2012/4/28

武田先生が池田信夫になった・・・これって、放射線にも言える事でしょう  福島原発事故
 


■ 武田先生が池田信夫先生と同じ事を言っている ■

本日の武田先生のブログを全文引用させていただきます。

<全文引用>

タバコと健康をゆっくり考える(新しい1) 数字と論理










今回は、「肺がんの原因はタバコである」ということは、イコール、「タバコを吸うと肺がんになる」といえるのか、それを「ゆっくり」と考えてみます。
1960年頃、成人男性の総人口が5000万人、喫煙者は4000万人、肺がん死数は2000人でした。ここではとても難しいタバコの問題を一つずつ考えていくために、急がず、数字と論理の問題から取り組んで行きたいと思います。まず、5000万人では集団の数があまりに数が多くて実感がでないので、同じ比率で少し小さい集団を考えてみます。つまり人口5万人の市で、喫煙者が4万人、肺がん死2名だったと考えてみます(全部1000分の1)。



まず、この市で肺がんで死んだ人は70才で2人ともスモーカーだったのですが、ほぼ平均寿命とします(タバコを吸っている人が肺がんで亡くなる時期がどうかという問題は全体の論旨に影響を及ぼさないので、このまま整理を続けます)。喫煙者が4万人もいるのに、肺がんで死んだ人(肺がんは致死率が高いので肺がん死と肺がんはほぼ同じだった)はたったの2人。後の39998人は元気か、あるいは他の病気で死んでいることになります。



でも、ここでやや難しいことを説明しなければなりません。それは「事故による死亡」の場合は全人口を対象とし、平均年齢近くで死亡するときには「死亡した原因」で整理するということです。
たとえば、交通事故で亡くなる人は年齢によらないので、交通事故死が1万人の時には、全人口1億人に対して事故確率1万分の1とします。日常的な生活をしている時に交通事故にあう可能性は1万分の1ということです。
交通事故死の確率は小さいように思いますが、そうでもありません。人間は約100年生存しますから、毎年100分の1の確率なら、生涯に100分の1になるので、100人に一人が交通事故で不慮の死を遂げるということになります。



タバコを吸って肺がんで死亡するのは「病死」なのでしょうか? 「不慮の死」なのでしょうか? それによって若干取り扱いが変わります。つまり「タバコを吸うと肺がんになる」という表現は、「タバコを吸うと若くして肺がんになることがある」ということなのか、「タバコを吸っていても平均寿命付近で死ぬが、その原因が肺がんの場合が多い」ということなのかで変わるからです。



もし、「肺がんの原因はタバコであり、早く死ぬことが多い」とすると、タバコを吸っていた40000人のうち、39998人が肺がんにならず、2人だけ肺がんになったのですから、「タバコを吸うと肺がんになる」と言うのはかなり大げさで事実を表していないことになります。



次に、タバコを吸ってもあまり平均寿命はかわらないので、「死んだ人の死因の一つ」と考えると、タバコを吸っている人で死んだ方は400人程度で、そのうち2人が肺がんで死んだということになります。



・・・・・・・・・
ここまででまとめてみましょう(タバコも交通事故と同じ不運が起こるとすると)。
タバコでその年に肺がんで亡くなる人  20000人中1人
交通事故でその年に亡くなる人     10000人中1人
・・・・・・・・・
そうすると次の言い方は誠意ある言い方でしょうか?
タバコを吸うと肺がんになるからタバコを吸ってはいけません
外に出たら交通事故に遭うから外に出てはいけません
・・・・・・・・・
また「原因」を表現すると、
肺がんで死ぬ人の原因はタバコです
交通事故で死ぬ人の原因は外出です
・・・・・・・・・
結局、論理的には、
タバコを吸ったから肺がんになるとはいえません。
外出したから交通事故に遭うとはいえません
・・・・・・・・・



「外出しなければ交通事故に遭わない」(タバコを吸わなければ肺がんになりにくい)は良いのですが、「だから外出してはいけない」(だからタバコを吸ってはいけない)という表現はこのような整理をする限り不適切であることがわかります。また「交通事故の原因は外出だ」(肺がんの原因はタバコだ)は良いのですが、「外出すると交通事故に遭う」(タバコを吸うと肺がんになる)も不適切です。

タバコについて、かなり整理が進んだと思いますが、「人間にとって外出も大切だから、交通事故に注意しよう」と言うぐらいが適切とすると、タバコも同じぐらいの確率ですから「気分転換にタバコも良いが、吸い過ぎには注意しよう」ぐらいが妥当と言うことになります。


「tabacco21tdyno.69-(9:10).mp3」をダウンロード

(平成24年4月28日)


<引用終わり>



タバコを放射線に置き換えてみてください。


この論法は、池田信夫先生が原発事故以来ずっと引き合いに出してきた事です。

論理思考の収束点は結局同じなのですが、
武田先生はその事をご存知でありながら、
「放射線は危険」と主張されています。

そろそろ、自己崩壊の予感・・・・、
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タグ: 原発事故

2012/4/11

エコとエゴ・・・戦後左翼の落し物  福島原発事故
 

■ 「震災瓦礫受け入れ拒否」問題は何故起こるのか ■

放射性物質を含む震災瓦礫受け入れ反対運動が各地で盛り上がりを見せています。
「子供達や地域を放射線から守りたい」という住民の思いは否定できるものではありません。

日本人は戦後から一環して学校では「広島・長崎の恐怖」を植えつけられています。
今でも、中学生の文化祭のテーマ展示で、被曝後の写真が掲示され、
夏休みの宿題で、広島長崎のレポートが出されます。

