2021/7/19

圧倒的な映像と圧倒的な駄作感・・・『竜とそばかすの姫』  アニメ
 

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『竜とそばかすの姫』より


ここから下は未見の方はご遠慮下さい。



■ 圧倒的なんだよ・・・ ■

未見の方が多いと思いますので、あまり細かくは書きません。

「圧倒的な映像表現が随所にちりばめられた、圧倒的な駄作」 以上。



冒頭15分のバーチャル空間の映像だけで観に行く価値は十分あり、

駅での「グラナダの奇跡」の進化系を観るだけで往年のファンには嬉しい。

なのに、何故か、観終わった後にに圧倒的なガッカリ観が襲って来る・・・・


脚本だよね・・・。


細田監督は『美女と野獣』をやりたかったと語っている様ですが、マンマじゃねぇーか!!

捻れよ・・・。



さらに・・・野獣の正体は・・・おい、これあり得んだろう・・・。

父ちゃん、モブキャラじゃねぇーか!!?

母ちゃん、何であそこで激流に挑むの?

おい、男子高校生二人・・・君ら物語に絡んでいないじゃん、「時かけ要員」ですか?

コーラスのオバちゃん達誰だよ・・・って、何で歌えない娘が市民コーラスに居るの???

おい、サックス吹いてる美少女・・・カワイイじゃん・・・

カヌー男子、お前主人公とどういう関係だよ・・・説明無いじゃん・・・・。


■ 脚本の役割 ■

カンヌで濱口監督が脚本賞を受賞しています。村上春樹の原作を映画化した「ドライブ・マイ・カー」による受賞です。

文章としては完成の域に達していると思われる村上春樹の原作を映像表現にするに当たり、脚本は「取捨選択と補足」を要求されます。(未見なので詳しくは分かりませんが)

例えば、原作では時系列で進行している物語を、クライマックスからスタートさせる手法は一般的です。観客は飽きやすいので、最初に掴みが無いと「つまらない」と感じるからです。

或いは、文章を映像化するに当たり、セリフを大幅に削る事も在ります。映像で説明出来る所は映像に任せた方が効果的な場合も多いからです。

登場人物をマルっと削る事も在ります。映画の尺に合わせる為に不要なエピソードを削る為です。或いは主人公が男性から女性に変わる事も在ります。『夏美のホタル』がこの例で、原作は男性が主人公でしたが、映画では有村架純が主人公となっています。

この様に、映像作品における脚本家の役割は非常に大きい。特にオリジナル作品の場合は、物語の全てが脚本家に委ねられています。

■ 「必然性」と「偶然性」そして「必要性」のバランス ■

上の書いた様な事は、脚本の技術的な問題に過ぎません。

脚本に限らず物語に必要なのは「必然性」と「偶然性」そして「必要性」のバランスだと私は考えています。

例えばラノベやアニメ作品がバカにされる原因となる「ご都合主義」ですが、これは「必然性の欠如」と言い換える事が出来ます。物語の進行上は「必要性」が高いのですが、「必然性」が低いので、視聴者や読者はそれを「唐突」で「ご都合主義」と感じる。

やはり作品に納得を得る為には、登場人物やプロットに「必然性」は不可欠です。ある人物が搭乗するならば、その人物が登場する「必然性」が必要です。物語の進行にその人物が不可欠であると納得する必要がある。

この場合、ランクには色々あります。ゲームの「村人A」の様な登場人物も居ますが、これも物語の進行には不可欠です。物語の分岐に関わっているからです。これは「名脇役」などと呼ばれる人達が演じる事が多い。思わせ振りな態度や視線で、一瞬で不穏な空気を作ったりする事が要求されたりします。

一方「クラスメイトA」あるいは「モブキャラ」はあまり物語には重要では在りません。これは「背景」として機能するだけで、物語の進行に関わらないからです。

もう少し重要な登場人物になると、物語の進行に不可欠で、主人公の行動に強く影響を与えます。当然、登場時間も長くなります。

これらの「必要性」と「必然性」が満たされている事が、物語の最低限のルールです。


■ 「偶然性」はスパイス ■

「偶然性」は物語のスパイスとして機能します。

例えば、「刑事と犯人が偶然出会っていた」んどという設定はテッパンです。さらに心惹かれて合っていたなんて展開は私的な好物です。

但し、「偶然性」にも禁則はあります。例えば連続殺人犯が偶々職質で見つかってしまうのはNG。「偶然の連発」もNGでしょう。(これツマラナイ推理ものでありがち)

