2020/11/17

恐怖のダウ平均3万ドル・・・期待って何?  時事/金融危機


このブログは「おたくブログ」であり、私の「旅行記ブログ」なのですが、どうも、これらの記事の反応が薄い・・・。これらの記事への拍手やコメントが少ないと・・・ちょっと凹みます。

特に最近の「トザツー」ネタは、マジでYoutuber並みに身体張ってます。今日も筋肉痛が痛い・・・。




■ ダウが市場最高値 ■

コロナ禍で実体経済がメルトダウンする状況の中で、資産市場は「焼け太り」を続けています。ダウ平均株価は取引時間中の最高値を更新し、3万ドルう伺う勢い。

大統領選挙の決着(?)や、新型コロナワクチンの開発のニュースを好感したものですが、まさに「期待で買って、事実で売る」展開となる事は必至。

■ V字回復は有り得るのか ■

「日本で6−9月期のGDPが20%を超えるプラス」と報道されていますが、これは前期費なので、コロナ禍でボロボロだった4−8月期に比べての話。さらに年率換算です。ニュースも流石に数字だけ伝えると誤解を招くので「コロナ前の水準には遠く及ばない」との注釈を付けています。

企業の倒産件数は高止まりしていますが、この他に大量の「廃業」がある事をニュースは伝えていません。同様に失業率は職安に来る人達の統計なので、職安に行かないフリーターなどの雇止めや、求職活動を諦めてしまった人まで含めると、失業率は相当な高さである事は容易に想像出来ます。

今は企業が金利ゼロの特別融資を受けて営業を続けていますが、いずれは返済しなければならない負債には変わり有りません。コロナ自粛が長引けば長引く程、企業の財務状況はボロボロになって行きます。

■ 内部留保を切り崩す企業 ■

下っ端の会社員の多くが、「ウチは給料もボーナスも未だ出ているから大丈夫」と思っていますが、多くの企業が内部留保を切り崩して人件費を払っています。無利子の借り入れで凌いでいる企業も多いでしょう。

コロナ解雇は社会的にタブーなので、大手企業は非正規雇用の雇止めも現在は控えている状況です。しかし、社員や非正規社員が利益に繋がる仕事をしているかと言えば、相当に怪しい状況になっています。社員はリモート会議をするだけで「仕事をした気」になっていますが、利益には繋がっていません。

売り上げが3割減れば利益が出なくなる企業は多いと思いますが、今は大手も含めてそんな企業だらけになっている。それでも、「コロナが終われば売り上げがV字回復する」と見込んで、その時の為に雇用を確保している状況です。

■ スパイラルで悪化するアフターコロナの経済 ■

コロナ自粛が3カ月〜6カ月であれば、V字回復はあり得たでしょう。しかし、第三波(大ウソですが)が発生したとされ、各国が再びロックダウンや自粛に向かう中で、経済は来年の春までは現状か現状以下の状況となります。

ここからV字回復が始まる為には、個人消費がV字回復する必要が有ります。しかし、企業は来援は人件費の削減をせざるを得ないので、ベースアップどころかベースダウンが確実。さらにボーナスも確実に減るか無くなる。こ12月からは非正規雇用の雇止めも増えるでしょう。これで個人消費が回復するとは思えません。

個人消費は経済のベースですから、ここが痛むとスパイラルで景気悪化が深刻化します。


■ バラマキに期待する資産市場 ■

新型コロナワクチンが接種され、社会活動が正常化する仮定で、各国政府は「カンフル」として大型の景気対策や、バラマキ給付を行うハズです。経済のV字回復を「演出」して自粛ムードを払拭しようとするハズです。

現在の株式市場や資産市場の上昇は、このバラマキに期待をしている。バラマかれた資金は、消費に回る事無く、バブル化した市場に流入する事は確実です。それまで、市場の支配者達は、市場をヒートアップさせる準備に余念が有りません。

まさに「〇〇ホイホイ」をセットして待ち受けている。

■ 収穫は終わっている ■

リーマンショック以降のバブル相場を仕掛けた連中は、既に利確して資金を安全な場所に置いているハズです。

今、市場を加熱させているのは、個人投資家の資金や、それに便乗した見せ金。ロビンフットの様な過熱し易いシステムに、AIが便乗する形で相場が作られている。

投資ファンドなども、上客の資金は安全な所に既に逃がしているハズです。或いは、ファンドを解散してリスクを切り離している。残るは年金など個人の小金を集めた資金ばかり。これはバブルが弾けると消えて無くります。