戦後学校教育は日教組が中心となって、「放射能の恐怖」を子供達に植え付けてきました。
この運動の最大の問題点は、教えている側の教師達が、
「放射能は恐ろしい」と心底思い込んでいることです。
彼らは「義務感」に駆られて、子供達を「洗脳」していますが、
実は、彼らこそが「洗脳」された事に、微塵も気付いていな事が最大の問題です。

■ 戦後社会主義運動の背景 ■

戦後社会主義運動は、戦勝国アメリカに対する反発として若者の間に広がります。
今となっては社会主義の問題点は明らかになっていますが、
当時の若者達は、ソ連や中国、北朝鮮を理想郷の様に捉えています。
「平等で貧困から開放された社会」「ユートピア」を思い描いていたのです。

成熟した社会の若者は労働から解放されています。
ですから「暇」と「エネルギー」を持て余しています。
さらに若者は「権力」を持たないだけに「権力」を憎悪します。

全共闘の時代、日本にとっての現実的な脅威は中国やソ連でしたが、
若者の目には、「色々と文句を言う親」としてのアメリカが反抗の対象でした。
ですから、日本に限らず韓国でも、社会の成熟期に若者の反米運動が盛り上がります。

■ 反米運動の残渣としての日教組 ■

団塊の世代の多くは、ゲバ棒を振り回した後、就職しました。
長かった髪を切って、ベルボトムをねずみ色のスーツにはき替えて、
現実の荒波にもまれて、いつしか自分自身が「親」になる事で、
「現実的価値観」を獲得して保守化して行きます。

ところが「永遠の若者」が集う職場がありました。
それが「学校」です。
「学校」では利益を追求する事も、営業成績を問われる事もありません。
ですから「現実」から目を背け、「理想」を追い続ける事が出来ました。

多くの教師達が所属した日教組は、
「生徒の自主性」だとか、「核兵器廃絶」などの理想を掲げ続けます。

さて、日教組の強かった学校はどうなったでしょうか。
私の住む千葉県では、かつて自由な校風を謳歌し公立の進学高がありました。
理想を追う教師達は生徒達に「自主独立の精神」を炊きつけました。
制服を廃止し、自由な校風を謳歌したかつての名門校は、
今では、偏差値も10程度下がり、
ある年は、受験に落ちたのは二人という学校になり果てました。

現実の社会では「学歴」が意味を持ちます。
しかし理想を求め、現実から目を逸らしたこの学校は、
学歴社会という現実を生きなければならない受験生達から敬遠されたのです。

■ 日本人を低能化した日教組 ■

「理想」を追い「現実」に目を向けない日教組は、
子供達の学力が落ちてきた時に、「勉強が難しいのがいけない」のだと主張して
「ゆとり教育」なるものの導入に一役買うことになります。

子供の学力の低下は、社会が豊かになる過程で、
子供達から「勉強をすれば豊かな暮らしが出来る」というモチベーションが失われた事が原因で、
決して教科書や授業の内容が難しすぎたわけではありません。

さらには、かつては中卒や高卒で就職する子供も多かったので、
その様な子供達は高い学力が要求されなかったという事も見逃せんません。
ところが進学率の向上に伴って、成績の悪い子供達にも分かる授業が必要になってしまったのです。

■ 戦後自由主義が生み出した「自立した子供」 ■

子供の学力低下や学校崩壊は、教師や学校ばかりは責められません。
戦後日本に持ち込まれた「子供は一個の独立した存在」という思想は、
家庭での子供の有り方を一変させます。

儒教思想の強かった日本では「子供は親に絶対服従」が当たり前でした。
ところが、「少年法」に見られる様に、「子供の尊厳」がアメリカから持ち込まれます。
しかし、この思想はアメリカでも「先進的」過ぎて採用される事のなかった思想です。
平和主知を掲げた日本国憲法同様に、当時のアメリカの法律家や思想化たちは、
日本を自分達の「理想」の為の実験場として利用したのです。

結果、子供の家庭内での地位は向上しましたが、
そもそも自我が確立していない子供がチヤホヤされた結果、
自己抑制が出来ない人格が多数生み出される事になります。

■ 学校の理想と社会の現実のギャップに苦しむ女性 ■

戦後の自由主義、男女平等主義は学校では最大限に尊重されました。
ところが現実の社会では、日本は未だに男性優位の儒教的社会です。
平等教育を受けた女性達は、挫折を味わう事になります。

そして、家庭内で自分が受けた理想教育を自分の子供で実現しようとしたのです。
子供を「独立した人格」として扱う様になります。
頭ごなしに怒るのでは無く、説明して理解させようとします。