「偶然」は「伏線」としても重要です。一見、物語に関係の無い人物が、実は裏で物語に大きく絡んでいたなんていうのは良く使われる手法です。読者や視聴者は、登場人物の全てに注意を配らないと、「伏線回収のアハ感」が得られない。上手な伏線が張られた作品は読後や視聴後の満足度も高い。

一方で、「こいつ怪しい」とか「実はこの人が裏で絡んでいる」と思われた人物が、ただの登場人物Aだった時の失望も大きい。少なくともその人物が物語に絡めば納得もしますが、結構登場時間が長かったり、主人公にとって重要な存在なのに、「出て来ただけ」だと興ざめします。


■ 重要なシーンをどう繋いでゆくか ■

ハリウッド映画の脚本は観客を飽きさせない為に3分に1回は笑わせたり、ハラハラさせたりする必要が有ると言われています。しかし、私はそれが優秀な脚本だとは思いません。むしろダメな脚本。

優秀な脚本とは、最後のクライマックスを盛り上げる為にコツコツと伏線を積み上げ、登場人物を掘り下げ、物語の帰結としてのラストへの「必然性のレール」を敷く行為だと考えます。

物語全体としてダラダラしない為に、重要なシーンをしっかりと描き、その間のシーンで主人公の性格や物語の背景を掘り下げる様な地味なシーンで上手に繋ぐ事こそ脚本家の手腕だとも言えます。

尤も、意図的にこの約束に反する事で成立する物語がある事も理解しています。「裏切りの快感」で成立するトリッキーな作品ですが、面白いけれど名作とは成り難い。


■ 細田監督は断片的なシーンは天才的 ■

細田監督は、単体のシーンの構築に関しては天才的な監督です。人物の配置や動かし方。寄りや引きのバランスや、その崩し方など、映像表現としては今作でも驚きの連続です。

一方で、物語をスムーズに展開させる事は苦手かも知れません。「ドレミと魔女をやめた魔女」などでは、この「違和感」が演出として非常に効果的ではありましたが、それは脚本がしっかりしていて、全体として物語が上手く収束するからこそ生きるす。

個性的な監督には同様の傾向があり、『のんのんびより』の川面監督なども物語をスムースに流す事が苦手な様です。吉田玲子の緩急自在の脚本の上で川面監督の個性が輝く。

細田監督も「サマータイム」ではしっかりした脚本によって彼の優れた演出が支えられていた。登場人物はとても多い作品ですが、親戚の人達のキャラクターがしっかりと描かれ、それぞれに物語の推進力として機能していました。私、この作品は劇場で5回位い観ました。本当に素晴らしい作品でした。

しかし、『竜とそばかす姫』では、圧倒的な映像や演出に鳥肌は立ちますが・・・・物語としては不満だらけです。


■ 制作会議の初回プロットを大金で映画化した様な作品 ■

今作では細田監督は脚本も担当していますが、オリジナルなので原作者でもあります。ここに最近の『バケモノの子』以来の細田作品の問題が有ります。


多分、監督が頭を捻って彼が考える「大人から子供まで楽しめる物語」をスタッフに提示していると思いますが、本来なら制作会議の初回で提示されるプロット的なものをブラッシュアップせずに脚本にしている。

きちんとした制作現場ならば、「この登場人物は必要なるのか」とか「この展開はもっと捻りが必要」だとか、「ここは分かり難いからシーンを加えよう」などと脚本家に注文が付いて、何回も書き直しをした後に制作に取り掛かる。それがされていないのでしょう。

これによく似た制作現場を皆さんもご存じでしょう。そう、スタジオジブリです。原作も脚本も宮崎駿がクレジットされていますが、彼の場合はいきなり絵コンテから始まる様です。制作が始まってもラストが決まっていないなんていつもの事。だから後期の作品は、物語の途中から、がらりと内容が変わってしまったり、ドタバタ劇になってしまう事が多い。


■ 観るべきか、観ないべきか ■

色々と酷評してしまいましたが、私は『竜とそばかすの姫』を劇場で観るべきか、観ない方が良いかと聞かれたら、ライトなファンは観るべきと答えます。普通に観る分には、後期宮崎アニメ程度には楽しめます。開始後15分の映像だけで満足するでしょう。

では、コアな方から聞かれたらどう答えるか・・・「やはり観るべき」と答えるでしょう。例え断片的であっても、バーチャル空間の演出は圧倒的であり、ディズニーアニメに真っ向からチャレンジした結果も見届ける必要を感じます。

