登ります。蛇行したい所ですが、切り返しで前輪が浮きそうになるので、ジワリジワリとペダルに力を掛けます。

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激坂をクリアーして、ようやく「きのこセンター」の平坦部に到着。脚を付きたく無いので、先に進みます。

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すると、道が二股に・・・。迷わず広い方を選択したら、直ぐに行き止まり。脚を付かずにギリギリでターンして、細い登り坂に入ります。実は正式な「風張林道」の始点は、この場所だそうです。
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「きのこセンターから先は楽になるから」っと聞いていたのに、斜度は普通に14%程度有ります。どこが「楽」なんだろうと???

凶悪な匂いのするヘアピンが見えて来ました・・・。対向車が無いので、外側を通れば大した事無い斜度ですが・・・。

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さらにヘアピンが・・・。これが有名な「巻貝」ですね。ここもアウトからクリアーします。インを通ったら確実に前輪が浮きますね・・・。

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ここから先も、ほぼ10〜14%が絶え間なく襲って来ます。脚が消耗しているので、結構ツライ。

後少し、我慢だ!と自分に言い聞かせ、ようやく「東京のマチュピチュ」と呼ばれる絶景ポイントに到着。普通に山の景色ですね・・・。

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この先も斜度は緩む事は有りません。ラスボスの猛攻が続きますが、次第にバイクの音が大きくなって来ます。奥多摩周回道路が近づいているのです。

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バイクの音がかなり大きくなったと思ったら、唐突に柵が出て来て林道は終点となります。・・・あっけない幕切れです。

アレアレ、ラスボスってこんなモンなの・・・・と言うのが率直な感想。脚も攣らなかったし、これならシングルギアーで登る鹿野山や大福山の方がキツイかも知れません。

柵の切れ目に階段を見付けました。降りて行く途中で先行して行かれた二人組のローディーさんが、休息を終えて出発される所でした。軽く挨拶を交わします。「どうだった?」「完全にネタですね。笑っちゃいました。」

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写真を撮る為に、林道に引き返します。下りは、ほぼブレーキを掛けっぱなし。ただ、転がり落ちそうな恐怖感は無いので、激坂の斜度としてはカワイイ方では無いでしょうか。

鴨川の魚見塚展望台の裏の激坂とか、内房岩井の富山などの「ヤバイ」感じはしません。道も千葉の林道に比べれば相当にキレイなんので、登り易いし、下り易い。

「東京最凶の激坂」と言うから、どんなに凄いのかと思い恐怖していましたが、意外に「普通」で「ムリゲー感」は皆無。

■ このまま帰るのは物足りないな・・・ ■

このまま五日市に戻ると50kmしか走らない事に。獲得標高もたったの1000m・・・・。物足りません。

そこで、せっかく遠出したので、「都民の森」経由で風張峠にもう一度登る事にします。役場前の戻るまで、桜と風景の鳥のさえずりを満喫します。

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役場横のスーパーで補給をして、いざ、「都民の森」に出撃です・・・とは言え、脚はだいぶ消耗しているので、省エネ走行で無理はしません。

途中、「人里」というバス停のしだれ桜があまりに見事なので、停車して写真を撮ります。しかし「人里」って地名・・・シュール。ここを越えると人外の地だったのか・・・。

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都民の森へのルートは登り下りを繰り返し、距離も有るので結構脚が疲れます。後半は10%なんて看板も出て来ますが・・・・風張林道を走った後では「10%って平地だよな・・・」って感想しか有りません。とりあえずサドルに座ってペダルを回していれば、10Km/h程度で機械的に登って行きます。桜がキレイだったので、片手運転スマホで撮影する程度には余裕。

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昔の料金所の所から向かいの山肌を折り返して登る道が見えます。ウエー、あんな所まで登るのかよ!!と一瞬思います。

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料金所で休んでいた若者二人が後ろから追いついて来ます。抜いてもらおうかと思ったのですが、後ろに並ぶ様子。

横浜か来たそうで、ロードバイク歴は1年だそうです。ただ、MTBには長く乗っていて、横浜は坂が多いので、坂は辛く無いとの事。その後ろはロード歴2週間のルーキー。

「いおおい、2週間で都民の森に連れて来たら、トラウマになっちゃうだろう」と言うと「彼27歳で若いから大丈夫です」だって。「27歳だったら大丈夫だよね。登りで回復しちゃう歳だ」などとジョークを言いながら、楽しく10km/hをちょっと切るペースで、都民の森までラスト3kmを登ります。

彼らは都民の森で休むと言うので、私はそのまま風張峠を目指します。始めてのコースなんので、何処がゴールとも分からずに、あっけなく峠に到着。

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■ 本日一番の激坂 ■

下りは、バイクが多いので気を遣います。バイクの邪魔にならない様に左側に寄りますが、コーナーでバイクにアウトを塞がれると結構怖いですよね。とにかく・・・バイク邪魔。峠は自分の脚で登れ!!


