2021/2/11

コメント欄で書ききれないので・・・  分類なし
 
ドクダミ さん

高橋洋一氏の動画は無限国債とか政府通貨に相当する話
ですが、何も新しい話では無いですよね。彼は自民党の
若手に政府通貨を説いていたら、何故かゴルフ場でロレ
ックスを盗んだとして逮捕された・・・。

MMT論は「政府と中央銀行を統合政府と考えるならば
国債は原理的には無限に発行出来る」という当たり前の
事を言っているに過ぎません。ただ、実際にはインフレ
が発生するので、そうなったら通貨発行を減らすなり、
増税するなりしてインフレを止めたら良いという無邪気
な学説?です。

しかし、実際には為替市場が存在する訳で、一国だけが
通貨のルールを破ってこれを実効したら、通貨は売り浴
びせられて暴落し、輸入コストが増大して簡単にインフ
レになってしまいます。(現在の様にコッソリやればO
Kですが)

ドルはこれに近い事をやっていて、米国債を発行してこ
れをFRBに引き受けさせてドルを増やし続けていま
す。普通ならばドルが暴落してもオカシクは無いのです
が、昔は石油が返る基軸通貨、現在は金融市場の基軸通
貨としてドルの需要は高い。

さらに、本来ならば借用書に過ぎない米国債も金利が付
いてドルの次に信用力のあるものとして需要が高い。流
動性が高い事も魅力の一つとなっています。

ご指摘の様にニクソンショック以降、紙を刷るだけで利
益を世界の経営者に与え続けるドルは、まさに打ち出の
小槌ですが・・・リーマンショック直後にドルの流動性
が一瞬で枯渇して、ドルの信用に疑問が持たれたのも事
実です。ドルの次の基軸通貨についてもフランスと中国
を中心に真剣に討議されました。

現在の世界経済を不安定にしているのはドルやその他の
通貨の過剰発行で、これは通貨発行量によって景気をコ
ントロール出来るとする主流派経済学の副産物ですが、
彼らもその限界には気づいています。大きくなり過ぎた
資産市場が資金を吸収してしまうので、実体経済の金利
がゼロに貼り付いてしまい、投資意欲が失われてしま
う。

その対処方の極端な例がリフレ論であり、さらには財政
も活用したMMTですが、政府はお金の使い方が下手な
ので、成長はさらに阻害されます。そして政府が公共事
業などを増やすと民間の事業を圧迫してさらに成長が止
まる。

ただ、少子高齢化が進む先進国では、いずれ潜在成長力
はゼロ以下になるので、どこかで現在のシステムは行き
詰まります。ベーシックインカムの様なシステムが不可
欠となりあすが、税収が低下した状態では財政赤字を拡
大するだけの結果となります。それならばMMTなどと
言わずに政府通貨の方が簡潔です。私はコロナ危機は現
在の通貨制度を壊す仕込みで、次は管理された政府通貨
の時代が来るのではないかと妄想しています。
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