2019/5/16

「落ちるナイフを掴むな」  時事/金融危機


日本株の動きとダウの相関が乱れていますね。

「落ちるナイフを掴むと怪我をする」

リーマンショック後やバーナンキショック時に見られた相場。
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2019/5/14

低成長率を維持する為の消費税増税  時事/金融危機
 

■ MMTって「金融抑圧」だよね ■

MMT(モダン・マネタリー・セオリー)を巡る議論が活発化しています。

異次元緩和でも国債金利の上昇が起きなかった事で、真面目な経済学者が、周回遅れでネトウヨ言論をトレースしているイメージが有りますが、ネトウヨが「美味しい所取り」で、その本質を理解していない事に対して、流石に経済学者達は、この制作が「金融抑圧」の手段として国民から政府への所得移転である事には自覚的です。

1) 日銀は政府の子会社だから、政府の負債としての国債と日銀の資産としての国債は相殺される
2) 日銀の受け取る国債の利息は、国庫に返納されるので金利負担も事実上ゼロ
3) 満期の国債を日銀がロールオーバーすれば事実上の無限国債

ここまでが「美味しい」ところ。

4) MMTが成立する為には「国債金利<名目成長率」である必要がある

これ、実は上限金利を決めて政府債務を圧縮する「金融抑圧」という政策と同じなんです。


■ 「隠れ税金」としての「金融抑圧=インフレ税」 ■

第二次世界大戦で債務が膨らんだ各国政府は、債務の圧縮手段として、成長率よりも低い上限金利を設定します。

1) 戦後の復興でインフレ率(成長率)は上昇
2) 税収もインフレに応じて拡大
3) 上限金利をインフレ率よりも低く設定

4) インフレによる税収の増加に比べ、低金利国債の金利負担額は低く抑えられる
5) 中長期的に財政赤字はGDPに比べて縮小する

6) 金融抑圧の間、預金者はインフレ率に見合う金利が得られない
7) 預金者の資産は金融抑圧の期間中、実質的に減少する

8) インフレ率よりも低い預金金利によって預金者の利益は減り、政府の債務は圧縮される
9) これを「(マイルドな)インフレ税」と呼ぶ

第二次世界大戦後、アメリカもイギリスも上限金利を低く設定して債務を圧縮します。アメリカの成長率は高かったので10年掛かりませんでしたが、成長率の低かったイギリスでは15年以上掛けて、徐々に債務の圧縮を達成します。」

この間、国民はインフレ率の上昇に見合う金利を得られませんでしが、経済成長に伴う所得の増加が、これを見え難くしていました。特にアメリカは戦後の好景気の恩恵を強く受けています。

一方、イギリスを始めヨーロッパ諸国は戦争で生産設備が破壊されるなど、経済活動も低調でしたから、金利上昇も緩やかで、不景気の中で国民はインフレ税を払う事になります。これは現在のMMTの状況に似ています。

■ 「マイルドなインフレ税」と「急激なインフレ税」 ■

アメリカやイギリスの戦後の「インフレ税」はマイルドに進行しましたが、日本ではインフレ率が高かったので「インフレ税」は急激に進行しました。

10) 戦後日本では統制経済の崩壊により急激なインフレが発生する
11) 預金封鎖と新円切り替えによって事実上の預金の凍結を行う
12) 預金が引き出せない間にも急激なインフレが進行し、預金の価値が失われる
13) これも「インフレ税」である


一方、歴史を振り返れば、「インフレ税」は国家債務を解消する常套手段でもありました。


14) 過去に政府通貨の過剰発行(政府債務の急拡大)による通貨の信用消失は何度も起きている
15) 通貨の価値が失われる時、極端なインフレが発生して政府債務が消失する
16) これが典型的な「インフレ税」


これに近い「国家の借金チャラ」作戦は、新興国や途上国では現在も日常茶飯事です。例えばブラジルやアルゼンチン、ソ連崩壊後のロシアがこれに当たります。

1) 国内経済の混乱で為替市場で通貨が暴落
2) 国債のデフォルト危機でさらに通貨が売られる
3) 通貨安によるコストプッシュインフレが加速する
4) 通貨防衛で金利を上げるが、インフレ率ははるかにこれを上回る
5) 混乱が収束すると・・・あら不思議、国家債務が圧縮されている・・(借金チャラ)


■ ゼロ金利・マイナス金利を維持する為に必要な金融危機 ■

封建主義の終了によって、国家や政府は一方的に国民から搾取する存在では無くなります。様々な福祉やインフラ整備によって、国家や政府は国民の利益を追求する様になります。