しばらく下ると桜が川の両側に咲き乱れる絶景ポイントを発見。赤い橋がオシャレ。

と言う事で、桜並木を川まで下りてみます。実は、ここが本日最大の激坂。下りも、登りも神経を使いました。


■ またチャレンジしたい ■

風張林道と、都民の森をやっつけてて、五日市の駅まで戻ると丁度、走行距離は100kmでした。獲得標高は2000m程度。

朝6時の電車に乗って、6時には浦安に着いていましたから、意外にアクセスは良かったです。電車賃も2000円弱と、鴨川の片道と大差有りません。

これなら、又、ダンジョンに出かけるのも悪く有りません。いえ、是非、又チャレンジしたい!!



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2019/4/17

住宅ローン金利・・・世界経済を予測すべし  時事/金融危機
 
 
■ 日銀は永遠に出口戦略に入れない ■

日銀の黒田総裁が出口戦略を口にする事がほとんど無くなり、むしろ追加緩和の余地を語ったりしています。

日銀は年間80兆円の国債を買い入れると発表していますが、実際の国債買い入れ額はだんだんと縮小されており、現在は年間40兆円程度となっています。これは、明らかな「テーパリング」であり、出口戦略です。しかし、黒田総裁はこれを「出口戦略」と認めません。何故なら、彼が「出口」と口にするだけで、国債市場も株式市場も大混乱するからです。

■ ゼロ金利国債では財政赤字は拡大しない? ■

政府は日銀の間接的に国債を買い取らせて財政をファイナンスしています。現在の様に、国債金利がゼロかそれ以下の場合、国債の発行量を適当にコントロールすれば、政府債務はそれ程拡大しません。

1) 日銀の国債購入で国債金利がゼロかマイナスに固定される
2) 償還を迎えた国債は、借り換えにより有利子国債から無利子国債になる
3) 上記の様な状況では、政府は国債の金利負担を軽減する事が出来る

日本の社会福祉費は1年で1兆円ずつ拡大しているので、財政赤字が減る事は有りませんが、公共事業や補助金などを無節操にバラ撒かなければ、日本の財政破綻が直ぐに訪れる事は有りません。

さらに、日銀が政府の子会社であるという「統合政府」の考え方を取れば、「国債=政府の借金=日銀に資産」となり、相殺されて「借金ゼロ」と見る事も出来ます。本当は国民の将来の税金の存在でバランスされるので、国民の借金となるのですが、ゼロ金利は国民の借金返済を先延ばしに出来ます。この状態が永続出来れば無限に国債を借り換え続ける「無限国債」が実現します。

■ 日本の低金利はいつまで続くのか ■

住宅ローンを組まれる方などは、「今は凄く低金利ですから、10年固定で借りられて、10年後に金利を見直せばお得ですよ」などと不動産屋さんに勧められるでしょう。

現状の異次元緩和が継続し、日本の経済成長がゼロ近傍で安定し、さらに物価上昇がゼロ近傍であるならば、金利が10年後に大幅に上昇する可能性は低い。

しかし、これは日本を巡る世界経済に大きな変化が無い事が前提となります。

現在のゼロ金利という「モラトリアム」が成立するのは、インフレ率がゼロ近くに抑え込まれているからです。


1) 日本が国内の成長や所得向上でインフレになる可能性はゼロに等しい
2) 円安が進行すれば輸入コストが増大し、物価が上昇する(インフレになる)
3) 中東で戦争が起これば原油価格が急上昇してインフレが進行する
4) 大規模な金融危機が発生し、各国通貨や国債の信用が失われればインフレが進行する

多くの日本人や経済が学者は、1)の状態が続くと予測しています。この場合は金利は長期的に低く抑えられます。

■ 中期的には円安よりも円高が怖い ■

円安が物価上昇(インフレ率アップ)の要因となる事は、異次元緩和直後の円安進行過程で証明されています。しかし、円安がこれ以上進行するかと言えば、むしろ中期的には円高振れる可能性の方が高い。

