2021/1/4

戒厳令の朝・・・箱根駅伝から逃げる  自転車/マラソン
 




2021年がスタートしました。

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。



皆さま、コロナ自粛の正月を皆さま如何お過ごしでしたか?



私は例年通り、箱根駅伝から逃げていました。

フリーランスになってから、一度始めた事を止めると良くない事が起こる気がして・・・

ゲン担ぎの一つになっているのが、自転車で箱根駅伝のランナーから逃げる勝手イベント。




個人的には、駅伝の後ろを走る「追う」自転車乗りは「消えろ!!」と思うのですが、

全力で駅伝から「逃げる」ガチな自転車乗りは、

交通ルールを守っているので大目に見て頂きたい・・・。

マジ、辛いんです。信号ダッシュを繰り返した足で箱根を登るのは・・・。



という訳で、今年もチャレンジしました「箱根駅伝から逃げる」


コロナで応援自粛を陸連が呼びかけた効果で、

ランナー通過のほぼ1時間前を走った限りでは沿道の人出はほとんど在りませんでした。



沢山の警官と、揃いの白い防寒着の大勢のボランティア以外は沿道に人気は在りません。

「ああ、戒厳令が発令されると、こんな感じなんだな・・・」と思ってしまいました。

何だか、自転車に乗っている事が悪い事の様に感じてしまいます。




確か、五木寛之の小説に「戒厳令の夜」というタイトルが有ったと思いますが、

まさに「戒厳令の朝」という感じ。


日日常が日常を侵食して行く、コロナウイルスは使徒なのかも知れません。


ちなみに、箱根はエヴァンゲリオンの聖地。

ネルフ本部が在る第三新東京市は外輪山の中に位置しています。








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2020/11/24

『鬼滅の刃』聖地巡礼・・・雲取山トレラン  自転車/マラソン
 

色々皆さまからコメントを頂いておりましたが、

記事の仕込みに忙しく、返信が出来ませんでした。






■ 『鬼滅の刃』の聖地は雲取山だった ■

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大ブームの『鬼滅の刃』

実は炭治郎と禰津子の兄妹の故郷は「雲取山」だった。(公式)

確かに鴨沢登山口の入り口に、見た事のある柄の幟が立っていました。

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そんな事とはつゆ知らず、秋から雲取山に通い続けている私。

今回の目的は「極上トレイルで雲取山を目指す」



先日の紅葉登山の帰路で歩いた「石尾根縦走路」、

トレランランナーの間では「極上トレイル」として有名です。

1000mを超える標高で、走り易い尾根筋のトレイルが続いています。

防火帯で尾根筋の木が切られているので、長めも最高。



ただ、奥多摩駅から雲取山頂までは片道21Km、

石尾根縦走路には鷹ノ巣山や七ツ石山など1700mを超えるピークが続き

急登、急降下を繰り返すタフなコース。

往復すると42Km、フルマラソンと同じ距離となります。



日照時間の短いこの時期に山頂を往復できるのは

相当速いランナーだけでしょう。

特に浦安からだと、始発に乗っても奥多摩駅到着が8時半頃になってしまう。



そこで、今回は石尾根縦走路から雲取山頂、そして鴨沢に降りる

30Kmのコースを引いてみました。



はたして、平地ランニングもままならない55歳のオヤジが

無事に走り切る事は出来るのか・・・

動画でお楽しみ下さい。





ちなみに、走ったコースはこんな感じ


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2020/11/16

1日に全部の遊びをテンコモリ・・・筑波山を遊び尽くせ!  自転車/マラソン
 

「トザツー(登山&自転車)」シリーズ第5弾は「筑波山」

浦安を午前6時に出発し、

筑波山まで100Kmのロングラン。


その後、不動峠をヒルクライムして、

筑波山神社まで、ダウンヒル。


筑波山神社に参詣したら、

山頂まで往復のトレラン。


最後は土浦まで「つくばりんりんロード」を夕日を見ながらサイクリング。




・・・・うーん、満足です。




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2020/9/28

雲取山・・・トザツーで山頂をGETせよ!!  自転車/マラソン
 

 経済記事まだー?とか、アニメ記事はどうしたとお怒りの諸兄。このブログのタイトルを良く見て欲しい。「人力でGO」とは、私が「人力」でトライしたアクティビティーを記録するブログです。決して陰謀論ブログや、逆指標相場ブログでは有りません。ましてアニメブログなどという軟弱なものとは決して違う!!熱い男のチャレンジと挫折を綴る硬派なブログなのです!!