特に書割的なシーンが連続する城へ通じるシーンなどは、アニメならではの演出でゾクゾクします。

そして『天気の子』と同様に、どんなに素晴らしい映像や演出であっても、脚本が破綻していたら物語としては成り立たない事を確認するだけでも、観る価値がある作品だと思います。


■ 『虹色ほたる』『がっこうぐらし!』『神様になった日』を見返している ■

偶々2013年のアニメ映画『虹色ほたる』がアマゾンで観れるので、観てみましたが・・・「高畑勲作品??」と思うほどに素晴らしく5回も観てしまいました。コンパクトな物語ですが、丁寧に描かれていて物語として破綻が無い。さらに動画がもう鳥肌もので、実写から書き起こしたロトスコープかと思う程、子供の動きがリアルです。

『がっこうぐらし!』も偶々見直していますが、「構成の勝利」としか言いようの無い作品。原作を褒めるべきなのでしょうが、脚本も見事。

『神様になった日』は聖地巡礼に行ったので見直していますが、一見、「ご都合主義の連続」の代表格の麻枝准の脚本は、何故か最後の感動に見事に収束して行きます。ゲーム作家ゆえの手法と思えますが、1話に普通の作品の3話分程度の内容が凝縮されており、「言葉が強い」ので、強引に物語の展開に視聴者を引きずり込む力はパナイ。(麻枝作品としては感動が薄いですが、やっぱロリは生理的に無理かも)


TV局がタイアップして予算を贅沢に欠けられる大作が駄作を量産する一方で、少ない予算をやりくりする為に、しっかりとした脚本で制作に挑む事で名作化する作品があるのも事実。


『竜とそばかす姫』・・・実は素材は素晴らしいので、きちんとした脚本家で観てみたかった。それだけが残念でなりません。



最後に・・・「主人公がゲロを吐くアニメは傑作」という私の中のジンクスが崩れました。
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2021/7/19

追い詰められるであろう「反ワクチン派」・・・自衛が必要かも知れない  新型コロナウイルス
 
■ ワクチン接種の義務化に対してワクチン反対派が暴徒化したフランス ■

<訂正>

デモと暴動の動画を貼っていましたが、デモ隊の服装が真冬の恰好だったので、この動画はイエローベストの時のものですね。コロナワクチンの暴動というタイトルでネットに上がっていたので、私も騙されました。ワクチンのデモは、もう少し平和的で、一部で警官隊に投石が発生している程度との事です。訂正してお詫びします。



フランスでは医療機関と高齢者施設で働く人々にワクチン接種を義務付け、遊園地やコンサート会場、レストランやショッピングセンターで、それぞれワクチンを接種した証明や検査による陰性証明の提示を義務づける方針を示しました。長距離移動でも同様の証明書の提示が求められる様です。

これに対して、ワクチン接種の義務化に反対する人達がデモを起こし、一部が暴徒化して警官隊に投石したり、放火をしたりしています。

フランスは元々、日本と並ぶ「ワクチン嫌い」の国ですが、新型コロナワクチンの接種率は54.8%(1回接種を含む)と半数以上の国民がワクチンを接種しています。

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フランスのワクチン接種状況(7/15まで)

■ ワクチン接種が6割に達すると接種が進まなくなる ■

上のフランスの接種グラフからも分かる様にワクチン接種は鈍化しています。どこの国でもワクチン接種が6割に達すると接種が横ばいになる傾向が見られる様です。欧米では新型コロナウイルスの死者は日本の20倍程度(人口比)ですから、日本など比べ物にならない程コロナウイルスは脅威ですが、それでも4割の人がワクチンを拒絶する傾向がある。

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アメリカのワクチン接種状況(7/15まで)

アメリカも同様で、東京オリンピックの取材で大挙して入国したアメリカの取材スタッフの約半数がワクチン未接種の様です。これはアメリカ国内の接種状況をほぼ反映しています。

マクロン大統領が今回打ち出した「長距離移動での証明書の提示」はバカンスシーズンを意識したものですが、「バカンスを楽しみたいならばワクチンを打て」という圧力とも言えます。

■ ワクチン反対派は陰謀論者? ■

この様な「ワクチンの義務化」に対して、ワクチン接種に反対する人達がデモを起こし、一部暴徒化した。映像を見る限り、若い方が多く、それ程裕福そうにも見えません。世界的に「ワクチン反対派=陰謀論者」というレッテル貼りが行われていますが、これはあながち間違いではありません。