民主主義においては納税者である国民は、国家に対して相応の対価を要求しますが、それは往々にして国家に財政の負担限界を超えてしまいます。結果的に国家は財政赤字を膨らめ続ける事になります。

経済成長率が高い時期には、国家債務の拡大よりも税収の増加や、インフレ率の増加によって国家債務の拡大は緩やかです。しかし、成長率が下がると、国家債務は加速度的に膨らみ始めます。

ここで、社会福祉費を切り詰めたり、インフラ整備の予算を圧縮する緊縮財政を進めると、国民の不満を煽る事になります。民主主義において、政権を維持する為には債務の拡大を止める事が出来ません。ここで、金利が上昇すると財政の維持が難しくなります。

そこで、頭の良い誰かが考えました・・・金利を抑制すれば良い・・。

現代において「露骨な金融抑圧」はタブーですから、金利が低下するイベントを発生さえる事が望ましい。そうだ、バブルを作って崩壊させればイイ!!

そうすれば、中央銀行が国債を大量に買う事も、通貨を大量に発行する事も容認される・・・。

こうして、1980年代以降、幾度と無くバブルが作られ崩壊していったとさ・・・。


とまあ、頭のネジの緩んだ陰謀脳は妄想してしまう訳です。


■ 消費税増税で成長率を抑制すれば国債金利をゼロ以下に抑えられる ■

現代版金融抑圧(MMT)のトップランナーの日銀と財務省はさらに賢い。

既に日本の財政赤字はGDPの200%を超えていますから、国債金利がプラスでは、いつかは財政が破綻します。そこで、偉い人達は考えました・・・・。

消費税増税で適度に消費を冷却すれば、税収も増えるし、成長率も低いまま維持出来る。マイナス金利なら財政も若干なら拡大出来るから、政府支出によって名目GDPを金利より高く維持してMMTを長期化する事も可能だ!!


真面目な経済学者が読んだら激怒しそうですが・・・陰謀脳の戯言ですから・・・。


あ!私は日銀と財務省を尊敬していますよ。金融抑圧って資産を沢山持っている人の負担が大きいので、「ステルスな所得移転」としては有効な手段だと思います。アメリカの共和党支持者は、所得移転に敏感ですから、バブル崩壊の様なイベントでも無い限り、中央銀行の国債の大量買入れなど認めませんが、日本人は全体の利益を優先するので、多少のモラルハザードは「結果的に皆の為になる」ならば問題としません。


但し、日本だけ「まったり」と「よろしく」やっていると、海の外から破壊的イベントがやって来て、それを台無しにしてしまう・・・。そんな不安に駆られる今日この頃です。
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2019/5/13

覚める事の無い集団幻想・・・通貨の価値  時事/金融危機
 

世界的にゼロ金利が常態化する中で、供給サイドは蛇口を開きっぱなし。従来は蛇口を閉める時にバブルは崩壊しましたが、当分蛇口は閉まらない。何故ならばインフレ率が低いから。

現代は金融市場が巨大なバッファーの役割を担っているのでインフレ率は容易には上昇しません。一種のバーチャル空間である市場は無尽蔵に通貨を吸収する。

この状態が「ニュースタンダード」なのか、それとも通貨と信用の問題は根本的には変わらず、輪転機グルグルの状況は、いつかは通貨の信用問題に発展するのか・・・。普通は通貨の信用問題が表面化する前にバブルが弾ける訳で、政治的な意味での「リーマンショック級」よりも、通貨システムの耐性の限界としての「クライシス」に興味津々。

しかし、困った事に、世界は現実の経済を使って通貨実験をやっているのだから、「やっぱダメでした」と言った時にダメージは私達に降りかかって来ます。実験のトップランナーを走るのは日銀で、株ETFや不動産RITEまでバランスシートに取り込んでいる訳で、これが新しい中央銀行の在り方として定着するのか?

