2020/9/28

雲取山・・・トザツーで山頂をGETせよ!!  自転車/マラソン
 

 経済記事まだー?とか、アニメ記事はどうしたとお怒りの諸兄。このブログのタイトルを良く見て欲しい。「人力でGO」とは、私が「人力」でトライしたアクティビティーを記録するブログです。決して陰謀論ブログや、逆指標相場ブログでは有りません。ましてアニメブログなどという軟弱なものとは決して違う!!熱い男のチャレンジと挫折を綴る硬派なブログなのです!!

という訳で今回も「トザツー」のネタ。




クリックすると元のサイズで表示します

■ 東京の最高峰「雲取山」を「トザツー」で目指せ! ■

先週の金峰山ですっかり気を良くして、トレラン用のザックを新調し、ウルトラライトのレインウエア(上だけ)を特価60%OFFで手に入れ、すっかり山モードの私。

東京近郊で「トザツー(登山+自転車)」に良い場所は無いかと探していたら、雲取山がヒットしました。標高2017m、東京の最高峰にして日本百名山の一つ。

一般的には奥多摩湖川の鴨沢登山口から頂上を目指しますが、このコース、標高差約1500m、片道15kmと非常に距離が長い。浦安を始発で出ても登山口到着は10時近くなるので、全行程走らない限り、日暮れまでに登山口に降りて来るのはキツイ。

ところが、鴨沢登山口から青梅街道を少し行った先に、「三条の湯」登山道にアクセスする林道の入り口が有る。もしやと思いググったら、やはりこの林道を自転車で走って「時短」する裏ワザが有る事が判明。林道後山線は国道から三条の湯登山口までの10Kmを繋ぎ、標高も1000m近くまで稼げます。

■ 新兵器、マルチスポーツバックと軽量レインウエア ■

本日デビューのトレラン用のザックは、ブラック・ダイヤモンドの15リトルタイプ。

クリックすると元のサイズで表示します

ブラック・ダイヤモンドはイギリスのアルピニスト系の軽量装備を作る攻めてるメーカーらしいですが、私の選択基準は自転車で使える事。ストラップの収納性が高く、簡易防水で、車からの視認性が高く、背中が暑くならず、さらに自転車ウエアのバックポケットにアクセス出来る大きさ。実はこのザック、これらの条件を全て満たします。

ウエストストラップが無いのですが、500mlのペットボトルがショルダストラップに2本入り、その他小さなポケットが複数付いています。外側の布地は補強されたナイロンでクライミングで岩に擦り付けても破れない強度。このシェルが蓋も兼ねます。ザックの容量はトレラン用としては大きめの15ℓ。これならテントを持たない登山には充分です。

本日の装備はザック含めて4kg台(但し、水を除く)

飲み物 ・・・水2ℓポカリ500ml
食べ物 ・・・カップ麺x1
携帯食 ・・・スティックx2 / マグネシウムゼリーx2
レインウエア上下、ゲーター、防寒着(ダウンベスト)、着替え(長袖Tシャツ、短パン)
ガスボンベ(OD缶)+バーナーx1、クッカーx1
ヘッドライト

行動着は・・

登山ズボン(長ズボン)、コンプレッションタイツ、自転車用の長袖インナー、Tシャツ、裏起毛ポリエステルパカー、軽量登山靴

本日投入の秘密兵器第二段は、MONTANEの777レインウエア。非常に軽量でシナやかですが、しかりと防水放湿性能の有るULのレインウエアです。これ、60%OFFで手に入れました。この薄さ、この軽さで三層構造は優秀。2層タイプの様に内側が肌に貼り付く事が無く、トレランやハイペースな登山に最適です。

レインウエアの下は、大昔に買ったオンヨネ。確か上下で8千円だったかな。下は何でも良いんです。上半身ほど蒸れて不快では有りませんから。むしろ、レインウエアの下は消耗品。泥だらけになるし、自転車のサドルで摺れるし、重くても、多少ゴワゴワしていても気にならないし・・・。