理由はリーマンショック直後と同様に、仮に大規模な金融危機が発生した場合、円キャリートレードの巻き戻しで円高が始まると、金融機関や生保や年金は、海外投資を手仕舞いして資金を日本の還流させます。この時、ドル売り、円買いをするので、円高はさらに加速します。

金融危機の前半で日本株は大幅に下落しますから、外国人投資家は日本株を「ドル建てで」高く売り抜ける為に円高を仕掛けます。

さらに、米政権は日本とのTAG(本質はFTA)に為替条項を設け、日本の為替介入を禁じるハズです。

こう考えると、中期的には円安によるインフレは発生し難い。むしろ、円高によって輸入物価が押し下げられ、景気減速も重なって、デフレになる可能性が高い。これも金利上昇を抑制する方向に働きます。

■ オイルショックで金利が上がる? ■

中東戦争が起こるかどうかは神のみぞ知る事ですが、ニクソンショックでドルの信用が失われそうになった時、ドルを救ったのは中東戦争によるオイルショックでした。短期的に原油価格が5倍以上に値上がりしたので、原油の決済通貨としてのドルの需要が急拡大したのです。

この時、日本は高度成長期の後半で「狂乱物価」などと言うインフレになりましたが、経済成長率が低下していたアメリカや欧州諸国では、不景気と物価上昇が同時に進行するスタグフレーションが起こりました。

各国中央銀行は対応に苦慮します。物価上層を抑制する為には金利を上げる必要が有ります。一方で、景気回復の為に金利は低い方が良い・・・。

当時のアメリカは物価抑制の為に金利を引き上げます。その結果、景気が冷え込み、アメリカ経済は不景気に苦しむ事となりました。

この様に、ドルの信用を維持する為に中東戦争を起こす事は、経済にとては悪影響が大きいのですが、アメリカは平気でこの様な方法でドルを延命させます。(陰謀論的に)


もし仮に、次なる金融危機からドルの信用問題が発生した場合、中東戦争が発生する可能性は低くはないと私は妄想しています。当然、原油価格は上昇して、日本でも「スタグフレーション」が発生します。

この時、日銀がゼロ金利を維持出来なくなると、日本国債の需給バランスが崩れて、財政破綻の危険性が高まります。これは最悪のシナリオなので、日銀は金利引き上げが出来ずに、日本のインフレはそれなりに進行するものと思われます。これに引っ張られる形で、市中金利が上昇するでしょう。

■ 次なる金融危機が発生するかどうかで、日本の金利予測が大きく変わる ■

日銀が異次元緩和を継続する限り、日本の低金利は継続します。

しかし、金融危機や中東戦争など、外的要因によって物価が上昇する可能性は否定出来ません。


ローンを35年固定で組むか、10年固定で組むか、変動で組むか・・・素人には、どれが良いのか分かりませんが、ローン選択も投資と同様に「賭け」です。

変動金利は「リスク」を取る事で金利を低く抑える事が出来ます。10年固定はリスクが中程度
35年固定はリスクが低い。

私が住宅ローンを組んだ時には、住宅金融公庫の35年ローンの金利は3.3〜3.8%程度有りましたから、私からすれば現在のフラット35の金利だって充分に低い。

むしろ、これ以下の金利でしかローンの返済計画が立てられない様ならば、住宅購入を考え直した方が良いと私は考えます。住宅が余る時代、質を選ばなければ、賃貸住宅の家賃はかなり抑えられます。

借りに金融危機が発生してリーマンショック後の様な状況になった場合、リストラや賃金カットにローン返済が耐えられるのか・・・私はそこが心配です。実際に50代の住宅ローン破産が増えています。


マイホームは夢ですが、金融緩和バブルで住宅価格が高止まりしている今買うのは損です。もうすぐ、バブル後やリーマンショック後の投げ売り状態は発生するかも知れないのですから。
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2019/4/15

春ライド・・・ぐるっと南房総の旅  自転車/マラソン
■ 北風に乗って ■

自転車乗りにとって春分を過ぎると日が長くなるのが実感されます。それは即ちライドの距離が延びる事を意味します。

春のなったら行こうと思っていた、浦安から館山・野島崎経由での鴨川へのロングライド。距離にして200km程度ですが、いよいよ決行です。本日の自転車はシングルスピードKonaのthe Rat。