という訳で今回も「トザツー」のネタ。




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■ 東京の最高峰「雲取山」を「トザツー」で目指せ! ■

先週の金峰山ですっかり気を良くして、トレラン用のザックを新調し、ウルトラライトのレインウエア(上だけ)を特価60%OFFで手に入れ、すっかり山モードの私。

東京近郊で「トザツー(登山+自転車)」に良い場所は無いかと探していたら、雲取山がヒットしました。標高2017m、東京の最高峰にして日本百名山の一つ。

一般的には奥多摩湖川の鴨沢登山口から頂上を目指しますが、このコース、標高差約1500m、片道15kmと非常に距離が長い。浦安を始発で出ても登山口到着は10時近くなるので、全行程走らない限り、日暮れまでに登山口に降りて来るのはキツイ。

ところが、鴨沢登山口から青梅街道を少し行った先に、「三条の湯」登山道にアクセスする林道の入り口が有る。もしやと思いググったら、やはりこの林道を自転車で走って「時短」する裏ワザが有る事が判明。林道後山線は国道から三条の湯登山口までの10Kmを繋ぎ、標高も1000m近くまで稼げます。

■ 新兵器、マルチスポーツバックと軽量レインウエア ■

本日デビューのトレラン用のザックは、ブラック・ダイヤモンドの15リトルタイプ。

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ブラック・ダイヤモンドはイギリスのアルピニスト系の軽量装備を作る攻めてるメーカーらしいですが、私の選択基準は自転車で使える事。ストラップの収納性が高く、簡易防水で、車からの視認性が高く、背中が暑くならず、さらに自転車ウエアのバックポケットにアクセス出来る大きさ。実はこのザック、これらの条件を全て満たします。

ウエストストラップが無いのですが、500mlのペットボトルがショルダストラップに2本入り、その他小さなポケットが複数付いています。外側の布地は補強されたナイロンでクライミングで岩に擦り付けても破れない強度。このシェルが蓋も兼ねます。ザックの容量はトレラン用としては大きめの15ℓ。これならテントを持たない登山には充分です。

本日の装備はザック含めて4kg台(但し、水を除く)

飲み物 ・・・水2ℓポカリ500ml
食べ物 ・・・カップ麺x1
携帯食 ・・・スティックx2 / マグネシウムゼリーx2
レインウエア上下、ゲーター、防寒着(ダウンベスト)、着替え(長袖Tシャツ、短パン)
ガスボンベ(OD缶)+バーナーx1、クッカーx1
ヘッドライト

行動着は・・

登山ズボン(長ズボン)、コンプレッションタイツ、自転車用の長袖インナー、Tシャツ、裏起毛ポリエステルパカー、軽量登山靴

本日投入の秘密兵器第二段は、MONTANEの777レインウエア。非常に軽量でシナやかですが、しかりと防水放湿性能の有るULのレインウエアです。これ、60%OFFで手に入れました。この薄さ、この軽さで三層構造は優秀。2層タイプの様に内側が肌に貼り付く事が無く、トレランやハイペースな登山に最適です。

レインウエアの下は、大昔に買ったオンヨネ。確か上下で8千円だったかな。下は何でも良いんです。上半身ほど蒸れて不快では有りませんから。むしろ、レインウエアの下は消耗品。泥だらけになるし、自転車のサドルで摺れるし、重くても、多少ゴワゴワしていても気にならないし・・・。


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■ 中央線の特別快速のワナ ■

土曜日は雨予報でしたが、山岳天気では雲取山山頂付近は12頃までは晴れ。レインウエアとザックの防水性のチェックも兼ねて取り合えず奥多摩を目指します。

東西線の始発で奥多摩を目指すと非常に乗り継ぎが悪い。そこで、6:17分発に乗ると中野で中央特快に3分で乗り継ぎが出来、始発より10分程度遅く奥多摩駅には8:21に到着します。