「市場に対する無制限の供給者の発行する債券」=「通貨」って、人生ゲームの偽物のお金よりもぺランンペランな気もしないでも無い。ただ、お金に価値があるという集団幻想はなかなか崩れない事も確かで、儲かる内、市場が回る内はマーチが鳴り続けるのでしょう。

「トランププロレス」は分かり易くて楽しいですが、「通貨の限界」なんて問題に世間は一切興味を持ちません。これ、実は幸いな事なんですよね、集団幻想を維持する為に。だからマスコミも敢えて触れない。


さて、消費税増税を巡り「リーマンショック級の危機」がクローズアップされる日本国内ですが、次に「リーマンショック級」が発生したら、通貨システムの信用問題や、国債の信用問題に発展する事に、どれだけの国民が気付いているのか・・・。

或いは、「自国通貨建ての内国債」は崩壊しないのか・・・不謹慎ではありますが「答え」を知りたいと思う今日この頃。
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2019/5/12

勝手に「房総グランフォンド2019」・・・千葉で獲得標高3800M?  自転車/マラソン
 

■ 今年も開催されます「房総グランフォンド2019」 ■

「ボウソウクライマーズ」と「鹿野山ビュホテル」が主催する「房総グランフォンド2019」

房総グランフォンド2019

高い山の無い千葉県で、小さな山を「コレデモカ」という程繋いで、最終的に距離167.7km 獲得標高3477m のコースを作るというクレージーなイベントです。

昨年は今年よりも過酷なコース設定で獲得標高も4000m。我こそはという坂バカがエントリーするも、完走率は58%だったそうです。出発時間こそ自由でしたが、ビュホテルのゴール時間が午後8時までとされていた事が、完走率を下げた要因でもありました。(ゴール時間を遅くするとナイトライドになるので危険だから?)

今年のコース設定は距離も斜度も昨年よりもオトナシク、ゴール最終時間も午前0時に設定されているので、S級コースの推定完走率は85%だそうです。(20時を過ぎると一部のゴール特典が得られない様です。多分、入浴かと)

■ 勝手に房総グランフォンド2019 ■



明るいうちにゴールするには、早朝に鹿野山の山頂のビュホテルを出発する必要がありますが。車を持っていない私は、夜中に自走して行くか、或いはホテルに前泊するしか方法が無い。

自走はその後のライドに影響が有りそうだし、走り慣れたコースだけに前泊は大げさです。

そこで、正式なエントリーは諦め、木更津行きの始発に乗って、木更津から上総アカデミーパークを経由して、鹿野山秋元口をスタートとする「勝手コース」を設定して、グランフォンドのコースを辿ってみました。


