2019/6/14

マッチポンプの戦争・・・イランのタンカー攻撃  時事/金融危機
 

■ 安倍首相のイラン訪問の目的は何? ■

参議院選挙に向けて「外交の安倍」をアピールしたい安倍首相のイラン訪問。トランプ大統領が緊張拡大を望んでいない(と思う)事を、イランに伝える為のトップ会談だと報道されています。

一般の陰謀論者はこう考えるでしょう・・・

軍産複合体と戦っているトランプは、本当はイランとの対立を望んでいない。ただ、軍産複合体の監視があるから、彼の真意を安倍首相に託してイランを訪問させたのだろう。だから、軍産複合体はタイミングを合わせて日本のタンカーを攻撃して、警告を発したのだ(妄想)


■ 人力的妄想 ■


経産省官僚  総理、日本の原油の生命線はホルムズ海峡です。
       
総理     そうなのぉ・・・

経産省官僚  我が国はイランとの信頼関係をずっと保って来ました。
       だからこそ、今、日本のイラン制裁追随は真意では無いと伝えるべきです。

総理     そんな事やって、トランプに怒られるのはヤダよ。

計算官僚   そこは、我々が根回しておきます。




補佐官    経産省が安倍首相のイラン訪問を打診して来ています

大統領    シンゾーが訪問した所で何も変わらないだろう?

補佐官    「やってる感」とかいうのが出したいのだとか

大統領    外交はディールだからな、シンゾーがオレに何をしてくれるか次第だ。

補佐官    貿易交渉の妥協と、武器購入でどうかと言っています。

大統領    オーケーだ。せいぜい、ヤツラから搾り取ってやろう

補佐官    但し、貿易交渉の件は参議院選挙後に発表してくれと・・・

大統領    まあ、当然だな。(ツイートでばらしちゃおうかな・・・)




後日・・



補佐官    訪日の成果は充分でしたね

大統領    シンゾーのヤツ、相変わらずゴルフは下手だけど、ロバタヤキってのは良かった

補佐官    アベがイランを訪問する件ですが・・・・

大統領    勝手にやらせておけ。どうせ、何も変わらないんだから。

補佐官    何やらキナ臭い情報もありますが・・・

大統領    そっちも勝手にやらせておけばイイ。

補佐官    今度は日本のタンカーがターゲットだとか・・・

大統領    シンゾーへの花火って事だな。

補佐官    止めなくても宜しいので?

大統領    緊張を煽ってくれた方がオレの支持率が上がる。グットじゃないか。

補佐官    それでは監視を続けます。




大統領    シンゾー元気か?先日はロバタヤキ、美味かったぜ。又ヨロシクな!!

総理     これはこれは、ミスター・プレジデント、お電話頂き光栄です。

大統領    ところで、イランのヤツラは何と?

総理     それが・・・あなたは信用できないと・・・・・

大統領    そうか、じゃあ、プレゼントが必用だな

総理     何を・・・

大統領    シンゾーにも派手なプレゼントが用意されているみたいだぜ。

総理     それはご丁寧に、感謝いたします。





経産省官僚  総理、日本のタンカーがホルムズ海峡で砲撃を受けた様です

総理     エーー、プレゼントって、コレなの・・・・



■ ドルの信用問題と中東戦争 ■

ドルと石油は強く結び付いています。ドルはニクソンショックで金兌換制を停止して以来、石油決済通貨として、その基軸通貨の地位を保っています。

見方を変えると、ドルに信用不安が持ち上がると、産油国でキナ臭い事が起きます。ニクソンショックの直後に中東戦争が起き、原油価格は5倍に跳ね上がりました。これで、ドルの需要が急拡大します。

リーマンショックの直後にも、ホルムズ海峡での緊張が高まりました。

そして、現在、産油国で世界最大の埋蔵量を誇るベネゼエラの政権はガタガタになっています。内戦でも起きて、油田が攻撃されれば、原油の供給量が減ります。

イランでも緊張が高まっています。サウジや日本のタンカーが攻撃され、その犯人の擦り付け合いが始まっています。

イスラエルとハマスの小競り合いを続けています。ロケット砲がイスラエルに着弾し、いつもの如く、イスラエルが10倍返しを繰り返しています。


・・・そう、いつでも中東戦争を起こす準備は整っています。仮に、リーマンショック以上の金融危機が発生して、ドルの信用問題に発展しても、原油価格が高騰すれば、ドルの需要は維持されます。


■ 原油高に備えて来た世界 ■

一方、先進国は、地球温暖化問題をダシに、脱石油のエネルギーを拡大して来ました。

「原発は火力発電所よりもCO2を排出しないのでクリーンだ」
「多少コストが高くても太陽光発電はクリーンだ」
「電気自動車は次世代のクルマだ」

そんな掛け声のもと、ここ10年間で、脱石油が進行しています。現在はコスト的にメリットが少ない代替エネルギーですが、原油価格が上昇すれば、価格競争力が高まります。今まで、蓄えて来た設備が利益を生み出し始めます。

■ シェールオイルを宜しく ■

原子力規制委員会はテロ対策が不十分な原発を停止する予定です。これで来年にかけて、日本で稼働出来原子炉はほぼ無くなります。

ここで、原油高が起き、さらに中東戦争で中東からの石油の輸入が不安定になったら、日本のエネルギー政策は行き詰まります。

そんな時、アメリカは「日本はだいぶお困りの様じゃないか、どうだろう、我が国のシェールオイルを安く譲ってやってもイイよ。」と囁くかも知れません。「安く=言い値」ですが。



第二次世界大戦は、世界大恐慌の経済的混乱が招いた戦争です。恐慌で各国が保護主義に転じ、経済ブロックを作って、他国を締めだした結果、資源争奪と市場争奪の戦争が起こりました。

経済の大きな失敗の後には、戦争が起こり易い事は歴史が物語っています。何かとキナ臭い中東情勢ですが、その裏で経済の大きな崩壊が秒読みに入っている・・・・そう妄想する今日この頃です。

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