ところが、問題が・・・。トイレタイムが取れないのです。重いMTBを運んでの乗り換え、さらに輪行は最前か最後尾の車両を使うのがルール。中野の3分の乗り換えでトイレに行くのは無理。そんな不安を覚えつつ電車の乗り込んだら、変に意識してしまって、そこはかとない尿意が・・・。気のせい、気のせいと、中野で乗り換え・・・青梅で電車を降りるハメに。ちょっと停車時間が長いかなと思ったのですが、ホームに戻ると電車は居なかった・・・。

そんなこんなで、奥多摩到着は8:48分。自転車パートを2時間で片づけても、雲取山頂ピストンは微妙な時間です。

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ホリデー快速は混雑するので、きちんと後輪も外し、フレームに前後輪固定。でも、電車空いてました・・・雨だからね。MTBを一荷物にすると超重たいです。  8:48


■ ダート林道ってスピード出ないよね・・・ ■

さっさと自転車を組み立ててHEAR WE GO!!(今期アニメ「天晴爛漫!」、皆さん観てますか。最高っス!!)

いつもは帰りのコースで使う奥多摩湖までの道、逆に進むと結構な登り坂です。奥多摩湖に到着した時には空腹MAX!!。売店でアンパンとどら焼きを買って、アンパンを腹に詰め込み再出発。

後山林道に取りついたのが10:19でした。ここから徒歩ならば「三条の湯」まで10kmを3時間の行程。それをMTBで短縮しようという計画ですが・・・普通に500mのヒルクライムですよね・・。「お祭」のバス停が564m、三条の湯が1100mですから・・・。

さらに、ダートと言っても拳大のカドの尖った石がゴロゴロしてフルリジットのMTBでは非常に走り難い。さらに地面から岩の頭が出ていたりと・・・タイヤが転がり難いのに、スリップし易い。結局11:26分に林道の終点に到着しました。95%は乗車で登りましたが、石がゴロゴロした急坂で「押し」が入りました。三条の湯まで登山コースを30分程歩くので、コースタイムはだいたい2時間。徒歩に比べて1時間の節約ですが、多分、私はこの斜度は走ってしまうので、自転車のメリットは奥多摩駅の移動しか無い様な・・・。ただ、久しぶりのダートとMTBは楽しい。本日、ここから引き返してもも悔いは無し!!


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最近、何故か良く来る奥多摩湖


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林道後山線の入り口。「お祭」のバス停のすぐ先に有ります。バスは1日4便なので、徒歩の場合は鴨沢のバス停から徒歩10分。 11:19


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三条の湯までは10km、徒歩で3時間・・・林道ハイクって単調だよね・・・。

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林道の入り口から3km程度で車両通行止めのゲート。自転車はOK・・多分。


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こんな崩落個所が至所に有る。山側はほぼ落石防止ネットで覆われています。山は常に崩れ続けるので林道の維持って大変です。


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ようやく林道の終点です。カブが2台停まっていまいした。渓流釣りの人でしょうか?しかし、この林道を登れるスーパーカブ、パナイです!! 11:26

■ 三条の湯までは、谷に貼り付いた細い登山道でスリリング ■

雨が強くなったので、ゲーターとレインウエアの上下を着ます。ゲーターはレインパンツの上か下かという永遠の論争が有りますが、本日はゲイターをレインパンツの下にします。理由は・・・ゴアテックスのゲーターはオンヨネのレインパンツより高いから汚したく無い・・・。

ウソピョーーン!雨が強い時はレインパンツをゲーターの中に入れると、パンツを伝わった雨がゲーターの中に侵入するからです。小雨や、泥道や富士山の砂走の様に浸水の可能性が無い場合はゲーターを上にします。パンツの裾が汚れるのを防ぐ目的です。


三条の湯までは谷川沿いの崖に貼り付いた細い登山道を登ります。片側は崖。高さはそれ程無いので、怖くは有りませんが、そこそこにスリルング。道はしっかりしているので滑落の危険性は低いです。

雨に濡れた緑が美しく、谷川の流れもキレイなので、Goporoと写真を撮りまくって、中々先に進めません。30分程して三条の湯が見えて来ました。


登山開始が11:41、三条の湯到着が12:10。ほぼ標準タイムですね。


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もっと、崖に道がへばり付く様な箇所が有ったのですが、写真を撮ってませんでした。高所恐怖症の人は、この道は辛いかも・・。


