2020/2/12

新型コロナウイルスは怖く無い・・・感染率は高いが死亡率は高く無い  新型コロナウイルス
 

■ 新型で抗体を誰も持っていないから感染率が高くなる ■

クルーズ船で次々に新型コロナウイルスの感染者が発見されていますが、これは当たり前。何故なら「新型」なので、誰も抗体を持っていないから。

結果的に自己免疫の弱い60歳以上の高齢者を中心に感染が広がりました。ただ、症状は「だるいインフルエンザ」の様で、重症者は発生していない。

■ 武漢は大規模なクルーズ船 ■

新型コロナウイスの致死率は武漢以外の中国全土で0.17%です。一方、武漢の致死率は4.9%。同じウイルスなのに、何故これ程までに差が大きいのか。

原因は「武漢の感染者の数に対して、医療施設が少ない事」。

武漢は初動での感染防止に失敗しています。武漢では春節を大勢で祝う大宴会の「万家宴」という行事が例年行われています。4万世帯が参加して、手料理を持ち寄ります。この催しは武漢市の当局のメンツも掛かっているので、それに水を差す「SARSと似たウイルス」の存在は最初は当局によって隠蔽され、その存在を警告した医師達が処罰されました。

最初の感染者が武漢市内の病院に収容されたのが昨年の12月中旬ですから、「万家宴」が開かれた1月18日までには1か月程の時間が経過しています。最初の入院患者が出るまでに、最初の感染から3週間程度経過しています。このウイルスの感染者は、中国政府の発表では1月20日時点で292人に上っています。不顕性感染や軽症者を含めると、この人数は何倍にもなる可能性が有ります。

その後、武漢では爆発的に感染者が増え、死者もどんどん増えて行きます。そして武漢市当局は武漢の閉鎖を決定します。

この時点で武漢は「巨大なクルーズ船」となりました。クルーズ船は3000人以上の乗員乗客が乗っていますが、医療設備は貧弱です。船内で新型ウイルスが蔓延する事など想定していないからです。

同様に武漢市の医療施設も新型ウイルスを想定していませんから、感染の急激な拡大に対応出来ません。新型ウイルスの為に人々は抗体を持っていませんから、感染は爆発的に広がり、高齢者や慢性疾患を患っている人達を中心に肺炎など重症化する人達が増えて行きます。

■ インフルエンザと同程度の致死率では? ■

今年はアメリカでインフルエンザが大流行して2200万人が感染し、既に12000人が亡くなっています。致死率は0.05%。アメリカの18才以上の成人のインフルエンザワクチンの接種率は日本と同程度で約45%。ただ、高齢者などのハイリスクの方の接種率はもっと高いと思われます。

インフルエンザに罹った事のある人はインフルエンザの抗体を持っていますし(1年程度で消失失する様ですが、中にはそれより長く持続する人も居ます)、インフルエンザに罹った事のある人がワクチン接種した場合、免疫獲得の確率は60%以上です。

さらに、インフルエンザにはタミフルやリレンザ、イナビルなどの抗ウイルス薬も開発されています。

ワクチンや抗ウイルス薬が無ければ、インフルエンザの致死率は一般的に言われている0.1%(今回のアメリカは0.05%でさらに低い)よりも高い。

ワクチンも、抗ウイルス薬も存在しない新型コロナウイスるの中国全土(湖北省以外)の致死率0.17%は、実はインフルエンザの致死率と変わりない、或いは治療薬やワクチンが開発されれば、致死率はインフルエンザよりも低くなる可能性も有ります。