トランプ大統領以降、陰謀論は若者や貧困層を中心に拡大を続けています。ネットの「噂」が拡大再生産される形で広がり続けています。貧困層は「自分達が貧しいのは金持ちや政府が搾取しているからだ」というルサンチマンが在ります(間違いではありませんが)。このルサンチマンと陰謀論は非常に親和性が高い。

「ワクチンは世界政府の人口削減計画」という噂は陰謀論界隈では10年以上前から広まっていましたが、新型コロナワクチンはまさに「陰謀論の筋書き通り」に進行している様に見えます。

一方で表のメディアや各国政府は、「反コロナはバカな陰謀論の妄想」というレッテル貼りで、科学的、統計的知識に裏付けされた「正当なワクチン懐疑論」までも「ウソ」として排斥しています。

■ ワクチン推進派と反ワクチン派で二分される世界 ■

日本人は同調圧力に弱いので反ワクチンの方でも、職場などで接種を半ば強制されればワクチンを接種される方が殆どでしょう。しかし、アメリカでは医療スタッフや消防士や介護職でも5割の人はワクチンを拒絶しています。

この様なワクチンを打たない人々に対して、世界の国々では「ワクチン義務化」の動きが出ています。医療スタッフや介護施設職員がメインですが、段々と拡大して行くでしょう。

ワクチン接種の圧力が高まる中で、反ワクチン派の一部は暴徒化します。フランスだけで無くギリシャでもデモが発生しています。

自由を重んじる欧米の国々では、ワクチン接種者でもワクチンを打ちたく無い人達への理解は高い。しかし、反ワクチン派の反抗が過激化すると、ワクチンを接種した人の中から、「お前らがワクチンを打たないからコロナ禍が収束しないんだ」という反感が生まれます。現にメディアはその様に誘導しています。

こうして、世界はだんだんとワクチンを接種した人と、ワクチンを接種していない人に2文化されて行き、その対立は深まるでしょう。


■ 日本はこれから対立が深まる? ■

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日本のワクチン接種状況(7/15)

高齢者を中心に急ピッチでワクチン接種が進んだ日本の接種率は32.4%(一回接種含む)です。未だ接種率が鈍化すると思われる6割接種には遠い。

60才以上の方が1回目接種が終わった感じで、職域接種以外では、50代以下の接種は8月に入ってから本格化するでしょう。ワクチンの供給も不足気味なので、接種率6割に達するのは10月頃かも知れません。

一方、デルタ株に対して従来ワクチンの感染予防効果が25%程度しか無い事が分かっり始めました。重症予防効果も予想されていたよりも低い様です。

「ワクチンを接種しても感染する」事が知れ渡り始めると、ワクチン懐疑派は増えるはずです。職域接種などで若い人の副反応をリアルで見聞きし、ワクチン接種後の死者の報道などが増えるので当然の反応です。

職場などでも「若いヤツラが調子に乗ってワクチンも打たないのに感染している」という声がチラホラ聞こえますが、コロナ禍の収束が長引けば長引く程、ワクチン接種者の非接種者への反感は高まります。メディアも意図的に誘導します。


■ 抗体証明が必要になるかも知れない ■

職場などでもワクチン接種の圧力が高まると思いますが、これに対してワクチンを打ちたく無い人は何等かの「対抗手段」が必要になるかも知れません。

陰性証明書はその一つですが、日々感染リスクがある中で、効果は短期的です。毎週提出しろなどと言われたら、負担もバカになりません。

一部医療機関ではコロナのスパイクタンパク質に対しる抗体検査をしている様ですが、こちらの方が有効でしょう。但し、コロナに感染して居なければ抗体は出来ない事になっているので、「お前コロナに罹っていたのかよ!!」というお叱りを受ける可能性も高い。

何れにしても、何等かの対抗策を講じておかないと、「ワクチンを打たないヤツは陰謀論に脳を冒された危険なヤツ」というレッテル貼りをされ、職場で居心地が悪くなる可能性が高い。
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2021/7/16