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三条の湯が見えて来ました。


■ ムリゲーだけど行ける所まで ■

「三条の湯」は知る人ぞ知る秘湯。昔、漁師が手負いの鹿が湧き水で傷を癒す姿を見て、ここに湯治場を開いたとか。当時は湯舟だけが有り、訪れた人が自分で湯を沸かして入ったらしい。ちなみに、正式には温泉では無く鉱泉。水温は10℃程度で、薪で焚いています。

入湯料は600円。窓から緑の山々や谷が見渡せるらしい・・。宿泊もできるので、登山者だけで無く、温泉ファンも宿泊しています。

自国は12:15分。山頂までの往復の標準タイムは5時間40分。どんなに急いでも3時間ちょっと掛かりそうです。谷間は16時には暗くなり始めるので、MTBのダウヒルを考えたらギリギリの時間。山頂や途中で休憩したらアウト・・。

本日は登山は止めて温泉でマッタリして帰ろうかとも思いましたが、次に来た時の為に登山道をある程度は確認しておきたい。尾根筋に付けば迷う事は無いので、本日は三条のダルを目標に登山を開始します。2時間歩いたら、絶対に引き返す事を自分に誓います。(これが難しい)


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秘湯として知る人ぞ知る「三条の湯」。ここだけを目当てに来る人も。

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ここから雲取山まで3時間20分。・・・急いでも登り2時間、下り1時間・・・。


■ 雲取山ってこんなに「深い」んだ!! ■

後山川を木の橋で越えると、いよいよ本格的な登山の開始です。序盤だけ、崖に沿った細い道で鎖も付いていますが、そこから先は樹林の中をトラバースの形で徐々に標高を上げて行きます。

問題は崩落して登山道が崩れてしまっている箇所。迂回路が出来ていると思いますが、無理は禁物です。

雨は小康状態で、樹林の下では気になりません。湿度は高いのですが、気温も高くは無いので、山に入ってからはレインウエアーは快適です。

軽く霧が掛かって幻想的な風景の中、1時間程進と、大きな崩落個所に突き当たります。迂回路に入り、暫く歩くと、こちらも崩落で道が無い。何となく、踏み後らしき物が有るので、進んでみます。しかし、これも途中で途切れてしまいます。

・・・これ、完全にルートをロストしました。こういう場合は自分の足跡を辿って戻る事が正解ですが、何となく斜面の上の登山道らしき物が見えます。斜面の傾斜はけっこうキツク、足元もズルズルと崩れるので、四つん這いになって、木々の根や幹を手掛かりに直登します。この手の直登は久しぶりです。

どうにか、迂回路に復帰します。帰りに確認したら、迂回路の九十九折れのターンを見逃した様です。(相当に分かり難い)

迂回路は尾根の反対側を巻いているので、尾根を越えたら下り坂が続きます。だいぶ標高を無題にした感じ・・・。

本来の登山道に復帰してしばらくすると、登山道に岩場が出て来ます。白い色なので石灰岩でしょうか。この辺りは鍾乳洞も有るので、石灰岩地帯です。岩の表面は結構滑りやすく注意が必要です。慎重に進みます。

岩場を過ぎると、道は再び樹林下の緩い傾斜に・・・。登山開始から1:30経っています。後30分で三条のダルの尾根にデレルか微妙なので、ここで勇気ある撤退を選択。

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雨の為か水量も豊富です。水車で発電して小屋に送っているのか、ここから送電線が伸びています。

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崩落していますが、道がしっかり付いています。

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途中、一瞬尾根筋に出ますが、再び樹林帯の中へ

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岩が出て来ました。滑り易いので注意して進みます

■ キノコ祭りだーーー!!■

帰り道は、登山道をロストした箇所の確認と、登山道に脇に沢山生えていたキノコの写真を撮りながらノンビリ帰ります。しばらく山の自然と森の恵みをお楽しみ下さい。

・・・キノコ、どれが食べられて、どれが毒キノコなのか素人には分からないですね。


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鎖場を越えたら直ぐに三条の湯です

三条の湯に戻って来たのが2:50分。鹿肉入りのカレーを御馳走になって(美味しかったけど一気に食べてしまて鹿肉の記憶が・・・)、常連の宿泊客の女性が薪ストーブに着火に苦戦していたので手伝って、リュックの中でかさ張るカップラーメンをリリースして、三条の湯を後にします。