人格形成の重要な時期に、子供は「理不尽」という概念が欠落したまま成長します。
「説明すれば分かる」「話し合えば解決する」と信じて育つのです。

■ 国家という暴力機関 ■

国家は一種の「暴力機関」です。
立法権と警察権、さらに軍隊を有する国家に国民は逆らう事は出来ません。

かつての全共闘の若者達は、「国家」に暴力で対抗しようとして、無残に敗退します。

ところが、学校や家庭内で生き残る「自由平等」の残渣は、
「国民」が現実に目を向ける事を阻み続けます。

「国家VS国家」の戦いは平和なときでも熾烈です。
「国家」はダブルスタンダードを駆使して、相手国を追い詰めます。

そんな世界で、国家に強く「理想」を求める国民が居ます。
「日本人」です。

「危険な放射線を撒き散らす原発はイラナイ」
「放射線を全国に拡散させる、震災ゴミは受け入れられない」

■ 「どうしようも無い事」を理解出来ない「リベラル」 ■

世の中には「どうしようも無い事」が溢れています。
しかし「理想」を求める人達は、それが理解できません。

本来、理想や正義とは「自分の中にあって、自分を律する」為のものですが、
多くの「リベラリスト」達は、理想や正義の実現を他人に求めます。

これは「子供の思想」です。

私は福島原発事故以降、多くの方と放射線について議論をさせて頂きました。
そして、いつも感じるのは、彼らが「妥協」を知らないという事でした。

現実の社会は「妥協」の連続です。
ところが、「放射線が危険」と叫ぶ人達は、
「放射線がどのくらいなら許容出切るのか」という妥協を許しません。

現実には存在しないかも知れない、確率的死亡の1人たりとも許せないのです。

■ 放射線を許せずに、車を運転するということ ■

人が死ぬという意味において、福島の放射線よりも車の運転の方が危険です。
殺意は無くいとも、自分が運転する車の前に、子供が飛び出してきたら避けられません。

ですからリスクを平等に評価するならば、
「放射線をばら撒くな」の前に「マイカーを廃止しよう」が正等な主張です。
しかし、こんな主張は聞いた事がありません。


私は車の免許を持っていませんでした。
車で誰かを轢いてしまうかもしれないリスクに比べたら、
車な無い不便さは取るに足らないものだと思えたからです。

10年以上前に会社を辞めて、アメリカで研修を受ける為に
車の免許を取りましたが、
やはり日本では運転していません。
運転が下手という事もありますが、
私にとって運転はストレスでしか無いのです。

だから遠くに行きたければ、少しスピードの出る自転車で行きます。
電車やバスのの旅行も気楽で大好きです。

しかし、環境派や市民活動家、エコロジストと呼ばれるような方々の多くは、
人の命の尊さを説きながら、一方では車の運転に何の疑問も持ちません。


これはリスクの非対称性と呼ばれるもので、
メリットがある事柄のリスクは小さく感じ、
一方的に与えられるリスクは過大に評価されるのです。

これは生命が生きて行くうえで大事な事柄です。
ネズミはエサを採りに巣穴から出なければ飢え死にしてしまいますが、
巣穴から出れば、フクロウに食べられるリスクを伴います。

飢え死にのリスクと、捕食されるリスクはほぼ等価ですから、
ネズミがリスク判断を公平に行うとすると、
ネズミは巣穴から出れないかも知れません。

ところがネズミは果敢に巣穴を飛び出して行きます。
これは生物が生きる為に、リスクを等価に判断出来ない事を示しえています。


私は「放射線はとっても危険」とか、「汚染ゴミを持込むな」と主張する人達は、
生物学的には正等な判断をしていると思います。

しかし人間は知的生き物ですから、
個人のリスクと公衆のリスクも秤に掛けられるはずですし、
リスクの大きさの比較も出来るはずです。


それが出来ない今の日本人は、戦後自由主義の残渣とも言える存在なのではないでしょうか?




なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、
世間の人が私と同じ考え方をしたら、
多分、金融市場は凍結し、経済は麻痺してしまいます。

だから「放射線ゴミ受け入れ反対」という活動を私は「人間らしさ」として眺めていますが、
だからと言って、安全な東京から「福島はもう終わっている、お前らはいずれ皆癌になる」と
恐怖を煽る行動だけは、は絶対に許せないと思っています。


おっと、「金融危機到来で世界がガラガラポン」なんて書いているのが誰か忘れていました・・。
スミマセン。


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タグ: 原発事故

2012/4/10

家庭用電力料金の累進課金制度・・・エコバブルで国家破綻?  福島原発事故
 
■ なし崩し的に原発を再稼動させるな!! ■  

最近は「私は反原発です」と言っても誰も信じてくれない「人力でGO」。

私は「反原発」ですが、「原発全廃」を拙速に行って、
日本経済が崩壊する様な事態は避けるべきだち考えています。

放射線では誰も死なないのに、経済危機による自殺者が10万人などという事態は、
まさに「人災」と呼ぶに相応しい愚行だち思っています。

それでも、現在の野田政権が行おうとしている
「なし崩し的な原発再開」には断固として反対します。


原発再開に条件をつけるとすれば、以下の通りです。

1) 建造年数が新しい第二世代、第三世代の原子炉は再稼動しても良い。
2) 但し、近くに活断層が無い事が前提となる
3) 築年数が30年以上の原発は再稼動させずに、廃炉にする
4) 築30年を経過した原発は、随時停止・廃炉にする
5) 新規原発の建設は、放射線の安全性が確立するまでは凍結する。

6) 平行して放射線の安全性を再検討する
7) ICRPの防護基準を現実的なレベルに緩和し、国内法もこれに合わせて再整備する
8) 原発事故時の被害を想定して、非難などの方法を厳密に定める
9) 事故時の補償の有り方について、詳しく定める

以上が原発の再稼動の条件です。
政府は現状の防護基準のままに、原発再稼動に踏み切ろうとしていますが、
地震が活動期に入った日本において、次の原発事故が起こらないとも限りません。