効きすぎるワクチンの弊害・・・T細胞免疫の低下  新型コロナウイルス
 

■ mRNAワクチンを接種すると免疫が低下する? ■

ワクチン接種が進むと感染が拡大する・・・現在、東南アジア各国で起きている現象です。

最新の研究から

1) ワクチン接種でスパイクタンパク質に結合する抗体を作るB細胞免疫は上昇する

2) ワクチンを接種すると、より広範なウイルスや異物を貪食するT細胞の活性が低下する

3) 自然感染した人はT細胞の活性の低下は観られない

4) 自然感染した人にワクチンを接種するとT細胞の活性が低下する

5) ワクチン接種後2日目のNKキラー細胞の数がガクンと低下する


上記の事から、以下の考察が可能です


1) 東アジア人は元々T細胞免疫で新型コロナウイルスに対応していた

2) ワクチン接種によってT細胞の活性が低下してしまった

3) ワクチン接種によってNKキラー細胞数も一時的に低下した

4) 1回目のワクチン接種直後は東アジア人は接種前よりコロナウイルスに感染し易くなる

5) ワクチン接種後に感染した人がスプリッターとなって感染を拡大させる

6) ワクチン接種者はその後スパイクタンパク質の抗体生産により重症化はしない

7) ワクチン非接種の高齢者を中心に重症者や死者が増える


デルタ株の拡大が感染拡大の原因と報道されていますが、インドの感染爆発はイギリス株によって起こった事が分かっています。


■ ワクチン1回接種後しばらくは感染し易くなるが重症化は押さえられる■


ワクチンを1回接種した人は「ワクチンを打ったから」という気の緩みで行動規制を緩和しがちですが、実はワクチン接種後1週間程は、コロナウイルスに感染し易い状態になっています。

ただ、感染してもワクチンが抗体を作り出し始めるので、重症化は防がれる。そして、ワクチン接種後の感染は、ワクチンの2回目接種と同じ効果により、抗体値を上昇させる可能性も有ります。

ワクチンの接種率の低い段階で、1回接種後の感染者が活動を活発化させると、ワクチン非接種の高齢者などに感染が広がる可能性が高い。その中から一定の割合で重症化する人達が現れる。

アジアは人口が多い国く医療が脆弱な国が多いので、感染拡大が起り始めると医療崩壊が起り易い。

ワクチン接種前まで、アジア各国ではT細胞免疫によってコロナの感染や、感染拡大が防がれていた可能性が高い。感染してウイルスをまき散らす人も少ないので、感染がなかなか広がり難かった。

そこにワクチン1回接種の感染者が増えたので、微妙なバランスで防がれていた感染が、何かの閾値を超える形で拡大したのでしょう。


■ ハイリスクの高齢者がワクチン接種を完了すれば脅威は低下する ■

日本でも現在感染が拡大していますが、ワクチン接種との関係があるかも知れません。但し、高齢者のワクチン接種がある程度進んでいるので、重症者や死者数は抑制されます。

イスラエルやイギリスなどワクチン接種が進んだ国も現在感染が再拡大しています。イスラエルでは6月中旬に感染者が底打ちした後に、再び感染が拡大し始め、現在は実行再生産数が2を超えて感染が拡大中です。

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但し、ワクチンによって重症化率は押さえられているので、イギリス同様に重症者や死者は抑制されるでしょう。この点においてはワクチン戦略は成功したと言えます。


■ デルタ株は若者でも重症化する? ■

イギリスやイスラエルで感染の再拡大の原因となっているのはデルタ株と呼ばれる変異種です。新型コロナワクチンはデルタ株の感染を抑止出来ていない様です。ファイザーのmRNAワクチンを2回接種したケースで60%の感染を防ぐとされています。40%は感染する。

イギリスでは、1回接種を優先したので、若者の多くが高齢者よりも感染し易い状態に置かれていて感染が拡大したとされています。イスラエルもワクチンの2回接種は57%程ですから、若者を中心に1回接種の人達が感染を拡大させている可能性が高い。

「デルタ株は若者でも重症化する」と報道されていますが、ワクチンの1回接種によって若者の重症化率が上昇した可能性は否定出来ません。T細胞やNKキラー細胞の活性がワクチンによって低下しているからです。

一方、二回接種が完了している高齢者の重症化率は押さえられており、全体としてのウイルスのリスクは低下しています。


■ 1回目のワクチンを接種した日本の高齢者は2回目の接種を受けた方が良い ■

日本のおいては、高齢者もコロナ感染で重症化するリスクは低かったので、ワクチンのリスクとのバランスは微妙でした。

しかし、1回ワクチンを接種してしまうと、今まで感染を防いでいたT細胞免疫が低下してしまうので、ワクチンを2回接種して抗体をしっかりと獲得する必要が生じます。

確かに2回目接種後の副反応というリスクは在りますが、そもそもハイリスクの高齢者はコロナで死ぬか、ワクチンで死ぬかという選択を迫られていますから、リスクとメリットのバランスはそれ程悪いものでは無いでしょう。(悪い言い方をすれば、コロナ感染で死ななかったハイリスクの方をワクチンは刈り取っている)