先ずは北風に乗って、サックっと君津まで内房を走ります。五井を過ぎた先の国道16号は路肩が悪く酷道。前回走った時は、高速で路面の穴と出っ張りを乗り越えた際に衝撃でハンドルの角度が下がってしまった・・・。大型トラックと並走する事が多いので、ギャップがあっても逃げ場の無い最悪の道です。今回は「危険個所」が分かっていましたが、それでもトラックが真横に居たので徐行で乗り越えました。

君津でコンビニ休憩した後は、浅間山(砂の採取で山は消えてしまいましたが)の登りを越えて、南房総に入ります。先ずは、竹岡の「行燈坂大師の切通しトンネル」に立ち寄ります。最近はネットで話題になり、観光バスが乗り付けていました。ただ、観光客の皆さん、あっさりとトンネルを抜けて行きます・・・。やはり、このスケールに感動するには「トンネルフェチ」とか「土木工事フェチ」とか、或いは「地層フェチ」といった属性が必用なのかも知れません。

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■ ここは秘密の花園ですか?・・・冨浦道の駅「琵琶倶楽部」 ■

南房総に入ってからは、風が向かい風に変わります。空腹を覚えたので、冨浦道の駅「琵琶倶楽部」に立ち寄ります。どうせ、房総の海産物を売っている「道の駅」だと、いつもは素通りしていたのですが・・・ここ、超オシャレ。

庭には春の草花が咲き乱れ、外観は洋館風。内部もオシャレで、クラシックギターの生演奏がロビーに響いています。「びわカレー」が名物らしいので注文します。コーヒーとサラダ、そしてびわソフトクリームまで付いて1300円はお得。

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■ ついでに160km8時間を達成しておこう ■

空腹も収まり、野島崎を目指します。ここからは強風区間。下ハン持ってグイグイとペダルを漕ぎます。国道410号線をひたすら南下して、途中からフラワーラインに入ります。普段とは進行方向が逆なので、景色が新鮮です。

野島崎の道の駅にも寄ってみますが・・・こちらはコジンマリとした感じ。時計を見ると後30分で走り始めてから8時間になる所。距離は147km。ちょっとガンバレば160kmを8時間以内で走るセンチュリーライドの達成です。


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南風だから、野島崎から先は追風になるハズ・・・と思いきや、風向きは東南東。ほぼ向かい風状態でスピードに乗れません。必死に漕いで27km/h。千倉の街中で、どうにかセンチュリーライドを達成します。メーター読みのAVは26.4km/h。

ここから先は妙なテンションで「和田浦♪和田浦♪・・・クジラの街♪」なんて適当な歌を歌いながら走ります・・・。これ、脳にアミノ酸が足りていない・・・。コンビニでレッドブルをチャージして、一路、鴨川を目指します。

日暮れ前に鴨川に到着します。約190km走りました。この春就職した娘は同期と飲み会なので、ODOYAで寿司とツマミを買って、一人寂しく晩酌します。「お父さん、ネット繋げておいてね!!」という指令があったので、サックとネット接続の設定をして、一人寂しく『盾の勇者の成り上がり』を観る事に。「よたろうさん」のオススメですが・・・ナフタリアちゃん、マジでカワイイ。ちょっとケモミミ属性になっちゃいそうだ・・・。

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■ 翌日も100km走ります ■

一夜明けて、二日酔いの娘の為にソルマックを買いに行き、朝食を準備して、8時半にのんびり鴨川を出発します。昨日200km近く走っていますが、2XUのコンプレッションタイツの効果か、脚は意外にフレッシュです。

そこで、シングルバイクのギアー比2.88で清澄山のヒルクライムを決行。途中、ヘアピンの内側で、たまらずに足付きしましたが、それ以外は順調に登りをこなします。(速くはありませんが)

房総の山奥は、今が桜の盛り。菜の花、水仙も咲いているので、桃源郷の様な景色が広がります。

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追風なので浦安まで自走で帰れますが・・・流石に市街地の国道を走る気にはなれずに、八幡宿からは輪行します。

家に帰って、シャワーを浴びて、一杯飲んだら、夕方までは爆睡してしまいました。春の南房総を満喫した二日間でした。
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2019/4/11