■ 今の状況に恐ろしさを感じないのであれば「食われる」 ■

動物は本能的に危険を回避すます。投資家の第六感みたいなものの似た感じかもしれません。生き残る投資家は「勘」が鋭い。彼らは逃げ足が速い。

一方、どんな生物の集団にも「勘が鈍い」個体は少なからず存在します。目の前に餌が転がっていると、危険だと分かっていても巣穴から出て来てしまう。

生物種の保存としては、慎重な個体と、チャレンジャーが程よくミックスされていて種の保存と繁栄が可能になります。危険ばかり重視して巣穴に籠っていたのでは餓死してしまうからです。

ただ・・・市場は肉食動物が支配する世界です。彼らは周到に餌を蒔き、上空から獲物が巣穴から出て来るのを根気強く待ちます。一匹や二匹出て来ても狩りは初めません。巣穴からゾロゾロと出て来て餌に群がっている所を、上空から一気に襲い掛かるのです。


生き残るのは一部の「勘の良い」個体だけ・・・。後は皆な「食われる」。


1割が生き残り、9割が死ぬ・・・・市場は昔も今も、この法則で動いているのです。


■ 「食われる」年金やゆうちょ ■

ネットを徘徊して様々な市場の情報を集める皆さんは「ハイエナ」か「ジャッカル」に似た存在で、肉食系でしょう。

一方、年金資金や、ゆうちょ銀行の預金や、地方銀行の預金は、完全に餌の草食動物。それも逃げ足が遅く、自分を守る固い甲羅も持っていません。時が来れば、一気に「食われる」餌に過ぎません。「カモ」とも言います。

今の所、目先の利く個人投資家は、大型肉食獣と同じ行動パターを取っていれば「おこぼれ」にあり付けます。

しかし本格的な狩りが始まると、大型肉食獣はハイエナやジャッカルにも襲い掛かります。一回、タイミングを外されただけで、彼らは簡単に餌食になる。


■ 地震予知と同じで、市場は必ず崩壊するが、その時期を当てるのは難しい ■

当ブログは昔から「オオカミ少年」と言われていますが、これは「当たらない地震予知」に似ている。

地震予知は、電磁波や地下水位の変化、雲の観測や、地殻の微小の変異から、地震を予測しますが、大方は外れます。

しかし、地震が来ない訳では無く、地震は100%、どこかのタイミングで起こる。ただ、その時期の予測が今の科学では不可能なだけ。

バブルの崩壊も似たようなモノで、「不連続の現象」の予測は不可能に近い。様々な「偶然」が重なる事で、大規模な「必然」が引き起こされる。

現在、地震予知が不可能というのは常識で「30年以内に70%の確率で首都直下型地震が発生する」という曖昧な言い回しが今のトレンド。これを「明日地震が起きる確率」に換算すると、ほとんどゼロ%になる。

■ 市場予測は、地震予知よりも難しい ■

地震予知は不可能に近いですが、個々の事象は自然の法則に則っています。ですからち、地殻変動を完全にシミュレートするコンピューターが存在すれば、かなりの確率で予知は可能です。ただ、それ程まで高性能なコンピューターが存在しないだけ。

では、バブルの崩壊も経済全体を再現出来るスーパーコンピュターが有れば予測出来るのか・・・答えはNOです。何故なら経済は自然科学では無いからです。

資産市場の動向に最も大きな影響を与えるのは、金利と資金の流入量ですが、この二つとも、中央銀行の意向によって決められます。要は「定数」であるはずのパラメーターが、人為的に操作される。これでは、どんなシミュレーションも正解を出す事が不可能です。

危機が発生して、従来のルールならば市場が崩壊するハズなのに、中央銀行が大量の通貨を発行して、さらに金利をゼロ以下に下げてしまった・・・。これ、自然科学ではあり得ない事です。系を支えるルールが変わってしまうのですから、重力加速度が変わってしまうとか、円周率が変わってしまうに等しい。


そんな中でも予測を的中させる人が居ますが、そんなのマグレかインサイダーでしか無い。


・・・という訳で、「人力でGO」は今後も気楽に「オオカミが来たよ」を連発する事にします。情報としては意味が有りませんが、経済クライム・エンタテーメントだと思って頂ければ幸いです。
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