一方、コロナに感染すらしなかった高齢者はワクチンにもある程度の耐性があるでしょうから、2回接種するメリットは大きい。(宝くじの様な確率で、ワクチンが大当たりするかも知れませんが、その時は諦めるしか無い)


■ ワクチンを接種した人は別の感染症に注意が必要 ■

冒頭の話題に戻りますが、mRNAワクチンは新型コロナのスパイクタンパク質に特化したワクチンで、高効率に抗体を生産させます。一方でT細胞免疫は低下しているので、新型コロナウイス以外の感染症には脆弱になっている可能性が有ります。

例えば、肺炎球菌やインフルエンザや、従来のmRNAワクチンが全く効力を示さない変異型の新型コロナなどに対しては防御が薄くなっています。


■ 冬季のコロナワクチン接種のルーティーン化はインフル死者を増やす? ■

新型コロナワクチンはウイルスの変異とのイタチこっごになるでしょう。毎年、ワクチンの効かない変異型が現れ、それに対応したワクチンが開発される。高齢者を中心に、毎年のワクチン接種が一般化する可能性は高い。

しかし、このワクチンを接種すればする程、T細胞免疫が抑制されるので、新型コロナウイルス以外の感染症に罹るリスクは増大します。例えばインフルエンザに感染し易くなるなど・・。

これは高齢者に限らず、若い程もで同様でしょう。

■ ワクチンを接種してしまったら、気持ちの切り替えがを! ■


ここまで読んで、ワクチンを接種した方が良いのか、しない方が良いのか分からなくなってしまった人は多いでしょう。

私は陰謀論者ですから自分や家族には「怪しいワクチンは接種したく無い」と考えています。「ワクチン押し」が異常だから、何か裏が在るに違いない。


一方、陰謀論を信じていない人にとっては、ワクチンを接種するかしないかは切実な問題となっています。


1) 帰省して田舎の両親に会いに行けない
2) 高齢者施設に入っている親に面会出来ない

3) 仕事の関係でワクチン接種が推奨されている
4) 海外出張がある

上記の様な理由でワクチン接種を選択された方も多いでしょう。我が家でも医療関係者の家内と娘は接種せざるを得なかった。


ワクチンの副反応で重度障害や死亡するリスクは宝くじが当たる程度の確率ですから、これらの人はワクチン接種を選択するしか無いでしょう。

しかし、「効き過ぎる不自然なワクチン」の効果としてT細胞免疫はしばらく定下する事は確かです。しかし、これが永続的かと言えば、多分、抗体値の低下と共にT細胞免疫の活性は回復すると思われます。人間の身体はそれ程ヤワでは無いからです。

要は低下した免疫を再び鍛え直せば良いだけ。健康な食事と生活を心掛け、免疫力を高めた状態で様々な菌やウイルスに触れる事が重要です。


マスクや手指の除菌は、ワクチン接種直後には重要ですが、抗体を獲得した後には、免疫の再訓練を邪魔します。

日本人は潔癖な民族ですから、マスクは「マナー」として定着しそうですが・・・・。
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2021/7/12

こんな所に行ってきた  アニメ
 
雨は嫌いでは無い。むしろ好きな部類だ。

だけど、毎日続くと嫌気もさしてくる。

雨から逃れるには標高の高い場所に行けば良い。

木曜日に思い立って直ぐに宿を予約して、

土曜日の朝、電車で出発です。

行き先は….こちら。


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風呂から甲府盆地が一望出来る絶景温泉、モチロン聖地。

雲の上に一瞬だけ富士山が頭を出しました。


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こちらは、ダブル聖地。

ユルイ奴と、泣けるヤツね。



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そしてこちらにも又伺いました。


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実は今回の旅行のメインイベントはコチラ。

野生ですゼ!