クリックすると元のサイズで表示します



■ 中央線の特別快速のワナ ■

土曜日は雨予報でしたが、山岳天気では雲取山山頂付近は12頃までは晴れ。レインウエアとザックの防水性のチェックも兼ねて取り合えず奥多摩を目指します。

東西線の始発で奥多摩を目指すと非常に乗り継ぎが悪い。そこで、6:17分発に乗ると中野で中央特快に3分で乗り継ぎが出来、始発より10分程度遅く奥多摩駅には8:21に到着します。

ところが、問題が・・・。トイレタイムが取れないのです。重いMTBを運んでの乗り換え、さらに輪行は最前か最後尾の車両を使うのがルール。中野の3分の乗り換えでトイレに行くのは無理。そんな不安を覚えつつ電車の乗り込んだら、変に意識してしまって、そこはかとない尿意が・・・。気のせい、気のせいと、中野で乗り換え・・・青梅で電車を降りるハメに。ちょっと停車時間が長いかなと思ったのですが、ホームに戻ると電車は居なかった・・・。

そんなこんなで、奥多摩到着は8:48分。自転車パートを2時間で片づけても、雲取山頂ピストンは微妙な時間です。

クリックすると元のサイズで表示します
ホリデー快速は混雑するので、きちんと後輪も外し、フレームに前後輪固定。でも、電車空いてました・・・雨だからね。MTBを一荷物にすると超重たいです。  8:48


■ ダート林道ってスピード出ないよね・・・ ■

さっさと自転車を組み立ててHEAR WE GO!!(今期アニメ「天晴爛漫!」、皆さん観てますか。最高っス!!)

いつもは帰りのコースで使う奥多摩湖までの道、逆に進むと結構な登り坂です。奥多摩湖に到着した時には空腹MAX!!。売店でアンパンとどら焼きを買って、アンパンを腹に詰め込み再出発。

後山林道に取りついたのが10:19でした。ここから徒歩ならば「三条の湯」まで10kmを3時間の行程。それをMTBで短縮しようという計画ですが・・・普通に500mのヒルクライムですよね・・。「お祭」のバス停が564m、三条の湯が1100mですから・・・。

さらに、ダートと言っても拳大のカドの尖った石がゴロゴロしてフルリジットのMTBでは非常に走り難い。さらに地面から岩の頭が出ていたりと・・・タイヤが転がり難いのに、スリップし易い。結局11:26分に林道の終点に到着しました。95%は乗車で登りましたが、石がゴロゴロした急坂で「押し」が入りました。三条の湯まで登山コースを30分程歩くので、コースタイムはだいたい2時間。徒歩に比べて1時間の節約ですが、多分、私はこの斜度は走ってしまうので、自転車のメリットは奥多摩駅の移動しか無い様な・・・。ただ、久しぶりのダートとMTBは楽しい。本日、ここから引き返してもも悔いは無し!!


クリックすると元のサイズで表示します
最近、何故か良く来る奥多摩湖


クリックすると元のサイズで表示します
林道後山線の入り口。「お祭」のバス停のすぐ先に有ります。バスは1日4便なので、徒歩の場合は鴨沢のバス停から徒歩10分。 11:19


クリックすると元のサイズで表示します
三条の湯までは10km、徒歩で3時間・・・林道ハイクって単調だよね・・・。

クリックすると元のサイズで表示します
林道の入り口から3km程度で車両通行止めのゲート。自転車はOK・・多分。


クリックすると元のサイズで表示します
こんな崩落個所が至所に有る。山側はほぼ落石防止ネットで覆われています。山は常に崩れ続けるので林道の維持って大変です。


クリックすると元のサイズで表示します
ようやく林道の終点です。カブが2台停まっていまいした。渓流釣りの人でしょうか?しかし、この林道を登れるスーパーカブ、パナイです!! 11:26