新紙幣発行・・・タンス預金の炙り出し?  時事/金融危機
 

■ 5年後に新紙幣発行 ■

5年後に新紙幣を発行すると政府が発表しました。1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎。ちょっと渋い人選ですが、明治維新で活躍した方が居ません。ちょっと新鮮な顔ぶれ。

渋沢栄一の知名度はあまり高く無いでしょう。私も自転車で国道17号線を走っている時に熊谷の先の深谷市で、「渋沢栄一先生生誕の地」という立て看板を見かけ、「渋沢栄一って誰?」と思ったクチです。帰ってから速攻でgoogoleで調べました。第一国立銀行や東京証券取引所を設立された「日本の資本主義の父」と呼ばれる明治の偉人と知って、自分の無学を嘆きました。

何と無く縁を感じていて、私は1万円札に渋沢栄一が選ばれた事に好意的です。「国家資本主義を推進して日本を軍国主義に導いた人物で、1万円札には相応しく無い」と主張する方もいらっしゃる様ですが・・・。

新紙幣発行の理由は偽造防止だそうです。お札の技術と偽造の技術はイタチゴッコですから、そろそろ交換の時期なのでしょう。「5年後の発行を、何故今発表するの?」との疑問も当然有ります。「安倍首相の政治的ポイント稼ぎ」という点は有るとは思います。一方で両替機やATM、自動販売機の交換を考えれば、準備期間はそれなりに必要なのでしょう。これらの特需が1.6兆円ほど発生するそうです。

■ 「タンス預金を炙り出す」という陰謀論的妄想 ■

新紙幣の発行と聞くと戦後の「新円切り替え」を思い浮かべるのは陰謀脳の悲しい所。戦後の急激なインフレを抑制する為に、当時の政府は「預金封鎖」と「新円切り替え」を実施します。

1) 新円を発行して、旧紙幣の使用を禁じる
2) 旧紙幣は一度銀行に預けられ新紙幣と交換される
3) 銀行から引き出せる現金の月の上限を設定する
4) 通貨を銀行に集めて流通量を抑制してインフレを抑制

しかし、物価上昇は預金封鎖の間も続き、人々がまとまったお金を銀行から引き出せる様になる頃には、通貨の価値は大幅に下落していました。

今回の「紙幣切り替え」で気になるのは45兆円とも言われるタンス預金の存在です。銀行に預けても利子が殆ど付きませんから、資産を沢山お持ちの方の中には「現金で手元に置く」人も増えていうます。

2018年からマイナンバーが銀行口座に紐付けされましたので、個人の預金総額が税務署に筒抜けになります。資産家の中には、「資産隠し」の手段として「タンス預金」を活用している方も多いでしょう。

タンス預金は、政府や財務省としては面白く無い存在です。そこで、新紙幣への交換の際に一度銀行預金を経由させる事で、個人のタンス預金の総額を把握する事が可能になります。

■ 「時限付紙幣」なんてどうでしょう? ■

お札に使用期限が設定された「時限付紙幣」などというアイデアも面白いかも知れません。

1)発行から5年経った紙幣は使用出来なくする
2)ATMなどで預金が出し入れされる時に、私用期限が近い紙幣は新札に随時交換する

こうすれば、タンス預金の紙幣が使えなくなる可能性が有るので、定期的に銀行に預金する必要が生じます。使用期限をあまり短くしてしまうと、色々と不具合が有りますから5年程度が適当でしょう。現在でも古い紙幣は日銀が回収して新しい紙幣と交換しています(お札の質の維持の為)

お札の管理には、発行番号を利用すれば良いだけなので、今のお札でも可能です。さらには磁気記録など新方式を導入する事も、今の技術なら難しくは有りません。

■ キャッシュレス化と新紙幣 ■

しかし、キャッシュレスを政府が推し進める中で、新紙幣の発表は少し妙な気もします。

もしかすると、新紙幣と新500円硬化発行に際して、自動販売機各社は、紙幣や500円硬化に対応した機種の出荷量を減らし、電子マネーと100円玉以下しか対応しない機種を増やす可能性も考えられます。(こっそり行政指導する方法も有りますね)

日本のキャッシュレス化が遅れている理由に、「現金が便利に使える」事が挙げられます。ならば、現金を使い難くすれば良いという逆転の発想です。こうして「現金って使えねぇー」という意識が浸透すれば、スーパーやコンビニのレジなどで「現金お断り」になっても「仕方無いか」と諦めるかも知れません。