詳細は後日。
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2021/7/8

「ワクチンとの因果関係を否定できない」が1名・・・接種後に死亡が556人に  新型コロナウイルス
 
■ 6/17から7/2の15日間にワクチン接種後の死者が200人増えた ■

厚労省が昨日発表した「ワクチン接種後の死者」の数は、6/17日から7/2の15日間で200人増えて556人になりました。ファイザーが554人、モデルナが2人という内容。

モデルナのワクチンの本格接種前のデータですので、モデルナが安全という訳ではありません。アメリカではモデルナの死者の方が多い。

一日平均で約13人がワクチン接種後の亡くなっています。


■ 「因果関係を否定出来ない」が1件 ■

今回注目すべきは、厚労省が初めて「ワクチン接種と死亡の因果関係を否定出来ない」としたものが1件ある事。80代の女性で関節リュウマチの持病があり、接種後に「血小板減少症」を発症し、接種後7日目で亡くなられています。

5月20日に接種されているので、27日にお亡くなりになられています。前回発表で「因果関係を調査中」とされていた方の中に含まれていた方でしょう。

■ 因果関係を否定したいけど、否定出来ない理由がある? ■

アメリカは2億回ワクチンを接種して、接種後に6000人以上が死亡ていますが、因果関係をFDAは1件も認めていません。アメリカでワクチンによる死者は0人です。

ワクチン接種後の死者とは、ワクチン接種後の48時間以内に何等かの症状が発症して、その後亡くなった方と厚労省は定義しています。

これは、副反応が起る可能性が接種後2日間までとされている為で、新型コロナワクチンの様に、mRNAが作り出すスパイクタンパク質による血栓が原因となるケースでは、48時間以降に発症する例も多いかと思われます。多くが心不全や脳梗塞など血栓が血管に詰まって起こる「突然死」ですから、接種後2日目以降で、突然でお亡くなりになるケースも少なくないはずです。しかし、接種後2日以内に何等かの症状が無ければ、「接種後の死亡」の統計にはカウントされません。

厚生労働省の専門家検討会は今回初めて「因果関係を否定できない」と発表しましたが、「因果関係が否定出来ないだけの条件が整っていたのでしょう」

1)接種後48時間以内に症状が現れた
2)直ぐに入院して血液検査のデータが死亡まで正確に取られた
3)それまで血小板減少症の症状は無かった(ワクチン接種以前の血液データもあった)
(妄想です)

亡くなられた方は間接リウマチの持病をお持ちだったので、ワクチン接種前の血液データがある程度継続的に揃っていたと思われます。(自己抗体量の計測用?)

さすがにに専門家検討会も、これだけデータが揃っていると「因果関係は無い」とは言えない。

逆に、これだけデータが揃っていないと「因果関係は認められない」とされてしまうのでしょう。
日本では死亡後の解剖を家族が望まないケースも多く、死後にCTすら撮らない事も多い。これではワクチン接種との因果関係など証明できません。

■ 「高齢者がワクチン接種後に偶然亡くなっただけ」という誤魔化しが効かなくなる ■

今回の発表は、ファイザーのmRNAワクチンの接種後に「血小板減少症」が発生する可能性を厚労省が認めた訳で、他の死亡例でも「血小板減少症」が引き金になった血栓による死亡の可能性を示唆するものとなっています。

以前より書いている様に、血小板の破壊が引き金になて、血液凝固が進行し、血栓が出来る事明らかになれば、ワクチン接種後の心筋梗塞や脳梗塞で亡くなった方の中には、ワクチンが原因であったものも含まれる事になります。

ワクチンを肯定される方が良く言われる「たまたまワクチン接種後に亡くなっただけ」という誤魔化しは、今回の様な症例が増える度に、通用しなくなります。アストラゼネカのワクチンは「血小板減少症を引き起こす」とされていますが、ファイザーのmRNAワクチンもこの可能性が否定出来なくなったからです。

更に今後、65歳以下や、若年層の職域接種の拡大で、自然死率との乖離が明らかになれば、「たまたま死んだ」論法は通用しなくなります。

今までワクチン肯定派は、「アストラゼネカのワクチンは危険かも知れないが、ファイザーやモデルナはmRNAワクチンで製法が全く違うので安全」と主張して来ましたが、ファイザーのワクチンもアストラゼネカと同様に「血小板減少症」を起こす可能性が示唆されました。

さらに欧州のデータ(アストラゼネカの発表ですが)では、アストラゼネカ製のワクチンの3倍の接種後死者が欧州でカウントされています。(これ、接種回数が違うので、接種回数で割らないと意味が有りませんが・・・)

■ 厚労省が再びファインプレー? ■

日本の厚労省は薬害に敏感です。新型インフルエンザ騒動の時も、ワクチン接種を遅れに遅らせて、感染が収束してしまったので、急造の輸入ワクチンの大半は破棄されました。

子宮頸がんワクチンも、少女達に副反応による障害の可能性が出たので、接種の推奨を止めました。各自治体は、子宮頸がんワクチン接種の補助制度を打ち切らざるを得なくなった。