2度目の原発事故を起こせば、日本の信用は失墜し、
日本国債は暴落して日本は破綻します。

■ 生活や産業や雇用を犠牲にする勇気があるか ■

私は「原発を全廃しても、他の発電方式をフル稼働させれば大丈夫」という意見を否定しません。
しかし、そこにはあえて語られていない事があります。

1) 夏場のピーク電力の需要を賄う為に、昨年並みの節電が必要
2) 原油、燃料価格が高騰しているので、電力料金の値上げは必要
3) 製造業などは、電力が安価で安定している海外に生産拠点を移すであろう
4) 結果的に日本の景気回復は送れ、失業率は増加する

原発停止の代償は小さくは無いのです。

■ 家庭用電力は累進料金制を設定したらどうか? ■

私は原発を全廃するのであれば、家庭用電力は「累進料金制度」を導入すべきだと思います。
現在でも契約アンペア数で若干の料金差は生じますが、これは微々たるものです。

1)家族の人数や、老人かどうかなどを前提にして、最低電力使用量を設定
2)最低電力使用量を超える電力を使用する場合は、電力料金が段階的に値上がりす
3)老人世帯は所得や資産に応じて負担金額を決定する

税制に近い考え方ですが、
要は逼迫する電力を産業用に振り分ける為に、
家庭用電力のピーク電力を抑える方法です。
夏場のピーク時間の電力料金を高くするなどという方法も有効です。

これで、雇用を守りながら、節電を行えます。

■ 電力料金が値上がりすれば自然エネルギーにシフトする ■

現状の太陽電池など家庭用のエコ発電システムは、
補助金が無ければ、減価償却する事は困難です。

それは、言い換えれば、現状の電力料金が安すぎるからだとも言えます。
ですから、累進電力料金を導入する事で電力料金が値上がりすれば、
エコ発電は充分にペイする発電になります。

電力を沢山使われる方は、裕福な家庭の方ですから、
太陽電池設置の初期コストを払う能力が充分にあります。

また裕福な方は「コスト意識」が高い方が多いようです。(ケチとも言います)
ですから、高い電力料金よりも太陽電池の方が徳だと分かれば、
直ぐにでも導入して電力コストを削減するでしょう。

家電各社はTVやブルーレイの売り上げが激減して経営が危ぶまれていますので、
エコ発電のブーム到来で、生き残る事が可能です。

但し、中国などの輸入太陽電池は安価ですから、
ここは法律で、発電効率に下限を儲け、
発電効率の良い日本製品意外を市場から締め出します。

■ エコバブルで景気回復 ■

先程、老人の電力は安く据え置くと書きましたが、
これも資産内容により振り分けが必要かも知れません。

そもそも日本の老人世代はお金持ですから、
資産を多く持っていらっしゃる高齢者は、やはり是非エコ発電を導入していただきたい。
それによって、老人の資産が流通し始め、日本経済が活性化します。

子供の代に安い電気を残せるので、
相続税対策にもバッチリです!!


■ エコバブル亡国日本 ■

究極の景気対策と原発全廃がセットになった、
家庭電力の累進料金制ですが、一つだけ問題があります。

この計画が大成功して日本の景気が回復したとします。
老人達の資産が、太陽電池に有効に投資されたとします。

するとどうでしょう・・・。
金利が上昇して日本国債が売れなくなります。
銀行から余剰預金が消えるので、日本国債はさらに売れなくなります。

国債金利が上昇し始めたら、日本の金融機関は大きな損失を出します。
そして、政府の国債発行コストも一気に跳ね上がります。

・・・日本はエコバブルで破綻する可能性があります・・・。


ウーン。
世界中が金融緩和に血道をあげる中で、
日銀だけが、 口では「インフレタート」と言いながら、
実際にはマネタリーベースを縮小しています。

景気回復のシナリオは、すべて「日本の破綻」に続いている様に思えて仕方がありません。



今日は貧乏人の「ひがみ根性」丸出しの「人力でGO」でした。
我が家にはクーラーもTVもありませんので、
夏場のピーク電力とは無縁の生活です。

桜が終わったら、そろそろ窓辺にアサガオを植えなければ・・・。




■ 初心に戻って「反省」します・・・ ■


バカな事ばかり書いているとお叱りを受けそうなので、
原発問題の最初の記事を載せておきます。

2011年3月16日の記事ですから、事故から5日後の記事です。
だいたいこの時に予測した通りに事態は進行したのではないでしょうか?
自分的には80点くらいかな?

意外だった事は、軽水炉が再臨界に対して意外に強い事です。
小さな再臨界は起きていたかも知れませんが、
それが大規模な再臨界に発展する事はありませんでした。
偶発的に臨界条件を満たす事は、とても難しいのでしょう。


<再録> 「原発事故・・・暑い夏が訪れる」
http://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/20110316/archive



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■ 人々 ■

避難所で身内の安否を気にしながら、不安な生活をしている人々。
寒さの中で救援活動をされている人々。
原発の事故現場で身の危険も顧みずに作業に従事している人々。

一方では、株の空売りで莫大な利益を上げている人々。
安全なスタジオから、東京電力の対応に苦言を呈する人々。

善悪の問題ではありませんが、複雑な気持ちにさせられます。

■ 原発事故を冷静に考える ■

原発事故が人々に過剰な不安を与えています。
はたして今回の事故は、どこまで安全で、どこからが危険なのでしょうか?