下りはハイペースで自転車が停めてある登山口まで戻ります。さて、ここから楽しいダウンヒルですが・・・パンクとスリップが怖くて慎重に下ります。その分、国道に出てからは全力でペダルを漕ぎます。

奥多摩駅の交差点で後輪がグニャリとしたので確認すると・・・パンクです。小さな穴らしく、一気に空気は抜けていません。林道の下りで穴が空いたにしては空気に減りがゆっくり過ぎます。(帰宅後に確認したら細い金属線が二本刺さっていました。街中で踏んでタイヤに刺さっていたものが、石に押されてチューブに到達したのでしょう。


■ 日帰り登山では勿体ないルートだった ■

雲取山の日帰り登山は、ネットでも様々な議論が有る様です。アクセスが良いので、車の方は5時頃に鴨沢登山口からピストン出来ますが、体力の有る経験者に限ります。初心者が日帰り予定で途中で立ち往生する事も多いとか。

浦安からだと登山道に到達する時刻が遅いので、多分、トレランペースで無ければ秋の時期の日帰りは無理でしょう。

ポピュラーな鴨沢ルートは行った事が無いのですが、樹林帯の下のダラダラした登りが長いらしい。丹沢の大倉尾根みたいな感じですかね。あれは精神的にキツイ。

私的には今回の「三条の湯」コースは相当に気に入りました。川沿いの登りは林道と言えども楽しいですし、「三条の湯」の雰囲気が良い。このコース、日帰りには勿体ない。風呂に入った後に宿に前泊しても良し、テントを張っても良し。或いは、鴨沢からこちらに降りて風呂に入って泊まるというのも楽しいかも知れません。

・・・次はテント泊で是非来たい。

キツイと思ったMTBのヒルクライムも、今は「面白かった!!」に変わっています。フルリジットのダート走行は体幹が鍛えられてトレーニングにも成ります。


雲取山よ、待っていておくれ。直ぐ、又チャレンジするよ!!
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2020/9/24

トザツー(登山 + ツーリング)で大弛峠 と金峰山を制覇せよ!!  自転車/マラソン
 

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■ 自転車乗りの天国と地獄 ■

自転車乗りは、二つのタイプに大別されます。

1)レース派      ひたすらレースやヒルクライムの速さを追及する人達
2)アドベンチャー派  ロングライドやツーリング、ブルべなど遠くへ行きたい旅行系

現在の自転車業界は、ツールドフランスを走る様なレーシングバイクを勧める傾向が強い。カーボンの高級車は50万円を超える価格が普通で、パーツやホイールなどを交換するとさらに50万円が消えて無くなる。これはお店にとってはオイシイ商売です。

「最初はアルミで充分ですよ」と甘い言葉で誘い込めば一丁上り。男子は物欲と闘争心の塊ですから、カーボンバイクにビュバーーンと抜かれると、「オレもいつかはカーボンを買おう!」と物欲が膨らみます。「ヒルクライムでタイムが出ない・・・」とショップの店員に話せば「カーボンならもっとタイムが出ますよ」と誘惑される・・。こうして、多くの自転車乗りは「自転車沼」にハマる事になります。彼らは延々に幸せにはなれません・・・だって、エンジンは自分自身だから・・。パワーメーターを買い、室内トレーナーを買い、遠くのレースに参戦し・・・そして悟るのです。己の限界を。


一方、アドベンチャー系の自転車乗りは直ぐに天国に到達します。器材は安いクロモリ(鉄)の自転車で充分。軽さよりも、頑丈さや荷物の積載量が重視されます。コンビニ休憩中に自転車が倒れてもカーボンの様に破損する心配は皆無。高価なパーツよりも、より効率的なパッキングを重視しますが、バックの類は安価で長持ち。近場は自走で出かけるので交通費も掛からず、テントで寝れば宿泊費も安い。彼らは、アドベンチャーライドを始めたその日から天国を味わえますが、悩みは連休がなかなか取れない事。日本地図や世界地図を眺めては、ここに行きたい、あそこに行きたいと夢を膨らませますが・・・それすらも幸せな時間です。


ところで、私はと言えば、断然後者。元々、都会から離れる為のツールとして選んだのが自転車です。ランニングでは一日50Kmが限界です。これでは浦安から成田まで行けません。自転車ならば1日300kmは走れますから、本州を横断して日本海を見る事も可能です。