■ 日本国内でも感染は限定的 ■

日本においても、新型コロナウイルスの流入は既に起こっています。中国人観光客や中国への渡航者が国内に持ち込んでいます。

新型ウイルスなので、日本人も抗体を持っていませんから、感染は着実に広がっているハズです。あと、数週間すれば、日本の各地で感染者が見つかるでしょう。

しかし、感染者の増加率は中国よりも、ずっと低くなるハズです。何故なら、多くの人が感染を警戒して、マスクをしたり、手洗いを徹底しているからです。

実は今年のインフルエンザの感染者は例年の1/3程度の様です。何故なら、新型コロナウイルス対策が、インフルエンザの感染予防にもなっているから。

武漢では感染者が2倍に増えるのに7.4日ですが、日本ではもっと長く掛かるでしょう。この日数が1.5倍になるだけ、感染拡大は相当押さえられます。(先日の記事を参考にして下さい)

誰もが抗体を持たない新型コロナウイルスですが、人々の感染予防の行動によって、ウイルスと接触する機会が少なくなれば、感染拡大は防げるのです。


■ エアロゾル感染するならば、世界のどの都市でも武漢の惨状が再現される ■

日本でも日々感染者が増えていますが、感染者の多くは発症する前に発見されています。政府が感染者と濃厚接触した人々にウイルス検査を実施している為です。陽性反応が出た方は、病院に収容されるか、自宅から出ない様に指導されています。その結果、中国人の旅行者や武漢渡航者も含め、クルーズ船以外の感染者は30人程度で収まっています。

一方、クルーズ船は「ミニ武漢」ですから、日々、感染者が増えています。新型コロナウイルスはエアロゾル感染する可能性があると中国の研究者が発表しています。エアロゾルは咳などで飛び散ったウイルスを含む細かい飛沫が、空気中をしばらく漂う現象で、飛沫感染よりも広範囲に感染を拡大します。

濃厚接触が制限されたクルーズ船船内で、感染者がどんどん増えている事からも、新型コロナウイルスがエアロゾル感染する可能性は高いと私は考えます。

仮に、新型コロナウイルスがエアロゾル感染を起こすならば、満員の通勤電車でも、過密状態のオフィスの中でも、感染が広がる可能性は高い。

■ 感染しても気付かない? ■

新型コロナウイルスの発症の多くは数日中の様ですが、最長の潜伏期間は、WHOは14日としています。中国の報告では24日の可能性も有る。

感染が飽和状態の武漢ですが、一方で発症しない人の方が圧倒的に多い。誰もが免疫を持たない新型ウイルスですから、ほぼ全ての人が感染しているハズですが、発症すらしない人も多いし、発症しても軽症の人も多い。

もしかすると日本も同様で、発症しても「ちょっとダルイな」とか「乾いた咳が出る」程度の症状で、それが新型コロナウイルスの症状だと気付かない人も多いのでは無いか。

一方で、高齢者の多くは感染を警戒して不要な外出を控えたり、人込みを避けたりしていますから、感染の機会が少ない。

■ 何年か流行したら、インフルエンザ以下の脅威に成り果てる?新型コロナウイルス ■

クルーズ船の感染者の状況を見ると、新型コロナウイルスの毒性は、一般的なインフルエンザよりも低い可能性も有ります。

ワクチンが開発されたり、抗ウイルス薬が開発されれば、新型コロナウイルスの致死率はインフルエンザ以下になる可能性が高い。


■ 一般的な感染症になった後も、しばらくは感染者は隔離されるかも知れません ■

新型コロナウイルスの脅威は年々低下すると思われますが、一方で感染すると「社会的にヤバイ」感染症であり続ける可能性は高い。少なくとも14日間は、医療機関に入院するか、自宅に閉じ込められる事になるでしょう。

しかし、それも2〜3年の間で、その後は抗体の獲得などで感染率も下がりますし、毒性の実態も明らかになりますから、インフルエンザ程度の対策に変更されるでしょう。

数年後は、「新型コロナウイルスって最近聞かないね」という状況になるのでしょう。


3月に入って暖かくなれば、感染は収まります。それまでは、個々人で対策を取れば、インフルエンザの予防にもなって一石二鳥です。

1)人込みは避ける
2)気休めですが、マスクをする。(喉を保湿するので感染予防になる)
3)手を石鹸でこまめに洗う
4)ビタミンを多めに摂る
5)充分な睡眠時間を確保する
6)深酒はしない



