2019/8/28

構成の上手さに舌を巻く・・・『COP CRAFT』の7話は今期アニメで最高!!  アニメ
 

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『COP CRAFT』より

今期のアニメから1話だけ選ぶとするならば『女子高生の無駄づかい』の第7話、『やまい』だと信じて疑わなかった私・・・「ラストクラッパー」には私も家内も捧腹絶倒!!

しかし、思わぬダークホースが。

地球人と宇宙人の刑事のバディーもの『COP CRAFT』


『フルメタル・パニック』の賀東招二のラノベ原作ですが、良質の会話劇です。シリーズ構成も原作者本人が担当しています。(『氷菓』のシリーズ構成を担当しています)

海外の刑事もののツボを押さえた演出と、作画を節約しながらも、映画的なカット、そして岩崎琢の極上のサウンドトラックで、ひそかに楽しんでいました。

ただ、あと一つが足りない・・・。「良い所まで行くのに、感動に結びつかない残念は作品」というのが私の評価でした。

しかし、アニメオリジナルとなる7話は凄かった・・・。

これも、刑事ドラマで「ありがち」な展開ではあるのですが・・・極力説明的な会話を排除して、全く無駄のないシーンやカットの連続で、ラストはオジサンの涙腺は完全決壊です。

普通は悪役で終わる市長候補とその妻も、単なる悪役だけでない深みがあって、30分番組でこれをやられると、映画の尺って長すぎるって思ってしまいます。

大量の動画を使わなくても、絵コンテでしっかり画面を作り込んでいけば、映画の様な作品が作れる好例です。(対照的なのが『天気の子』)

1話から6話を全く観ていなくても、この7話だけは必見です。是非ご視聴を!!


サントラ・・・当然、買います!!


PS

ケレンミたっぷりのOPも必見。絵がヌルヌル動く必要は無いんです。本当にカットが上手い監督。

オオイシマサヨシの昭和ポップス全開の歌も良い!!


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2019/8/28

貰わずに死ねるか!!・・・年金は100年大丈夫?  時事/金融危機
 

■ 年金受給開始年齢の75歳への引き上げ ■

厚労省がようやく公的年金の財政検証結果を発表しましたが、経済見通しや、女性や高齢者の労働参加率が高すぎると野党から批判を浴びています。

まあ、鉛筆ナメナメな予測な事はほぼ全ての国民が薄っすらと気付いていますから、「年金は安全」と言われても、高齢者の財布の紐は益々キツク締まるばかり。

今回は需給開始年齢を75歳まで繰り下げる試算まで登場し、私達の世代は年金を貰わずして世を去る人も多くなりそうです。

小泉政権時代に導入された「マクロ経済スライド方式」によって、基礎年金(国民年金相当)は将来的には現在の7割まで減らされる予定です。

さらに、年金財政がひっ迫すると、段階的に需給開始年齢を繰り下げ(引き上げ)て、バランスを取って来た日本の年金制度。

要は「払うものを少なくすれば制度は維持できる」というだけなのですが、政治的には「百年は安心な年金制度」と表現されます。

■ 制度設計よりもGPIFの運用をどにかしないと大変な事になる ■

ところで、野党は経済見投資の甘さや、労働参加率の水増しを指摘していますが、一番の問題がGPIFの運用方法にある事を国民に知らしめるべきです。

1) 国内株を高値で買い株価を吊り上げる
2) 国内株の下落に際しては底値を支える
3) 円高で外債や外国株の運用比率が結果的に低下すると買い増す

国内株式市場では、GPIFの資金と日銀が「池のクジラ」となってPKO(price keeping operation)を実行しているので、株価が下がり難い状況です。

それでも世界的な経済の先行き不安(実際には金融緩和バブルの終末期)で、日本株も2万円を巡る攻防になっていますが、GPIFと日銀がどうにか2万円割れを食い止めている状況。これ、外国人投資家や、それに便乗する国内の個人投資家にプレゼントしている様なものです。

円高状況では、為替ヘッジを掛けているとは言え、海外株や外債投資の損失が拡大します。そこで痛手が小さいうちにポジションを解消すれば良いのですが、「GPIFの運用は長期の運用を考慮して」などと言っているのですから・・・ヤバイ。

円高で海外投資の投資比率が相対的に下がれば、投資比率を維持する為に買い増しをします。円売りドル買いを伴うので、為替的には円高阻止にはなりますが、これって「最後の買い手」の役割を引き受けているに等しい。

はっきり言って、「下手な投資家」の典型な訳ですが・・・はたして、金融緩和バブルが弾けた時に厚生年金の積立金は、民主党政権時代の金額を維持出来るのか・・・。

もしかすると「GPIFの運用は長期投資なので、取得時の金額ベースで運用実績を発表します」なんて言い出すかも知れない。

■ 「塩漬け覚悟」なら良いが、国民がこれを許さない■

次の世界的なバブル崩壊時には、GPIFの損失が拡大して「消えた年金問題」で安倍政権は退陣すると思われますが、その際に世論が「GPIFの資金をリスク運用すべきでない」という方向に傾く可能性が高い。

実はこれが一番危険で、底値でリスク資産をを売却して損失を確定する結果となります。そして、安全資産として日本国債に資金が一度も戻されれると最悪。

次なる危機の後、世界経済が「日本の失われた20年」の様になるならば、売却も悪くは無いのですが、多分そうはならない。危機の結果、成長率は鈍化しますが、各国国債や通貨の信用不安から、通貨の信用喪失が起こる可能性は低くは有りません。この場合は通貨の価値が下がり、現物の見た目の価値が増えるので「悪いインフレが発生」します。

悪いインフレが発生した時には、株価や地価などの資産価格は、少し遅れてから上昇し始めます。だから、株式や土地はインフレに強い資産と言われています。

一方、国債などの債券はインフレに弱い資産です。低金利の債券を保有している場合、インフレが発生して金利が上昇すると、保有する債券の金利が見すぼらしいものになるからです。現金の価値が下がる時に資金が債券に釘付けになると含み損が拡大します。


■ ゆうちょ銀行も・・・ ■

GPIFよりも怖いのがゆうちょ銀行です。世界最大の機関投資家(下手な機関投資家)のゆうちょ銀行は、さらにリスクを取っています。これ、確実に溶けます。

当てにしていた年金が減り・・・ゆうちょ銀行に預けていた老後の資金も危ない・・・・。

多分、ゆうちょ銀行は未だに半国営ですから、国が救済するのでしょう。日銀がバットバンクとなってGPIFや、ゆうちょ銀行や、その他の金融機関の不良債権を買い上げる。国債金利が上昇(価格は下落)したら、これも市場を通して買い上げる。

当然、市中の大量の円がバラまかれるので、その規模によってはインフレが発生します。そうなると、国債のゼロ金利の維持が難しくなり、財政の継続性に赤信号が灯ります。


最悪のシナリオではありますが・・・結果的に政府の年金負担を減らす事になる。なーんだ。年金って100年安全って本当だった!!


・・・・おいおい、国民、マジ死ぬんじゃね? 年金貰う前に・・・。



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