しかし、最近、自転車で山越えをしている時に「山が俺を呼んでいる」声が聞こえるのです。「こっちはもっと高いよーーーー。こっちはもっと眺めがイイよー!」って。簡単に天国を味わえるアドベンチャー系自転車ですが、さらなる天国がきっとあるハズ。

■ 「トザツー」初めました ■

自転車に乗っていると、土砂崩れの崩落個所に出合うシーンは少なくありません。そこを、自転車を担いで超えるとワクワクします。

自転車に乗ってヒルクライムをすると、山の反対側に降りたくなる事が有ります。そこで、登山道を自転車を担いで降りると、ワクワクします・・・。

こういう変態はMTB乗りに多いのですが、日本には古来「山岳ツーリング」という宗派が存在してる様です。ツーリング自転車の乗って坂道を登り、ダートに入り、道なき道を自転車を担いで超える・・・。自転車は乗ってナンボの「乗り物」ですが、担ぐと大きくて重い「荷物」に変わります。その荷物を担ぐ事に生き甲斐を見出す真性変態が少数ながら生息しているらしい・・。(ネットで検索すると痕跡が見つかります)

あるブログで「トザツー」(登山 + ツーリング)という呼称を見付けました。「山岳ツーリング」はカルト系の匂いがプンプンしますが、「トザツー」ならばカジュアルです。

出掛けに「今日は山岳ツーリングに行って来るよ」と家を出ると、帰って来るまで家の人は心配するでしょう。でも、「ちょっとトザツーして来る」と言えば、「あ、そう、気を付けてね」でおしまい。

■ 今時のトザツー ■

「山岳ツーリング」系の人達のスタイルは登山に近い。7分丈の登山用のズボンを履いている人が多い。

前回、それを真似て、9Kgのリュックを背負って「ロングライト + ヒルクライム + 登山」を試しました。


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自転車と登山の両立・・・ヤビツから丹沢表尾根 人力でGO  09.15

結果は、ロングライドで尻が痛くなり、ヒルクライムで脚が攣り、登山で足が終わる結果となりました。アクティビティーのスタイルとしても「鈍重」で、私の好みからは少し外れます。

そこで、今回はUL(ウルトラ・ライト)に拘って装備とコースをチョイスします。カーボンロードバイクにバイクパッキングで荷物を積載し、トレイルランのバックパックに軽量登山靴を放り込みます。コンロの類は持って行きません。天気が悪ければ引き返す事前提で、雨具も自転車用の薄い物にしました。

目的地は大弛峠ヒルクライム + 金峰山登山

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ULスタイルの「トザツー」に挑戦

<自転車装備>

カーボンロード   NEILPRIDE ZEPHER
ホイール      MAVIC・キシリウム・エリート + Panadonic グラベルキング28C
バイクパッキング  大型サドルバック + 中型フレームバック
シューズ      SPDシューズ
他         工具・空気入れ、  ボトルx2、 ツールボトル
ウェアー      夏用ウェア上下   長袖インナー  コンプレッションタイツ 

<登山装備>

ザック       トレラン用ザック(15ℓ?)
登山靴       ローカット、軽量登山靴
ミッドレイヤー   CRAFT ランニング用 フード付き ポリエステル裏起毛
ボトム       登山用長ズボン
防寒        ダウンベスト
雨具        自転車用(上のみ・ウィンドブレーカーとして)

<携帯食>     コンビニおにぎり x5
          エナジージェルx1、プロテインジェルx1、ミネラルジェルx1
          携帯スティック食x2
          Mag-on(マグネシウム系補給)x2
          ポカリ900mlx1 水500ml
          脚釣り対策用の梅酢(自家製)50ml


■ 決戦前夜 ■

大弛峠は、通り抜け出来る車道の日本一の標高2360mを誇ります。そこへ至る道の延々30km以上も登り坂が続く、日本屈指の超級山岳コース。自転車乗りの聖地の一つです。

金峰山は奥秩父の盟主とも言われる日本百名山の一つ。標高2599mながら、山頂付近は大きな岩がゴロゴロしており、「五丈岩」という巨岩が鎮座する人気の山。

今回はこの二つを同時に楽しむという「欲張り企画」です。


最寄り駅の塩山までは輪行します。実は浦安を始発で出ても塩山到着は8:14分になってしまいます。これは山登りを考えると遅すぎます。1500m付近の「廻り目平キャンプ場」にテント泊する事も考えましたが、荷物が重くなるのと、ヒルクライムが二別されてしまうので却下。