うぁーーー、何だか凄く健康になりそうだ・・・・。って、これ、高齢者の多くが励行していませんか・・・。高齢化が進む訳ですね・・・・。


【追記】


■ ウイルス検査の数に限界があった為、疑わしくても検査出来ない日本 ■

 厚生労働省は2/6日まで、新型コロナウイルスの検査対象を中国湖北省に渡航履歴のある人や、感染者に濃厚接触した人のみに限定していました。理由は「大量の検査が出来ない」から。

最近になってリアルタイムでの検査試薬が開発されたので、大人数への検査体制が整いつつあります。クルーズ船の乗客が船内に隔離されていた最大の原因も、全員検査が出来なかったからで、今週から全員下船が開始されます。下船に際しては全ての人が検査を受けます。

■ ウイルス検査をすり抜けるウイルス ■

下船時にウイルス検査をしたとしても、その後14日〜21日間は隔離、或いは自宅待機を必要とします。

インフルエンザの簡易検査で皆さんも経験がおありかと思いますが、感染初期には陽性反応が出にくいからです。熱や関節痛でインフルだと思い病院に行ったら陰性だった。でも翌日からしっかりインフルに罹って陽性になった・・・・こんな事は日常茶飯事です。

だから、下船時に陰性でも感染している人は沢山いらっしゃる可能性が高い。現に、武漢からチャーター便で帰国された方の中には、最初の検査で陰性だったのに、陽性に転じた方が居ます。

■ エアロゾル感染するウイルスを封じ込める事は不可能 ■

新型コロナウイルスに関してはエアロゾル感染の疑いが持たれていますが、もし仮にエアロゾル感染するのであれば、封じ込めはかなり難しい。

既に中国人旅行者などから国内に持ち込まれ、満員電車や人込みでウイルスを吸い込んだ日本人は沢山居るまも知れません。

その人達の一部は、既に発症して、インフルエンザの様な症状を発症している人も少なく無いのかも知れません。その人達の幾人かは、病院でインフルエンザの簡易検査を受けます。・・・しかし、結果は陰性です。

「良かった、インフルエンザじゃなかった」と安心して、熱が下がって症状が落ち着いたら、それらの人は出社したり登校したりします。マスクをして、ゴホゴホと咳き込みながら。


私は結構、日本国内で「ステルス感染」が広がっているのでは無いかと疑っています。ただ、そのほとんどが症状が軽いので、発見されない。


■ 怖いのは高齢者施設や病院での集団感染 ■

病毒性としてはインフルエンザ程度の新型コロナウイルスは、健康な人が罹ってもインフル程度の症状ですが、高齢者や慢性疾患のある方が掛かると重症化します。

問題は新型ウイルスなので、ワクチンも接種されておらず、誰も抗体を持っていない点。

新型コロナウイルスが病院や高齢者施設に持ち込まれたら、抵抗力の落ちた高齢者の間に一気に蔓延します。


■ 厚生労働省の決定は、高齢者に影響が出るだろう ■

新型コロナウイルスの感染者の増加を見越して、厚生労働省は今まで「感染症病棟」が有る病院しか受け入れていなかった新型の患者を、一般の病棟でも受け入れられる様に通達しました。

これは高齢者にとってはかなり危険です。

仮に新型コロナウイルスの感染が拡大して、市井の病院が検査や治療を行う様になったら、高齢者の方は病院に行く事を止めた方が良いでしょう。インフルエンザ同様に病院の待合室が感染源になる可能性が高いからです。

尤も、病院が感染源になる事が社会的に注目されれば、同様に病院で感染が拡大するインフルエンザにも注意が払われる様になるかも知れません。




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