■ 三条の湯までは、谷に貼り付いた細い登山道でスリリング ■

雨が強くなったので、ゲーターとレインウエアの上下を着ます。ゲーターはレインパンツの上か下かという永遠の論争が有りますが、本日はゲイターをレインパンツの下にします。理由は・・・ゴアテックスのゲーターはオンヨネのレインパンツより高いから汚したく無い・・・。

ウソピョーーン!雨が強い時はレインパンツをゲーターの中に入れると、パンツを伝わった雨がゲーターの中に侵入するからです。小雨や、泥道や富士山の砂走の様に浸水の可能性が無い場合はゲーターを上にします。パンツの裾が汚れるのを防ぐ目的です。


三条の湯までは谷川沿いの崖に貼り付いた細い登山道を登ります。片側は崖。高さはそれ程無いので、怖くは有りませんが、そこそこにスリルング。道はしっかりしているので滑落の危険性は低いです。

雨に濡れた緑が美しく、谷川の流れもキレイなので、Goporoと写真を撮りまくって、中々先に進めません。30分程して三条の湯が見えて来ました。


登山開始が11:41、三条の湯到着が12:10。ほぼ標準タイムですね。


クリックすると元のサイズで表示します
もっと、崖に道がへばり付く様な箇所が有ったのですが、写真を撮ってませんでした。高所恐怖症の人は、この道は辛いかも・・。


クリックすると元のサイズで表示します
三条の湯が見えて来ました。


■ ムリゲーだけど行ける所まで ■

「三条の湯」は知る人ぞ知る秘湯。昔、漁師が手負いの鹿が湧き水で傷を癒す姿を見て、ここに湯治場を開いたとか。当時は湯舟だけが有り、訪れた人が自分で湯を沸かして入ったらしい。ちなみに、正式には温泉では無く鉱泉。水温は10℃程度で、薪で焚いています。

入湯料は600円。窓から緑の山々や谷が見渡せるらしい・・。宿泊もできるので、登山者だけで無く、温泉ファンも宿泊しています。

自国は12:15分。山頂までの往復の標準タイムは5時間40分。どんなに急いでも3時間ちょっと掛かりそうです。谷間は16時には暗くなり始めるので、MTBのダウヒルを考えたらギリギリの時間。山頂や途中で休憩したらアウト・・。

本日は登山は止めて温泉でマッタリして帰ろうかとも思いましたが、次に来た時の為に登山道をある程度は確認しておきたい。尾根筋に付けば迷う事は無いので、本日は三条のダルを目標に登山を開始します。2時間歩いたら、絶対に引き返す事を自分に誓います。(これが難しい)


クリックすると元のサイズで表示します
秘湯として知る人ぞ知る「三条の湯」。ここだけを目当てに来る人も。

クリックすると元のサイズで表示します
ここから雲取山まで3時間20分。・・・急いでも登り2時間、下り1時間・・・。


■ 雲取山ってこんなに「深い」んだ!! ■

後山川を木の橋で越えると、いよいよ本格的な登山の開始です。序盤だけ、崖に沿った細い道で鎖も付いていますが、そこから先は樹林の中をトラバースの形で徐々に標高を上げて行きます。

問題は崩落して登山道が崩れてしまっている箇所。迂回路が出来ていると思いますが、無理は禁物です。

雨は小康状態で、樹林の下では気になりません。湿度は高いのですが、気温も高くは無いので、山に入ってからはレインウエアーは快適です。

軽く霧が掛かって幻想的な風景の中、1時間程進と、大きな崩落個所に突き当たります。迂回路に入り、暫く歩くと、こちらも崩落で道が無い。何となく、踏み後らしき物が有るので、進んでみます。しかし、これも途中で途切れてしまいます。

・・・これ、完全にルートをロストしました。こういう場合は自分の足跡を辿って戻る事が正解ですが、何となく斜面の上の登山道らしき物が見えます。斜面の傾斜はけっこうキツク、足元もズルズルと崩れるので、四つん這いになって、木々の根や幹を手掛かりに直登します。この手の直登は久しぶりです。