多くの情報がインターネット上に載っています。
私なりにまとめてみたいと思います。

■ 東京電力福島第一原子力発電所 ■

1号機 沸騰水型軽水炉 1971年3月26日 46.0万キロワット
2号機 沸騰水型軽水炉 1974年7月18日 78.4万キロワット
3号機 沸騰水型軽水炉 1976年3月27日 78.4万キロワット
4号機 沸騰水型軽水炉 1978年10月12日 78.4万キロワット
5号機 沸騰水型軽水炉 1978年4月18日 78.4万キロワット
6号機 沸騰水型軽水炉 1979年10月24日 110万キロワット

1号機: GE
2号機: GE・東芝
3号機: 東芝
4号機: 日立
5号機: 東芝
6号機: GE・東芝

@ 地震発生時に稼動していた1〜3号機は初期型の古い設計
A 1号機、2号機はアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック社)製
B 沸騰水型軽水炉である
C 圧力容器の厚さ・・・内側 16cm / 外側 3cm ステンレス製
D 原子炉建屋のコンクリートの厚さ 2m

■ 原子炉の耐用年数 ■

原子炉は事故発生時にも放射性物質を確実に閉じ込める必要があり、厚いステンレスとコンクリートに守られています。しかし、放射線と高温高圧にさらされる原子炉において、16cm厚のステンレス製の容器とて万全では無く、長年の使用によって多くの亀裂が生じます。

東京電力が福島第二原子力発電所の3号機のヒビを隠していた事が発覚した事件を覚えていらっしゃる方も多いと思います。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news68/news68fukushima.htm

@ 原子炉の耐用年数は当初10年と言われていた。
A 原子炉の廃炉には建設コスト以上のコストが掛かる
B 2003年の法改正で、多少のヒビでも原子炉を運用できるようになった
C 福島第一原子力発電所の1号炉は40年も使用されている
D 原子炉には多数の配管やバルブがあり、これらも経年劣化する

「マグニチュード9、震度7強の地震に原子炉本体は持ちこたえた。日本の原子力技術は世界一」という報道も見掛けます。

冷静に考えれば、厳格な保守がされているとは言え、建設後40年経ち、老朽化した原子炉が地震によって無傷だったと断言できるでしょうか?

E 地震によって原子炉の圧力容器、又は配管等に亀裂が生じた
F 亀裂から冷却水が漏れる為、注水を繰り返しても燃料棒が露出してしまう。

G コンクリートも40年に及ぶ放射線により劣化する
H 使用済み燃料プールのコンクリートに地震によって亀裂が生じる
I プールの水が漏れて水位が下がり、使用済み燃料棒の一部が水面より露出する

事故の直接の原因は津波によってディーゼル発電機の燃料タンクが流出した事と、発電機が水を被ってしまって使い物にならなくなった事ですが、その結果、規定以上に高温高圧となった炉内の圧力が、経年劣化によって生じた亀裂を押し広げた可能性は否定出来ません。

■ 蒸気圧を下げなければ消防のポンプ車では注水出来ない ■

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原子炉の圧力容器の内側は、高温高圧です。記者会見の時の東電の発表では「3メガパスカル」と言っていた様に聞こえましたので、30気圧程度になるかと思います。

@ 沸騰水型軽水炉の蒸気圧は200℃で17気圧程度
  (100キロワットクラスは286℃ 70気圧)
A 圧力容器の耐圧基準は90気圧
B 水温が300℃に達すると94気圧になる
C 消防車のポンプの水圧は30気圧程度
D 30気圧以下になるようにバルブを開いて圧力容器内の圧力を30気圧以下に下げる

消防のポンプ車で海水が注入されている様なので、1号機と3号機はバルブの開放に成功したものと思われます。しかし、建屋に充満した水素によって爆発が起こりました。

E 水面から露出した燃料棒が高温になる
F 燃料棒表面のジルコニウムと水が反応して水素が発生する
G 開放されたバルブから原子炉建屋内部に蒸気と共に水素が充満する
H 水素が酸素と反応し、1号機と3号機の建屋が水素爆発で吹き飛ぶ

■ 2号機はバルブが開放出来ない ■

一方2号機では上手くバルブの開放が出来なかった様です。
ウソか本当か作業員の2チャンネルの書き込みには次の様な現場の状況が書き込まれている様です。

@ 90人で順番で手動でバルブ開放を行っている
A 放射能の数値が高い為一人8秒の作業時間
B 海水の塩分がバルブに付着してバルブが開放出来ない

一方で2号機の原子炉収納容器に繋がる圧力調整プールから放射能漏れの可能性が指摘されています。

@ 通常3気圧の圧力調整プールの気圧が1気圧に下がっている
A 圧力容器が通常より高温の為、圧力調整プールが通常より低い圧力であるはずが無い
B 2号機で爆発音がしている
C 圧力調整プール或いはそれに繋がる配管に亀裂が生じている可能性がある
 
2号機は圧力容器のバルブが開放出来ずにいたはずですから、圧力容器に亀裂が生じて内部の高圧の水蒸気が漏れ出し、圧力容器よりも耐圧の低い原子炉収納容器に亀裂が発生した可能性が考えられます。

■ 圧力容器に注水しても水を満たす事が出来ない ■

いずれにしても1号機から3号機までは、消防のポンプ車で海水を注水しても、水は何処かに行ってしまい、燃料棒が露出した状態が続いています。

この事は、圧力容器か、それに繋がる配管に亀裂が生じていて、圧力容器に注入した海水が漏れ出している事を示唆しています。スリーマイル島の原発事故でも同様の状態が発生し、炉心が溶融しました。

