2018/7/24

酷暑の原因はジェット気流の乱れ・・・気流の交通渋滞  温暖化問題
 

■ 熊谷で最高気温41.1℃を記録 ■

昨日、埼玉県熊谷市で最高気温41.1℃を記録しました。これは観測史上の最高記録だそうです。熊谷市が暑いのは、都心のヒートアイランドの熱が風によって運ばれるからで、言わば熊谷市は被害者。岐阜県多治見市も夏の暑さの上位ランカーですが、これは名古屋のヒートアイランドの被害者と指摘する研究者も多い。

昨日は都心ものきなみ35℃越えの酷暑日となっていますが、東京でのヒートアイランドの影響は約3℃だと言われています。ですからむ「35℃の酷暑日なんて昔は無かった、やっぱり地球は温暖化しているのね」なんて会話はナンセンスで、都会における気温上昇はビルや車などからの排熱の増加や、地表がアスファルトで覆われた事が原因。

■ 異常気象の原因はジェットストリームの乱れ ■

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地球の上層大気は地球を一周する形でグルグルと回っています。これをジェット気流(ジェットストリーム)と呼びます。通常、ジェット気流は多少蛇行しながらも比較的スムースなコースで流れています。

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earth

上の画像はリアルタイムでジェット気流の流れを可視化しているサイトの本日の日本上空のジェット気流の様子です。本来なら帯状に連続して流れているハズのジェット気流が所々で途切れて渦を巻いている様図が分かります。

昨今の異常気象の原因が、このジェット気流の乱れです。気流が分断されてい場所や、乱れている場所では、極端な気象現象が発生する事が分かっています。

■ ジェット気流の乱れは、「気流の交通渋滞」 ■


先ごろ、アメリカのシカゴ大学の研究チームが、ジェット気流の乱れ予測をシミュレートする事に成功した様です。シカゴ大学の研究の執筆者に筆頭は「ノボル・ナカムラ」という日本人の名前が記載されています。

カレラはジェット気流の乱れの原因を次の様に語っています。

ジェット気流は地球を循環する大気の流れだが、ジェット気流がある地域で急速に失速することが起きる。ジェット気流には能力の限界があり、それは高速道路を例えとしてもいいが、道路を過度の量の車が通過しようとすると渋滞が起きるように、ジェット気流でもそのキャパシティを超過した場合、交通渋滞と似たように「止まって」しまうのだ。

異常気象の原因がジェット気流の乱れ(ブロッキング)である事は以前から知られていましたが、ブロッキングの原因は特定されていませんでした。彼らは交通渋滞の予測プログラムを用いるとブロッキングの場所と時期が比較的性格に予測出来る事を見付けました。ブロッキングは空気の流れが限界量を越えた時に発生していると予測します。

ただ、気流の流量増加の原因自体は、この研究では明らかになりません。多くの学者が「温暖化が原因」と考えている事でしょう。確かに地球の平均気温は上昇していますから、大気のエネルギー量(熱量)の増加は、気流の増加の原因となっているのは容易に予測出来ます。ですから「異常気象の原因=ジェット気流の乱れ=地球温暖化」という関係は間違えではありません。

■ 「地球温暖化」は事実であるが、「人為的二酸化炭素の増加」が犯人では無い ■

但し、温暖化の原因は人為的な二酸化炭素の増加などで無い事は、このブログを長年お読みになられている方には「常識」ですね。温暖化ガスの90%以上が水蒸気であり、人間が排出した二酸化炭素の温暖化効果などは1%未満なのですから。

私は温暖化の原因は太陽活動に有ると考えていますが、その理由として最も有力なのは、今の所「スベンスマルク仮説」「スベンスマルク効果」です。

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宇宙線量と気温変化の相関グラフ

1) 地球の中長期的な気温変動によって現在は温暖化している
2) 温暖化によって海水温が上昇する事で海水中の二酸化炭素が空気中に放出される

3) 気温上昇の主原因は太陽活動
4) 太陽活動が活発な時期には太陽風によって宇宙線が減少し、低層の雲の核が形成され難い
5) 雲は太陽光を反射するので雲の減少は気温上昇を誘発する


「スペンスマルク仮説」は気温変動の長期的な周期には良く合致する様ですが、短期的にはズレが生じる事があります。

「スベンスマルク効果」が注目されて以来、検証も続けられています。これにより「スベンスマルク効果」に否定的な結果も出てきています。

1)雲の生成と消失は絶えず繰り返され地球全体の低層の雲量の把握は難しい
2)人口衛星の観測で宇宙線量と雲量の相関が薄い事が分かって来た
3)中緯度地域においては宇宙線量と雲量に相関が見られる地域も有る
4)雲量が地球の気温に影響を与えたとしても数パーセント程度

これらの私的は「低層の雲量が気温に影響を与える」事は否定できますが、「宇宙線量が気温に影響を与える」事の否定にはなっていません。様々な観測結果が示す通り、宇宙線量と気温の関係には雲量以外の要素も有るのかも知れません。

過去を例に取ると、江戸時代の世界的な低温期(マウンダー極小期)には太陽黒点が異常に少なく、太陽活動が不活発であった事が分かっています。

地球全体の気温の様な「複雑系」の現象は、複数の原因が影響しあい、フィードバックも掛かるので「振動」的な挙動を示す事が多い。温暖化の原因の変動がダイレクトに気温の変化に影響を与えるとは限りません。

■ 南半球は気温低下が続いているのに南極の氷が解けるのは火山活動が原因だった ■


「二酸化炭素由来の地球温暖化仮設」信者は、「地球が温暖化しているから南極の氷河が溶けている」と主張して来ました。

しかし、近年南極の気温は低下傾向に有り、さらに一年を通じてほぼ氷点下なので氷河が溶ける理由は気温では無い事は、まともな科学者ならば容易に気付きます。「温暖化で南極の氷が〜」と言う学者は「バカ」なのです。

では南極の氷山は何故溶けているのか。その理由を先ごろNASAが発表しています。実は南極大陸には138もの化火山が氷の下に存在したのです。そして、火山活動が活発化すると地熱が上昇して氷河を溶かしていたのです。

実は南極では火山によってイエローストーンと同等の地熱が発生し、氷河の下には川が流れているのです。仮に南極の氷が全て溶けると海水面は現在より60mも上昇します。

縄文時代には現在より気温が2℃程高めで、海水面が2〜3m高かった。その為、関東平野の奥にまで海岸線が浸入していました。これを「縄文海進」と呼びますが、その原因は「氷河期」から現在の「間氷期」に移行する気温上昇によって北半球の大陸に広く分布していた氷河が溶けた事に原因しています。

では、何故、北半球の氷河が溶けた状態の現在は海面が低いのかと言えば、増えた海水の重みが地球全体で海底を押し下げたから。一方、その影響でマントルが陸部に移動し、陸が隆起する原因にもなっています。

何れにしても、南極大陸の気温は氷点下以下なので、多少温暖化した所で、氷河が溶けて海面が上昇する様な事は有りません。



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