どうにか、迂回路に復帰します。帰りに確認したら、迂回路の九十九折れのターンを見逃した様です。(相当に分かり難い)

迂回路は尾根の反対側を巻いているので、尾根を越えたら下り坂が続きます。だいぶ標高を無題にした感じ・・・。

本来の登山道に復帰してしばらくすると、登山道に岩場が出て来ます。白い色なので石灰岩でしょうか。この辺りは鍾乳洞も有るので、石灰岩地帯です。岩の表面は結構滑りやすく注意が必要です。慎重に進みます。

岩場を過ぎると、道は再び樹林下の緩い傾斜に・・・。登山開始から1:30経っています。後30分で三条のダルの尾根にデレルか微妙なので、ここで勇気ある撤退を選択。

クリックすると元のサイズで表示します
雨の為か水量も豊富です。水車で発電して小屋に送っているのか、ここから送電線が伸びています。

クリックすると元のサイズで表示します
崩落していますが、道がしっかり付いています。

クリックすると元のサイズで表示します
途中、一瞬尾根筋に出ますが、再び樹林帯の中へ

クリックすると元のサイズで表示します
岩が出て来ました。滑り易いので注意して進みます

■ キノコ祭りだーーー!!■

帰り道は、登山道をロストした箇所の確認と、登山道に脇に沢山生えていたキノコの写真を撮りながらノンビリ帰ります。しばらく山の自然と森の恵みをお楽しみ下さい。

・・・キノコ、どれが食べられて、どれが毒キノコなのか素人には分からないですね。


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します
鎖場を越えたら直ぐに三条の湯です

三条の湯に戻って来たのが2:50分。鹿肉入りのカレーを御馳走になって(美味しかったけど一気に食べてしまて鹿肉の記憶が・・・)、常連の宿泊客の女性が薪ストーブに着火に苦戦していたので手伝って、リュックの中でかさ張るカップラーメンをリリースして、三条の湯を後にします。

下りはハイペースで自転車が停めてある登山口まで戻ります。さて、ここから楽しいダウンヒルですが・・・パンクとスリップが怖くて慎重に下ります。その分、国道に出てからは全力でペダルを漕ぎます。

奥多摩駅の交差点で後輪がグニャリとしたので確認すると・・・パンクです。小さな穴らしく、一気に空気は抜けていません。林道の下りで穴が空いたにしては空気に減りがゆっくり過ぎます。(帰宅後に確認したら細い金属線が二本刺さっていました。街中で踏んでタイヤに刺さっていたものが、石に押されてチューブに到達したのでしょう。


■ 日帰り登山では勿体ないルートだった ■

雲取山の日帰り登山は、ネットでも様々な議論が有る様です。アクセスが良いので、車の方は5時頃に鴨沢登山口からピストン出来ますが、体力の有る経験者に限ります。初心者が日帰り予定で途中で立ち往生する事も多いとか。

浦安からだと登山道に到達する時刻が遅いので、多分、トレランペースで無ければ秋の時期の日帰りは無理でしょう。

ポピュラーな鴨沢ルートは行った事が無いのですが、樹林帯の下のダラダラした登りが長いらしい。丹沢の大倉尾根みたいな感じですかね。あれは精神的にキツイ。

私的には今回の「三条の湯」コースは相当に気に入りました。川沿いの登りは林道と言えども楽しいですし、「三条の湯」の雰囲気が良い。このコース、日帰りには勿体ない。風呂に入った後に宿に前泊しても良し、テントを張っても良し。或いは、鴨沢からこちらに降りて風呂に入って泊まるというのも楽しいかも知れません。

・・・次はテント泊で是非来たい。

キツイと思ったMTBのヒルクライムも、今は「面白かった!!」に変わっています。フルリジットのダート走行は体幹が鍛えられてトレーニングにも成ります。


雲取山よ、待っていておくれ。直ぐ、又チャレンジするよ!!
5


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