■ 再臨界が発生するかどうかが運命の別れ道 ■

圧力容器への海水の注水は上手く行っておらず、以前として燃料棒の上部は水面から露出しています。

@ 燃料棒を覆うジルコニウムが高温で溶ける
A 圧力容器下部に燃料棒が解け落ちる

問題は解け落ちた燃料が再び核分裂を起こすかどうかです。(再臨界)
再臨界が起きる条件は定かではありません。
再臨界が発生するには幾つかの条件が必要です。

B 中性子をある程度減速しなければ核分裂は促進されない
C 通常は水が中性子を核分裂を起こす速度に減速する
D 圧力容器内はホウ酸を含む海水が注入されている
E ホウ酸(ホウ素)は中性子を吸収する効果がある

F 原子炉下部に通常より近い距離で燃料棒(あるいは溶融したウラン)が散らばる
G ホウ酸による吸収があっても、解け落ちた燃料棒が至近距離であれば核分裂が始まる可能性がる。

再臨界が発生するかどうかは、確立の問題となっています。
再臨界が発生すれば圧力容器内は再び高温になります。

■ チャイナ・シンドローム ■

再臨界が発生すればどうなるでしょうか?

@ 圧力容器下部に接する燃料棒が再臨界で高温にhなる
A 圧力容器、原子炉格納容器を溶け破って核燃料が建屋のコンクリート床面に達する
B コンクリートと核燃料が反応して大量の水素が発生し、水素爆発が起こる

これがスリーマイル事故で心配された「チャイナ・シンドローム」です。

しかし、その前に圧力容器内の海水と、再臨界で高温に達した核燃料が接している訳ですから大量の水蒸気が発生するはずです。

@ 圧力容器内で大量の水蒸気が発生する
A 水上気圧が圧力容器の耐圧を越え、圧力容器が破損する
B 最悪、水蒸気爆発が発生し、放射性物質が周囲に拡散する

こなれば、福岡第一原子力発電所の周囲は放射性物質で長期間汚染される事になります。
さらに飛散した放射線物質が風によって東京に運ばれる可能性もあります。

■ 使用済み核燃料も再臨界の恐れ ■

休止中の4号機も爆発火災を起こしています。

@ 使用済み核燃料プールの水位が何らかの原因で低下
A 使用済み燃料の一部が水面から露出して高温が発生
B 燃料棒の表面温度が1200℃に達し、ジルコニウムと水が反応して水素が発生
C 水素と酸素が反応して爆発が発生

使用済核燃料プールは原子炉建屋内にありますが、原子炉格納容器の外側に設置されています。現在、原子炉建屋は1号機、3号機、4号機で破壊されており、使用済核燃料は外気と接触する状態にあります。

D 使用済核燃料が溶け出し、使用済核燃料プールの底に堆積する可能性がある
E 条件によっては使用済核燃料が再臨界を起こす可能性がある
F 水蒸気爆発が発生すれば放射線物質が周囲に拡散する恐れがある

四号機に機動隊が高圧放水車で注水を試みる様ですが、ホウ酸を含む海水を注入して、再臨界を防止する処置が取られるでしょう。

1号機、3号機でも水素爆発が発生して建屋が吹き飛んでいますから、使用済燃料プールが漏水している可能性が否定出来ません。3号機の建屋から立ち上る水蒸気は使用済燃料プールから発生しているかもしれません。

■ 再臨界が起こる確率は高く無い ■

いずれにしても、再臨界の条件は良く分かっていません。

しかし、「核反応が連続して起こる丁度良い中性子のスピード」になる確立はそれ程高く無いと思われます。

福島の事故はスリーマイル島の事故よりも重大ですが、黒鉛炉が暴走して炎上爆発したチェルノブイリ事故よりは軽微な事故です。




■ 東京から逃げ出す必要はあるか? ■

既にフランス人などは東京から避難するように勧告されている様です。
はたして東京は危険なのでしょうか?

東京と福島は直線距離で250Km離れています。
もし原子炉が水蒸気爆発を起こして放射性物資が飛散しても、東京に到達するまでには拡散しているはずです。

東京では、一時的に放射線の数値が高くなっても、短時間で人体に影響を与えるような数値を示す確率は低いでしょう。仮に再臨界・水蒸気爆発という最悪のケースが発生しても、パニックを起こす事無く、順次東京から避難すれば問題は無いはずです。

尤も、昨今の「買占め」を見ても、多くの人達がパニックに陥る事は容易に想像出来ます。

■ 今回の原発事故は老朽化問題である ■

今回の原発事故は建築後40年も経過した老朽化した原発を使用し続けた事によって発生した事故とも言えます。

直接的な事故原因は津波による緊急用発電システムの喪失ですが、海水の注入に失敗しているのは原子炉の圧力容器、もしくはそれに繋がる配管に亀裂が生じて冷却水が漏れている可能性が否定出来ません。

原子炉の亀裂隠蔽事件の後、国は2003年に法律を改正し、多少の亀裂が生じても原発を運用できる様にしました。そうしなければ、ほぼ全ての原発が使用出来なくなるからです。

本来10年の耐用年数の原子炉を、40年も使い続けているのですから事故は起きるべくして起きたと言えるでしょう。

これは人災と言っても良いでしょう。

■ あなたはクーラー無しで夏を過ごせますか? ■

日本に多くの原発が乱立しているのは、夏のピーク電力が大きいからです。
日本人の家庭は一家に一台どころか、2台、3台のクーラーを使用している家庭も珍しくありません。

