2020/10/19

新型コロナ第二波に怯える世界と勝組スエーデン  新型コロナウイルス
 

■ コロナウィルス対応T細胞が第二波を防ぐスエーデン ■

欧州ではコロナ感染者が増加に転じ、フランスなどが再びロックダウンを迫られています。経済的影響が大きいので「短期のロックダウン」に留める予定ですが、世界は第二波の襲来に恐怖しています。

一方、「勝ち組」に名乗りを上げているのがスエーデン。スエーデンはロックダウンの様な手段を取らずに、ある程度国民生活の自由を保ったので、第一波では高齢者を中心に欧州の他の地域と同等の死者が出て「集団免疫戦略は失敗だった」と多くのメディアに書きたてられました。

しかし、1転して「スエーデンはコロナの勝組」とか「スエーデンは集団免疫を獲得した」という報道が出始めています。

スエーデンの新型コロナ対策はカロリンスカ研究所が中心になって進めていますが、同研究所は新型コロナ感染におけるT細胞による細胞性免疫の研究で世界のトップを走っています。新型コロナウィルスに感染しても、症状の軽い人では抗体ができずに発症すらしないケースが多い。

この原因は謎とされていましたが、新型コロナウイルス以外に感染した時に白血球の一種であるT細胞がメモリーしたウイルスの情報が、新型コロナにも反応するという研究結果が複数発表されています。「交差免疫反応」と呼ばれる現象です。さらに新型コロナウィルスに感染した人は、発症せずとも新型コロナに対応したT細胞を獲得しています。T細胞のウイルスの記憶時間がどの程度あるのかは解明されていませんが、極端なロックダウン政策を取らなかったスエーデンは多くの国民がウイルスに感染し、T細胞による細胞性免疫を獲得している可能性が高い。

日本も同様に、「いい加減なロックダウン」しかしていませんから、スエーデンと似た状況にあると考えられます。

■ 地域、人種が同じであれば死亡率はほぼ同じ数値に収束する ■

新型コロナウイするの国別の死亡率(人口当たりの死者数)を比較すると、イタリアもスエーデンも大差無い事が分かります。死亡率は感染初期に急激に増大して、ある所で収束する。日本で最近死者が少ないのも、同様の傾向があると考えて良いでしょう。

これは、感染の拡大初期に高齢者や糖尿病などの基礎疾患を持っている人が、ひとしきり重症化したり死亡した後は、ハイリスクの絶対数が減るので、死者が増えなくなると考える事が出来ます。

8割オジサンら、「コロナ怖い怖い教」のシミュレーションは、「感染の母集団の変化」を考慮していないので、感染初期のハイリスクの死亡率が高い時期の死亡率が継続するとして計算を行っていたと考えられます。しかし、感染初期に「弱い人から死亡したり重症化する」のは、他の感染症でも「当たり前」の事で、この影響を軽視していたシミュレーションは単なる数字遊びに過ぎなかった。

ロックダウンなど感染対策の徹底度の違いによって死者数が飽和するまでの時間には差が有ますが、現状、世界の殆どの国で死者の増加率は非常に低くなっています。

仮に第二波が襲ってきても、第1波の時の様な死者数の急激な増加は観測されないでしょう。但し、糖尿病が悪化したり、加齢による体力の低下が進行したり、あるは別の疾患で免疫力が低下するなど、一定数のハイリスクの方は増え続けますから、「シーズンの死者数」は毎年、ある一定の範囲で観測されます。これはインフルエンザと同じ。

ただ、ウイルスの毒性はインフルエンザの方が高いので、新型コロナウイルスは風邪に近いものに収束していくと予想されます。ほとんどの人は感染しても無症状か軽い症状しか出ず、運悪く重症化したり死亡したりしても、その数はインフルエンザよりも一桁、或いは二桁少ない・・・それがウィズ・コロナ時代の新型コロナウイルスの姿。

■ どんなに注意していても、いつかは感染する ■

ロックダウンは永遠に続ける事は出来ません。必ず解除する時がやって来ます。そして、ロックダウンが解除されると、再び感染が拡大する・・・・。

ウイルスとの戦いはイタチゴッコで、ロックダウンは医療資源の枯渇を防止出来ますが、感染を解消する事は出来ません。

ただ、各国とも新たな死者数が増えていない事を考えると、死者のピークは過ぎており、今後はどの程度の重症化や死者数を「許容範囲」にするかの議論に移るべき時が来ている。これはインフルエンザと同じです。だから、指定感染症の指定もインフル同等の5類が妥当で、PCR陽性者や軽症の患者の入院は全く必要ありません。


■ 風邪にワクチンは効かない ■

「ワクチンが開発されるまでの辛抱」という言葉をよく聞きますが・・・ワクチンが効果を発揮するかは未知数です。

一本鎖RNAの新型コロナウイルスは絶えず突然変異を繰り返しています。これは風邪の原因となるコロナウイルスも同様で、だから風邪にはワクチンが効かない。仮に風邪に効果を発揮するワクチンが開発されても、直ぐにウイルスの変異によって効果が失われるので、ワクチンを開発する意味がありません。

新型コロナウイルスもコロナウイルスに変わりは無いので、ワクチンが認可される頃にはウイルスが変異してワクチンの効果が薄れる可能性は高い。


■ ワクチンは高齢者が気休めに接種すれば良い ■

新型コロナウイルスは、ほとんどの健常者はほとんど発症すらしないので、守べきはハイリスクの高齢者や、妊娠初期の方、そして基礎疾患や免疫系疾患をお持ちの方だけと言えます。

ワクチンが無い時には、これらの方をウイルスから遮断する必要が在り、自主隔離をして家族とも交流をシャットダウンするか、或いはハイリスクと交流のある方の徹底したウイルス対策が求められました。

しかし、新型コロナウイルスに効果を発揮するワクチンの接種が始まれば、ハイリスクの方のリスクはワクチンで防ぐ事がある程度可能になります。要はインフルエンザと同じ考え方をすれば良い。

一方、健常者にワクチン接種が必要かどうかは微妙です。健常者にとっては風邪と同等の症状しか無いウイルスにワクチン接種が必要なのか・・・。これは不要です。インフルエンザ以下の脅威に過ぎないのですから・・・。

■ 妊娠初期の妊婦はどうするかが問題 ■

妊娠初期の妊婦は免疫系に変化があるので新型コロナウイルス感染には注意が必要かも知れません。(妊娠後期は問題無い様です)

新型インフルエンザ(H1N1)の時は妊婦の死亡率が一般の方よりも高かったのでワクチン接種の必要性を否定出来ませんでしたが、新型コロナウイルスで妊娠初期の方の死亡率が顕著に高いという研究を私は見た事がありません。(ネットで)医療関係のページを見ても「注意するに越したことは無い」程度の表現が多い。

基礎疾患を持たない妊婦の方にとっては「新型コロナウイルスは風邪と同様に注意した方が良い程度の感染症」です。

ですから、安全性が不確かなワクチンを慌てて接種する必要は低い。ここは、じっくりと高齢者の方々がワクチンを打ち終わるのを待って、安全かどうかを見極めるのも良いかと思います。



最後に・・・


PCRでの新型コロナウイルスの検出を止めたならば、今、日本で新型コロナウイルスが流行していると気づく人は専門家にも存在しません。

私達は「存在しない危機」と戦っているのです。全くアホらしい・・・。まあ、グレート・リセットのツールですから、それに腹を立てても仕方が無いのですが・・・。
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