まあ、色々と陰謀脳が暴走してしまう「新紙幣発行」ですが、まさか戦後の様に預金封鎖とセットになる事は無いでしょう・・・・。いや、その頃に、世界経済が阿鼻驚嘆の状況に成っていないとは限りませんが・・・。
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2019/4/9

金利の逆襲・・・金利は死んだのか  時事/金融危機
 

■ 先進国の潜在成長力はゼロ?! ■


池田信夫氏は、日銀の異次元緩和に否定的な立場でしたが、最近では肯定的な発言をブログで展開しています。

1) 日本の潜在成長率は0%以下
2) 日銀の異次元緩和は金融政策では無く財政政策としての財政ファイナンス
3) 民間の需要が低下する中で、政府が支出を増やさなければ成長力は維持出来ない
4) 安倍政権で景気が拡大した原因は、財政ファイナンスによる経済効果

5) 潜在成長力が金利を下回る間は、財政を拡大しても借り換えの繰り返しで財政は破綻しない
6) 国債金利がゼロの間は財政負担を増やさずに借り換えが可能

7) ゼロ成長経済下でのインフレ要因は財政インフレ

ざっとこんな内容です。


■ 「無邪気な社会主義者」とは一線を画す「宗旨替え」 ■

私はリフレ派は「隠れ財政ファイナンス派」だと疑っていました。「実質金利をゼロ以下にすれば景気が回復する」という彼らの主張は「呪いで景気は回復する」と言うに等しいものでしたが、それを主張する面々の「狐かタヌキ」の様な面構えを観るに、彼らが本心からリフレ論を主張しているとは思えない。特に黒田総裁は・・。

ここに来て真面目な池田信夫氏も日銀と財務省の真意に気付いた様です。尤も、三橋貴明氏らの様に「無邪気な社会主義者の願望」とは違い、通貨と金融システムの構造変化に注目して、意見を変えている点には注意が必要です。

■ 成長率を抑圧する「GDPに反映しない価値」 ■

池田氏の最新のエントリーで興味深いのが、アメリカですら潜在成長率がゼロ近傍に下がっているという指摘。原因にはコンピューターの進化によって、需要が低下した事が挙げられています。数万円のスマホで昔の大型コンピューターに匹敵する処理速度があるのですから・・・。

さらに、情報というものに値段が付けられない事もGDPの低下の要因だとも。確かに「タダ」で垂れ流される情報によって、私達は精神的満足を得ています。いえ、タダでブログを垂れ流す私も精神的な満足感を得ています。ただ、そこには経済的な価値は生まれません。GDPにカウントできないのです。

■ 労働分配率の低下も原因 ■

リベラリストの多くが指摘する様に、「労働分配率の低下」も大きな要因の一つです。「大企業が内部留保を増やしたり、利益を株主の配当に当てたり、自社株買いに当てる事で、利益を労働者に正当に分派うしていない」という主張は、経済学者からも指摘されています。

従来であれば、産業の成長に伴って労働力不足が発生して、企業が労働者を奪い合う過程で賃金は上昇します。

しかし、IT化と機械化の進歩は、ルーティンワークを労働者から奪います。企業の事務部門はスリム化され、工場作業は機械に奪われました。

それらの作業から弾き出された人達は、IT(将来的にはAI)や機械では出来ない作業や仕事に従事します。レストランのウェイトレスや、ファッションショップの店員、ヘアデザイナーや、医療介護従事者など、人と接する事をお客が求める産業に労働者は流れますが、これらの産業は「労働集約型産業」で生産性が低い。当然、賃金は低下します。

■ 先進国においてゼロ金利は常態化するのか ■

日本は世界のトップランナーでゼロ金利が常態化しています。今後、欧州が、アメリカが、そして高齢化が加速度的に進むアジアの新興国がこれに続くのかも知れません。

問題は「ゼロ金利では金融機関が破綻する」という困った事実です。金利が死んだ世界で、銀行の金融仲介機能は働きません。誰もゼロ金利の銀行に預金しようとは思いません。(日本は例外ですが)

ゼロ金利と言っても、政策金利の話であって、実際の市中金利は別です。私が銀行に借金を頼もうとすれば、当然、高い金利を吹っ掛けられます。しかし、高い金利を取られて、それに見合う利益が期待出来なければ、そこで借金を思い止まります。