夏場にクーラーを使用しなければ、火力発電でピーク電力を充分賄えるはずです。
現に火力発電所も、水力発電所も休止している所が多いのが実態です。

結局、ガソリンや非常食の買占め同様、個人個人のエゴが原発の建設を推進し、今回の事故を招いたとも言えます。

ちなみに我が家では、7年くらいクーラーを使用していません。夏場はベランダに朝顔を植えて天然のクラーとしています。後は気合と根性で夏場を凌いでいます。

おかげで、ここ数年は夏バテ知らずです。
体が熱さに慣れるので、エアコンの効いた電車の中は寒くて仕方がありません。

今回の原発事故に対して色々な意見が出されている様ようですが、東電や政府の対応を批判する前に、あなた自身が快適な生活を捨てる事が出来るでしょうか?

■ 原発はクリーンエネルギーという暴論 ■

原子力利権を持つロスチャイルド・ヨーロッパ陣営は、二酸化炭素による温暖化というトンデモ理論を流布して、二酸化炭素を発生させない原子力発電を推進してきました。

二酸化炭素が原因の温暖化が虚構である事は、このブログでも何度も取り上げてきました。

「既に崩壊しているIPCCのシミュレーション」
http://green.ap.teacup.com/pekepon/86.html

「捏造された温暖化・・・クライメートゲート事件」
http://green.ap.teacup.com/pekepon/186.html

「「温暖化」までが虚構とは・・・。」
http://green.ap.teacup.com/pekepon/210.html

自然エネンルギー利用は隠れ蓑で、「原発こそクリーン・エネルギー」というキャンペーンを大々的に展開してきました。

今回の事故で、「原発=クリーン」というウソは完全に崩れ去れました。

ロスチャイルド陣営の計画は大きく後退すると同時に、原発停止の気運の高まりから、原油価格の高騰に拍車が掛かりそうです。

石油利権を牛耳るロックフェラーにとっては、まさに天から降ってきた幸運です。

あまりにトラブルが連続する福島第一原発の報道に、私はロックフェラーの工作員の破壊工作を疑ってしまった程です。

■ 暑い夏になりそう ■

原発事故が再臨界など重大事故に発展すれば、日本の信用失墜は免れ得ません。

日本発の株価暴落が、世界同時株安、金融危機の引き金を引く可能性もあります。
そうなれば、アメリカ国債とドルの暴落も免れ得ません。

いずれにしても電力供給が逼迫する今年の日本は、暑い夏になりそうです。
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タグ: 原発事故

2012/4/5

科学は現代の「神話」を生み出している・・・「放射線危険教」という現代の宗教  福島原発事故
 

■ 百聞は一見にしかず ■

阿修羅掲示板は面白いところで、
「放射能は危ない、怖い」と大騒ぎする一方で、
雑多な情報を、その価値も分からず皆さんアップしてくるので、
私の様な「低線量率放射線は安全派」に有益な情報を提供してくれます。

本日は、阿修羅で紹介されていたブログを紹介します。

福島第一原発の現場写真が満載のブログです。
東電発表の写真と、その他の写真で構成されているので、
多分、関係者のブログだとは思うのですが、
私達が知りたかった情報が満載です。

まだ私もじっくりと見ていませんが、
世間で「危険だ、安全だ」と大騒ぎする一方で、
現場の方々の苦労によって、
福島第一原発の復旧作業は着実に進んでいる様です。

http://www.anaroguma.org/komake/fukushima/photo_Dec3/index.html

燃料が格納容器内にあるのか、無いのかが話題になっています。

1) 事故後の早い時期から圧力容器、格納容器に注水した水は大量に漏れている

2) 事故後の早い時期から漏れているのだから、燃料が格納容器を突き抜けたのでは無く
   格納容器の亀裂や、底部分の配管の断裂などを疑うべきである

3) 事故後再臨界が起こらなければ、燃料の温度は対数的に低下するので、
   仮に格納容器の底のコンクリート上に燃料が溶け落ちていても
   それが、厚さ3mのコンクリートを突き抜けるとは考え難い

4) 東電発表では格納容器の底部のコンクリートを1m程と溶かして
   燃料は止まっているとされている

真偽の確認は不可能ですが、一応常識的には燃料は格納容器内に留まっていそうです

5) もし格納容器を突き抜けても、格納容器の下はさらに厚いコンクリート台座がある

6) そもそも格納容器に注水した水は、ダダ漏れなのだから、
   温度が冷えた原子炉燃料が格納容器内にあろうが、
   格納容器を支えるコンクリート台座の上にあろうが、大差は無い。

7) ヨウ素131などの数値から見ると、事故直後以降は再臨かの疑いは無い

■ 写真は真実を伝える ■

私は「低線量率の放射線は安全」という立場ですが、
仮に「低線量率の放射線」がICRPの主張する通りの危険性を有していても、
(実際にはICRPは危険性を主張しているのでは無く、最大の安全性を採用している)
現在の福島の放射線レベルが及ぼす健康被害は非常に軽微です。