今回の新型コロナワクチンも厚労省は接種に慎重で、ワクチンは手配してはいるものの、接種体制を迅速に整備している様には見えなかった。これに対して国民の「ワクチンを早く接種させろ」の圧力に菅政権が屈し、河野担当大臣を筆頭にワクチン接種を拡大して来ました。

ところが、高齢者の接種がある程度済むと・・・ワクチンが足りなくなりました。優秀な厚労省でワクチンが接種計画に対して足りなくなる事態が起こり得るのか・・・。


私は厚労省は欧米に副反応報告などから、ワクチン接種に元々前向きでは無かった上に、日々積み上がる「ワクチン接種後の死者数」に、「このままワクチン接種を継続してはサスガにヤバイ」と考えたのだと思います。

日本人はゼロリスクを好み、さらに元々ワクチンへの不信感がフランスと並んで強い国なので、一人でも公式に「ワクチンで死んだ」と発表すれば、国民はワクチン接種を躊躇し始めます。だから、敢えて今回「因果関係を否定出来ない」と発表した。


■ 河野大臣もファインプレー? ■

河野大臣は先日「ワクチンのデマ」に関する情報をブログに掲載しました。これ、ワクチン推進派と同じ「デマの否定」が書かれていましたが、すかさずワクチン懐疑派に間違いを指摘されています。

一見すると、「ワクチンを推奨」する姿勢に見えますが、河野大臣がブログに載せた事で、ワクチン懐疑派の主張が多くの人の目に留まる所となりました。

・・・これ、河野大臣、実は狙ってやって無いか・・・?

河野大臣のホームページには、「ワクチンは各自治体に充分な在庫があり、今後順次供給を継続して行くので、接種ペースを適切化して対応して欲しい」と書かれています。

河野大臣の本音を妄想してみましょう。

菅のオヤジに「上手くやったら首相にしてやるって」言われたけど、このワクチン、マジでヤバイわ・・。これ以上接種を拡大して、薬害訴訟にでもなったらオレの政治生命終わるよ・・・。首相どころか議員すら危なくなるよ。もう年寄りは大方接種が終わったから、そろそろペースを落とさないとオレが悪者になっちまうぜ。

まあ、こんな感じでしょうか。

「ペースの適正化」と書かれていますが、本音は「ワクチンを急いで打つ必要は無い」という事では無いか・・・。


■ コロナで死にますか? ワクチンで死にますか? ■


現在日本で「コロナ死」とされるのは1日20人程です。(PCR陽性の死者数)
ワクチン接種後に死亡する方は、1日13人程。

これ、「コロナで死にますか?それともワクチンで死にますか?」って選択を迫られているに等しい。

確かにワクチン接種後の死者は、ワクチンが原因では無いかも知れません。しかし、そもそも、日本のコロナ犠牲者は、ワクチンを多くの国民が接種して、コロナ対策の出口戦略に切り替えた現在のイギリスと同等だった。

ワクチンを大多数の国民に接種したイギリスと、何も対策をしていなかった日本は同じだったのです。日本は始めから、緊急事態宣言を出す必要も、ワクチンを接種する必要も無かった。


コロナもワクチンもリスクを生み出すのはスパイクタンパク質です。コロナウイルスは確かに危険かも知れませんが、日本人の正常な免疫に阻止されて体内で増殖出来ません。しかし、ワクチンのmRNAは、免疫に阻止される事無く、体内でスパイクタンパク質を作り出します。

自然免疫によって欧米よりもコロナ死が1/20程度の日本でも、ワクチン接種後の死者の割合が欧米と同等なのは、ワクチンを免疫が防御出来ないからでしょう。

■ ハイリスクと言われる人こそワクチンを接種すべきでは無い ■

メディアは糖尿病や循環器系に疾患を持つ、いわゆるハイリスクと言われる人達こそワクチン接種が必要と力説していました。

しかし、コロナとワクチンの毒性の原因は同じスパイクタンパク質ですから、ハイリスクの人はコロナに感染するのと同様にワクチン接種もリスクとなります。

コロナに感染しても重症化したり死ぬかも知れませんが、ワクチンを接種しても同じ程度のリスクが在る。だからの日本の1日のコロナ死者数と、ワクチン接種後の死者数が似た数字になるのでしょう。


今回、ファイザー製のmRNAワクチンが「血小板減少症」の引き金になる可能性が示唆された事で、医療関係者のワクチンへの見る目の多少変わるかも知れません。「ハイリスクの方こそワクチンが必要」などと言う医者は「ヤブ医者認定」して、二度とそんな病院に行ってはいけないのです。
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