■ さあ、チャレンジの始まりだ!! ■


鹿野山秋元口を8時5分にスタートします。普段は浦安から自走で70km程度走った後に登り始めるのですが、本日は木更津まで輪行なので足はフレッシュ!
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フレッシュの足でも秋元口は辛かった・・・・。19分36秒も掛かっちゃいました・・・。って、グランフォンドの最初からTTやってどうすんだ!!足既に売り切れました・・・。
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山頂で5分程度休憩したら、直ぐに更科口に下ります。突き当りを左折して、県道88号線で長狭街道を目指して登ります。川沿はガマスミの白い花や、ヤマフジが咲き乱れ、新緑でむせ返りそう。
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県道88号線から嶺岡中央林道4号線、1号線と繋いで千葉県の最高峰「愛宕山」を登った後は国道410号を経由して、鴨川方面に抜ける県道89号線に取りつきます。途中「星ヶ畑棚田」で写真を撮ったら、一気に太海の海岸までダウンヒル。
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鴨川のコンビニで補給後に、長狭街道を少し走り、田原交差点を左折。田圃の中の道を通って、本日の「大ボス」である「鬼坂」に向かいます。道が良く分かりませんが、遠目に嶺岡山地の中腹まで民家の屋根が見える辺りを目指して進みます。「鬼坂」は一部の千葉県の自転車乗りには
有名が激坂。15%程度(一部20%越え)の激坂が続く「ミニ風張林道」といった感じ。足付き無しで登ろうと決意しますが、激坂の途中で対向車がやって来るという「坂道あるある」が発生。どうにか足付せずにやり過ごし、ゼーゼー・ハーハー言いながらも嶺岡中央林道2号線に到着。
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パラグライダー場で下界を眺めます。長狭平野が一望できます。
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林道の終点を右に曲がって国道410号を長狭街道に向けて進みます。「みんなみの里」に無印良品が出来たというので覗いてみます。「里むじ」というコンセプトですが・・・商品は普通の無印良品。併設の農産物売り場がチョーオシャレ。
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長狭街道の交差点のセブンで昼食をガッツリ補給したら、410号線を君鴨トンネルへ向けて登って行きます。
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トンネルを出てすぐに林道「淵が沢奥米線」に入ります。ここ、以前道に迷って通った事が有りますが、房総最奥の秘境地帯を通る絶景ルート。車もほとんど通らないので、遭難したらヤバイかも・・・。
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下り切った所のY字路を右に進み「林道・大鹿倉線」に入ります。ここ、コースミスしそうな場所ですが、そのまま左に行っても損はしません。何故なら、その先に有るのは「千葉県最恐心霊スポットの奥米隧道」だからです。私的には、立ち寄る事をお勧めします。(怖いのが嫌いな人は近づいちゃダメ)
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「大鹿倉線」を登り詰めると、房総スカイラインに突き当たるので右折。スカイラインの終点を左折して直ぐに三石山の入り口を右折します。三石山は片倉ダム側から登ると斜度も緩く楽に山頂の到着します。本当はパワースポットの観音寺に寄りたい所ですが、本日はノンストップで亀山ダムに下ります。そこからは久留里街道から養老清澄ライン経由で養老渓谷へ。
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養老渓谷の駅で少し長めの休憩を取ります。ここからは、大福山の昇りと、410号線の大坂、そして大江戸温泉村への登攀が残っています。
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登りなれた大福山をサックっと片付けて、ダウンヒルに突入。突然飛び出して来た子ザルを轢きそうになりました・・・ビックリした。、久留里のコンビニでレッドブルとヴァームのゼリーを投入します。もう、固形物は喉を通りません・・・。久留里街道を平山の先で410号線に右折しますが・・・これ本当に国道なの?と不安にる道幅。
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410号は大坂から上りに入り、トンネルを抜けてしばらくすると鹿野山秋元口方面に向かう県道465号線が現れます。進路を鹿野山に取ります。粟倉の交差点付近で、鹿野山の山の端に夕日が沈みます。
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房総スカイライン(県道92号線)を君津方向に向かい、93号に右折すると、長い登りが始まります。そろそろ周囲が暗くなって来ます。まだ、大江戸温泉に付かないかとゲッソリする頃にT字路に突き当たるので左折。しばらく急坂を登ると大江戸温泉が現れます。ここで、一風呂(600円)という欲求に必死で抵抗して、房総スカイラインへの豪快なダウンヒルに突入。
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房総スカイラインの交差点を直進すると市宿経由で鹿野山秋元口に達しますが、本日はこの交差点から「房総グランフォンド2019」の正式ルートに入っているので、ここでチャレンジは終了です。ここで時間は18時43分。行きは7時45分頃にこの地点を通過していますから、ほぼ11時間掛かっています。公式ページの所要時間が11時間10分ですから、ほぼ平均的なタイムかと思います。
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久留里で固形物を食べなかったので、ガス欠寸前です。カップラーメンとオニギリを腹に突っ込んで、終点の君津駅を目指します。すっかり周囲は暗くなり、カエルの大合唱が響き渡ります。本日は反射ベストを着用してナイトライドに備えているので、真っ暗な房総スカイラインも安心です

本日の走行距離       191 km
獲得標高(ルートラボ)  3825 m
メーター読みAV      19.5 Km/h
走行時間         9:47



はっきり言って、先週の直江津300kmライドよりもきつかったです。


走った事のある道が多く、土地勘も有りますのでガーミンなどのサポート無して、携帯の地図で現在地を確認しながら走りましたが・・・房総の林道に慣れていない人はGPS無しでは、確実に迷うコースですね。

それとDNSを考慮して、一度、鹿野山秋元口近くを通るルート設定ですが・・・これが精神的に超辛い。そこにゴールが有るのに、どんどん離れて行く。さらに、そこから結構登るんですよね。


19時35分頃には君津駅で電車に乗っていました。走り始めが7時頃だったので、後10km走って「勝手に200kmブルべ」にしても14時間の制限時間は余裕でした・・・。
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2019/5/10

GWライド二日目・・・激走!! 親不知  自転車/マラソン
 


■ ゆるポタで富山を目指す ■

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GWライド2日目は、ゆるポタで富山を目指します。

昨日は300km走ったとは言え、かなりペースを抑えたので、疲れはほとんど残っていません。唯一、心配していた「超ロングライドでお尻が擦りむける」というトラブルも、自転車専用の「お尻クリーム」を導入する事で解決。クッションの全く無いTIOGAのスパイダーサドルにも関わらず、お尻の皮は無事でした。

本日は富山に宿を取っていますが、出来れば『true tears』の聖地である、氷見にまで足を延ばす予定です。夕飯は富山湾の新鮮な魚介をネタにした寿司で有名な「キトキト寿司」で食べたい。(キトキトは富山弁で「新鮮」という意味)