私も被害がゼロであるとは言い切りません。
ただ、放射線以外の死亡原因と比べて、非常に低い死亡率になる事は確かです。

「微量の放射線も危険」とか「微量の放射線の方がむしろ危険」と主張する人達は、
福島の、遠距離カメラの映像を監視して一喜一憂しています。

一方、今回紹介したブログの様に、情報は公開されていない訳では無く、
マスコミ各社が「安全」を証明する様な情報を積極的に報道していないだけです。

彼らに言わせれば、「安全である事が当たり前で、そんな情報にニュース性は無い」とか、
「危険を国民に伝えるのがマスコミの使命だ」とでも言うのでしょうが、
詳細な写真を見るだけで、建築に詳しい方々は被害の状況は復旧の状況を把握できます。

「大本営発表」だとか「拙い情報は隠されている」との主張もあるでしょうが、
(その通りだとも言えますが)
少なくとも、写真自体はある程度の真実を伝えます。

■ そろそろ賞味期限の過ぎた「放射脳」 ■

ちょっと意地悪な言い方をすれば、「放射脳」の賞味期限は過ぎています。
国民は興味は移ろい易く、「危険だ、危険だ」と言い続けても
目に見えた危険が現れなければ、その内に「危機」に慣れてきます。

「誰も死なないじゃないか」とい事に気付くのです。

確かに放射線の被害が顕在化するのは5年後、10年後、20年後です。
しかし、大衆はそんなに長い時間、興味を維持する事は出来ません。
だんだんと、福島原発事故と放射線の恐怖は、「実感」から「概念」に変化して行きます。

「概念」として定着するので、「放射線は怖い」「原発は不要」という世論は
覆ることはありません。
これは「神話化」のようで現象で、「原子力安全神話」が「原子力危険神話」に変わるのです。

一方で、「神話化」した危機に人々はあまり縛られることはありません。
だんだんと、普通の生活が戻って来ます。

東京近郊で「放射線は怖い」といい続けるのは一部の人達だけになります。

一方で、福島の人達は、「現実の放射線」との戦いが半永久的に続きます。
彼らにとって「放射線」はいつまでたっても「神話化」しません。
「放射線」は庭先にも、学校の校庭にも、自分の体の中にもあるからです。

ですから、彼らはこれからも不安と恐怖を感じながら生きて行くでしょう。

■ 科学は現代の「神話」を生み出している ■

科学は「客観」の上に成立しています。
しかし科学の発展の歴史を眺めていると、
「科学が現代の神話を生み出し続けている」事に気付くはずです。

端的な例が「UFO」や「宇宙人」です。
さらには、量子力学の発展は、科学的現象を「確率的事象」に引きずり下ろします。
「この世に確かなものなど何も無い」と科学は宣言している様にも見えます。
量子力学が開いた地平は、仏教の「無常」の感覚と共感し、
「オーム真理教」の様な「科学的な狂信集団」をも生み出します。

60年代、70年代のニューウェーブのSFはそこを掘り下げており、
ロジャー・ゼラズニーなどの様に、東洋の神話をSFに持ち込んだり、
フィリップ・K・ディックの様に、精神世界と現実の境界を曖昧化した作品を生み出しています。

福島原発事故は「原子力の危険神話」を生み出し、
さらには「放射線危険神話」を補強しました。

本来、科学を否定するのは科学によるべきなのですが、
「神話化」した科学は容易に科学では否定出来ません。

より強力な「神」が出現するまで、現代の「神話」は生き続けるのでしょう。

近代科学が宗教や神を否定した背景には、
近代科学が、従来の神よりも強い力を持っていたからに他なりません。

しばらくの間「放射線は怖い」という神が、最強の地位を譲る気配はありません。



<追記>

何故私が「新型インフルエンザワクチン」や「子宮頸がんワクチン」を否定し、
「低線量率の放射線の安全性」を肯定するかと言えば、
これは、ほとんど「勘」という以外に理由はありません。

「世界的なキャンペーンが善意で行われるはずが無い」という疑いとも言えます。
世界的ななキャンペーンには、いつも「不自然さ」がつきまとうのです。

これは私の妄想の域を出ませんが、「勘」は以外に侮れないものです。
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2012/3/29

阿修羅で討論・・・いつもながら無限ループ  福島原発事故
 

■ 福島で中性子を検出 ■

阿修羅の記事で、「福島で中性子を測定・・・」というのがあったので、
ちょっと書き込してしまったら、また無限ループになってしまった・・・。

「中性子の検出」が本当ならば、3号機の爆発か、
ベントによるものなのだと思うのですが、
問題はウランやプルトニウムの危険性がどれだけあるかです。

ウランやプルトニウムは放射線をあまり出さないので、
浸透性の低いα線の外部被曝は心配はいらないでしょう。

一方、プルトニウムの肺の内部被曝を心配する方が多いでしょうが、
これも程度の問題だと思います。

中性子は浸透力も破壊力もありますが、
これもどのくらいのレベルかによります。


もし、本当に中性子が頻繁に観測される様ならば、
大学などしかるべき研究機関がしっかりと測定すべきでしょう。

しかし、プルトニウムの危険性をさんざん煽ってきていすから、
国も発表出来るかどうかは、疑問ですね。
それこそ、発表の仕方によっては、日本経済に影響が生じるかもしれません。

いまさら、「プルトニウムは飲んでもへっちゃら」とか、
「ウランなんて素手で掴んでも平気!でも食事の前は手を洗おうね」
なんて、絶対に言えませから・・・。

いずれにしても、重大な真実は「安全」も「危険」もいつも「闇の中」。
ついでに、経済の未来はいつも誰かの「手の中」。


どうも、ハガナイ・・・・間違えた、ハガユイ。
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タグ: 原発事故


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