そこで、前日終電で大月まで行き、夜明けまでノンビリと甲州街道を塩山まで自転車で走る計画を立てます。急に思いついたので2時間の仮眠で22時過ぎに家を出ます。電車の中で充分眠る時間は有ります。

しかし、ルートをチェックしていた重大な問題点に気付きました。大月から塩山の間には、自転車乗りに悪名高い「笹子トンネル」が有ます。路肩が無い3kmのトンネルは相当に怖い。昼間の混雑時ならまだしも、夜間は大型トラックが高速で走行します。これはマジヤバイ。

トンネル回避としては旧道の「笹子峠」が有りますが、夜中に1000mの標高の峠越えもマジヤバイ。猪とか熊とか、この世ならざるモノとか、マジ怖い。

そこで急遽、立川で下車して始発を待つ事に。大月まで行っても良かったのですが、夜を過ごす場所が無い様です。さらに、立川からでも大月からでも塩山到着は変わらないので、東京に近い場所の方が始発の時間が早くなり、夜明かしの時間が短くなります。立川駅前のマックは24時間営業。開いてて良かった・・・。

店内は寒くて、登山用ウエアが活躍します。硬いスツールでは仮眠も出来ず、ブログの記事を書きながら時間を潰します。4時過ぎに店を出て、4:35分の始発の高尾行に乗ります。高尾、大月と乗り継いで6:22に塩山に到着。車内でオニギリ2個の朝食を済ませます。塩山駅では私の外にもう一人、輪行の方がいらっしゃいました。当然、行先は大弛峠でしょう。

大弛峠の登り口の途中、セブンイレブンで補給を済ませます。さて、いよいよヒルクライムパートの始まりです。時刻は7:26。

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7:26 琴川ダムまで登って来ました。日本で一番高い場所にある多目的ダム。

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笛川小学校・柳沢分校、日本で一番高い場所に有る小学校でしたが、今は廃校となっています。

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「金峰山荘」。自転車乗りの間では有名な「ラスト自販機」の有る場所。通年、普通に人が暮らしている場所としては日本最高点とも言われています。


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冬季ゲートを越え、後半戦です。正面に奥秩父の稜線が見え始めました。

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時折、雲が晴れると、目的地の金峰山の五丈岩が見えます。

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11:02 ヒルクライム終了です。トータルで3時間36分掛かりました。走行時間は3時間12分。

標高2360mの大弛峠まで約30km、獲得標高2000m、登山の脚を残す為、余裕を持って登って来ました。大弛小屋の自転車ラックに自転車を駐輪して、登山の装備に着替えます。登山靴に履き替えて、サイクルウェアーの上からズボンとミッドレイヤーを身に着けます。今回は水を忘れずに持ちます。


■ 登山パート ■


いよいよ登山パートの始まりです。金峰山までは片道4.2km、標高差250m程度ですが、朝日岳を越えるので、登りは500m程度でしょう。往復の標準時間は4時間半。既に11時を過ぎているので、五丈岩で遊ぶ時間と、帰りの時間を考えると、歩く時間は3時間で片づけたい所。軽装なのでちょっと急げば大丈夫でしょう。

ファミリーコースと思っておましたが、大きな石がゴロゴロ有る急な登攀もあり、なかなかハードなコース。前日の雨で泥濘も多い。写真を撮る時だけ立ち止まって、後はノンストップで金峰山まで歩きます。途中から、大弛峠に戻る人とのすれ違いが多くなり、朝日岳を過ぎた頃より金峰山に向かう人を追い抜き始めます。

軽装登山ですので、結局トレラン風になってしまいます・・・。ゆっくり歩くのって昔から性に合わないんですよね。学生時代は「標準時間x0.5」が行程タイムでしたから。基本、走れる所は走る!!