「ゼロ金利=成長力ゼロ」なのですから、金利がゼロに張り付いた時点で、多くの投資機会は失われます。確かに「例外」はいつの時代にも存在しますから、「誰かがビジネスで成功する」事は有りますが、多くの人が成功する時代は終わっています。

これが、日本のみならず、欧州やアメリカでも起こるとすると・・ちょっと恐ろしい。

■ 「預金から投資へ」の掛け声では解決しない ■

金利がゼロに張り付く時代を見据えて、金融庁は個人の投資を推奨して来ました。「預金から投資」というキャッチフレーズで積立nisaなどを展開します。又、融資による利益を失いつつある地銀の統廃合を推奨して来ました。

ゼロ金利が常態化すれば、個人が預金で金利を獲得する機関が奪われるのですから、資産運用は投資に傾く事は当然です。

ところが、ここに落とし穴が待ち受けています。

国内投資で儲かるのは、株式運用や不動産RITEですが、これらの市場は金融緩和マネーと個人の資産運用の資金が流入してバブル化しています。さらに、年金資金や日銀マネーまで投入されて市場は過熱しています。

海外の投資の多くは、為替リスクを考慮しても利益が出る投資先は、ジャンク債や、高金利通貨
アメリカの中小企業の債券を証券化したCLOなど、かなりハイリスクな投資になります。これらの投資先は、一度リスクが顕在化すると「総崩れ」になります。


■ 経済発展の上の成り立っていた金融から、鉄火場の上で危ないバランスを取る金融へ ■

「ゼロ金利=ゼロ成長」が金融市場に与えた変化は、「リスク」の意識の変化です。

「融資」という間接金融が支配していた世界では、「リスク」は「プロ」が判断していました。銀行の融資担当は、長年の顧客との付き合いの中で、適格なリスク判断をしていました。

ところが、ゼロ成長の時代に、信用力の有る企業は、株式発行や社債発行によって直接資金調達が可となり、融資による金利水準は低下します。一方で、本当に融資を必要とする中小企業は、将来性が不安視されて高い金利でしか融資を受けられません。・・・そう、銀行の金融仲介ビジネスは成り立たなくなっているのです。

一方、手っ取り早く金利を稼ぐ方法として「金融市場」が拡大します。ここでは「債券化」や「証券化」というトリックによって「リスクが粉飾」されています。ただ、金利が高いという理由だけでお金が集まり、お金が集まると「儲かる」という噂が立ち、さらにお金が集まります。

金融市場では「情報の速さ(情報の非対称性)」と「逃げ足の速さ」が勝敗を分かちます。情報弱者の一般人にとっては「ギャンブル」に等しい世界です。情報に通じて早期にリスクを取り、早期にリスクを切り捨てる者だけが勝者の世界です。(要はインサイダー以外は勝てない)

■ セロ生長 → ゼロ金利 → 博打金融市場の肥大化 → 崩壊 ■

サマーズ氏らが提唱する「生長の限界」は、経済や金融市場の一面しか観ていません。いえ、サマーズは「バブルは必要悪だ」的な発言もしていますから、利口な彼は全体が見えているのでしょう。

結局、ゼロ金利に張り付いた世界では、過剰流動性が生まれ、これらが金融市場やコモディティー市場を肥大化させ、そして不安定化させます。

その先に有るのは「バブルの崩壊」ですが、この規模は崩壊を繰り返すごとに拡大しています。リーマンショックの際には金融市場の崩壊が意識されましたが、次の崩壊はもっと大規模に発生します。

どこかの時点でこの連鎖を断ち切る必要が有りますが、「借金がお金を生み出す」現在の「信用創造システム」では、この過ちが繰り返される事に歯止めが掛かりません。「借金した者が勝ち」の世界なのですから。


多分、リーマンショック後の世界的な金融緩和バブルは「大崩壊」で終焉を迎えます。その規模は「銀行システムの信用」にも及ぶと予想されます。事態がここに至って初めて世界は、新たな通貨システムを模索し始めるのでしょう。ただ、それは「真面目なシナリオ」です。


「不真面目なシナリオ」も存在します。「戦争」によって「過剰」を奪う事で、世界をリバランスする方法です。「過剰」なのは「生産力」と「人口」・・・・。残念の事に「不真面目なシナリオ」の方が即効性が高く、調整も簡単です。この魅力に人類が勝てるのか・・・?
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