先ずは120km先の富山を目指して、直江津を7時に出発します。

■ 「久比岐自転車道」って最高 ■

直江津から富山までは国道8号線を利用します。しかし、新潟の道路は広い。路側帯でも軽自動車が余裕で走れる幅があります。さらに軽自動車が走れそうな立派な歩道が着いています。路面も荒れてい、ません。・・・まるで首都高速みたいです。

直江津の市街地を抜けると、「春日山城跡」という案内が出て来ます。上杉謙信の居城ですね。ちょっと寄り道・・・と思いましたが、本日は先を急ぎます。

ゆるい登り坂を越えると、日本海が眼前に広がります。これから、越中宮崎まで国道8号線は海岸伝いを走ります。

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しばらく走りながふと左側を見ると、「久比岐自転車道」という標識が見えます。そういえば、誰かのブログに廃線跡を整備した自転車道路が有ると書いてありました。自転車道路は国道8号線と並走していますが、1段高い所を走っているので、海が良く見えるハズ。そこで、自転車道路に入ってみました。

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イヤー、この自転車道路、最高です。道の右側は日本海。そして、左側は崖。時折、小さな滝が流れ落ちています。ゆるやかに起伏しているので、飽きる事が有りません。さらに、レンガ造りのトンネルが何本もあるのでアドベンチャー感も満載。

旧北陸本線の廃線跡という事ですが、現在の路線はもっと内陸を通っています。北陸新幹線の開業に伴ってJRの在来線は第三セクターの運用となり、この辺りは「日本海ひすいライン」、富山周辺は「あいの風とやま鉄道」、金沢までが「IRいしかわ鉄道線」となっています。

崖の上に時折道路標識が見えます。北陸自動車道が通っているのです。ほとんどトンネルばかりでは無いでしょうか。小さな川を渡る時に、北陸自動車道の巨大な高架橋が見えました。

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■ 瓦が黒光りしている!!  富山の「黒瓦」 ■

新潟県内では板張りの壁の建物が目に付きました。そして富山が近づくと・・・屋根瓦が黒光りし始めます。とにかく、黒くて、テカテカ。

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これ、富山特産の「黒瓦」と言うらしいです。雪の重みで家が潰れてしまわない様に、黒い釉薬を塗って瓦を焼き、太陽光の熱と、表面のツルツルで雪を屋根から落とす工夫だとか。とにかく、黒瓦が出現してからは、富山県内の屋根は、ほぼ真っ黒・ピカピカ。

さらに新潟では白かった道路標識の雪除けの屋根も、富山では真っ黒・・・。

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■ 見どころが多すぎて、なかなか先に進めない・・・ ■

「久比岐自転車道」、ほとんど通行人も対向自転車も居ないので、スピードを出そうと思えば30km/h走行できるのですが・・・・景色が良すぎて、ゆっくり走らないと勿体無い。さらに、写真を撮って停車し、トンネルを何度か往復し、脇道に逸れて街中を散策するものだから、ちっとも距離が進みません。

漁港一つとっても、「いかにも」な番屋が並んでいるのですから、思わずじっくりと写真を撮ってしまいます。

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■ トンネルの中に駅? ■

さらに「トンネルの中の駅」などという謎ワードが飛び出して来ました。

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思わずハンドルを切りますが、20%を超える激坂があるばかり。まさか、この先に駅が有る訳が無いよな、だって、老人はこの坂登れないよ・・・などと思いながら、しばらく坂を登りますが、民家すら無くなり、駅が有る様には思えません。

仕方無く坂を下ると、後ろから自転車乗りさんが坂を下りて来ました。「この先に駅なんて無いよね」と聞くと「いえ、有りましたよ。だけど、自動改札で入場券買わなきゃいけないし、よく考えたら、トンネルの中の駅って、単なる地下鉄なんで、見るの止めました」と言います。

そうだよな、地下鉄と一緒だよな・・・と安易に納得して、しばらく若者と一緒に走ります。彼、名古屋から松本経由で来たらしく、グラベルロードに42Cの太いタイヤを履いて、バイクパッキングという完璧な現代版のツーリングスタイル。

しばらく談笑した後に、お互いの無事を願って別れますが・・・オイオイ、地下鉄と一緒の訳無いだろう!!「鉄道マニアが涎を垂らすスポットじゃん」と思ったのは時既に遅し。今さら戻る訳も行かないので、泣く泣く前に進みます。

「筒石駅」 ネットから写真を拝借します。
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そんな、こんなで富山には当分辿り付けません。(続きは今夜)
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