金峰山の山頂には12:55分に到着。1時間31分掛かりました。登山道、結構混んでました。



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11:24 登山開始です


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前日の雨で泥濘も多い。稜線は大きめな石がゴロゴロしている場所も有ります。

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キノコの季節ですが・・・これは如何にも毒キノコ・・・。

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11:45 朝日峠に通貨

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12:12 朝日岳

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12:44 金峰山 到着。山頂付近は標高2500m越え。ハイマツ帯です。シャクナゲも生えています。

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大きな岩がゴロゴロしています。フィールドアスレチックの様で楽しい。石の鳥居みたいな所を潜れば山頂は直ぐ。

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12:55 山頂の標識に到着します


■ 五丈岩、楽し過ぎます ■

山頂から少し下った所が広場になっていて、その先に五丈岩がそそり立っています。何人かの人達がナンチャッテ・フリークライミングにチャレンジしています。

当然、私もチャレンジしましたが、中段で引き返します。ガンバレば上まで登れますが、怪我をしたりしたら社会人的にマズイ。Goproの絶好の映像チャンスですが、ストラップを持っていないので、クライミング中の撮影は出来ませんでした。(家に帰って速攻でポチっとなしました)

しかし、金峰山、楽し過ぎます。山体は蔵王権現を祀る山で、五丈岩はご神体でも有りますが、フィールドアスレチックの乗りで、皆さんクライミングのチャレンジしています。頂上まで到達した人には拍手が起きてました。

ちょっと遊んだ後はオニギリを食べて、山頂付近の眺めを写真に収めます。日本百名山の一つ、瑞牆山が雲の晴れ間に見えます。花崗岩が侵食された峻嶮な姿には迫力が有ります。今度は瑞牆山に登ろうと心に決めます。



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霧の向こうに五丈岩が現れます


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五丈岩の高さは15m。チャレンジしたくなる高さです。実は五丈岩は山岳信仰のご神体。山伏がこの岩の上で修行をする姿も見られるとか。登ると神罰が下りそうでも有りますが・・・


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頂上まで到達した人には、やんやの拍手が送られていました!!

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風化した花崗岩が中国の水墨画の様な山容を作り出す瑞牆山。日本百名山の一つです。


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山頂からの景色は、流石は2500m級の山です。丹沢や奥多摩とは一味も二味も違います。(丹沢表は関東大震災の崩壊で、結構似たような景色も有りますが)


■ ULは速い! ■

山頂で遊んだり、お昼を食べたりして1時間程度を過ごし、13:35分頃に帰路に付きます。

登り返しがキツイだろと思っていた朝日岳の山頂付近は、「あれ、急登はどこだっけ」という感じで難なくクリアして14:51分の大弛峠の駐車場に戻って来ました。

帰りの時間は1時間16分。

トータルの歩行時間は往復で、2時間47分でした。標準行程時間の半分の2時間15分を目標としていたので、ちょっとオーバーしました。

ヒルクライムで脚を使った後なので、後半、脚が攣りそうでヤバかったですが、マグネシウムのジェルが効いたのか、どうにか切り抜けました。


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14:51 駐車場に戻って来ました。前を歩く親子連れが速かった。5歳位の男の子のルート取りが的確で、山道に慣れている感じ。ママに伺ったら、よく山に連れて来るとの事、ママも速かったですよ!!

駐車場に着いたら、速攻で自転車乗りにジョブチェンジです。上は自転車ウエアに薄手の自転車用の雨具をウィンドブレーカーとして来ます。下は登山ズボンの裾を捲るだけ。この恰好で、そのまま電車に乗る予定。

実は大弛峠の難関は下り。なんせ30kmも下ハン握りっぱなしですから。今回はフロント38tのシングルなので、緩斜面でスピードが出ません。しかし、ブラインドカーブが多いので、その方が安全です。

1時間程度で塩山の街中に戻って来て、14:30頃に高尾行の普通電車に滑り込みます。お土産を買う時間が有りませんでした。この電車を逃したら、塩山温泉で汗を流そうと思っていましたが、そうすると帰宅が21時頃になります。

電車の中でウツラウツラしながら、浦安到着は20時頃。


始めたばかりの「トザツー」ですが、私的にはUL(ウルトラライト)の装備で、スピード重視の行程が性に合っている様です。

ただ、そうなるとULのレインウェアが欲しくなります。後、これから紅葉シーズンの掛けて、フリースのミッドレイヤーも欲しいところ。トレランザックもボロボロでバックルが割れてしまってりうので新調したい所。


・・・・結局、物欲は満たされる事無く、アドベンチャー系ライドも物欲地獄に繋がっている事を実感しました。

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