2020/4/21

お花見しましょ!!  自転車/マラソン
 

1人で桜を独占しては申し訳ないので...オスソワケ。





コロナは各国が抗体検査に入ればオワコンなので

その次の危機が始まるまで、しばしの安寧を
4

2020/4/9

「伊豆イチ」二日目・・・突然黒雲が・・・  自転車/マラソン
■ 「伊豆イチ」ライド二日目・・・目を覚ますと窓の外は海だった!! ■


皆さなん、「伊豆イチ」ライドはどうなった?と気にされているのでは・・・そんな事無いか・・・。


伊豆イチの下見・・・南伊豆の夜は野生の大国だった 一日目の記事はこちら。

クリックすると元のサイズで表示します

「伊豆イチ」ライド二日目は、小田原まで走る予定。



ナイトサファリの様な南伊豆のナイトライドの末にたどり着いた民宿で一夜を明かし、布団の中で一晩中「ずざざざざざーーー」という音は何かな・・・などと思いつつも眠りに付きます。

目が覚めると空が薄っすらと明るくなっていました。窓の外に目をやってビックリ。一面の海が広がっています。宿が海沿いに在るのは分かっていましたが、昨晩は真っ暗で部屋が海に面していると全く分かりませんでした。

朝食は「これでもか!」という程のオカズの数々。あまりに美味しくてご飯3杯も食べちゃいました。補給はバッチリです。

8時に宿を出て、清算を済ませ宿を出ます。民宿の奥さんは東京出身だそうで、どうりで静岡弁で無い訳だ。私は母方の親戚が静岡なので「ズラ〜」っていう静岡弁得意ですよ。もうズラだけで会話出来ちゃいます。「ら〜?」「ら。」「ら〜!!」・・・これ分かります?「そうでしょう?」「うん、そうだった」「やっぱそうでしょう!!」的な会話。もう「ら」だけで会話が成立するって静岡どんだけぇ〜!!。もう「ラ行変各活用」かよーーーーって・・・・。

宿の前は磯が広がっています。シュノーケリングすると色鮮やかな魚たちが沢山泳いでいすそうで、最南端のヒリソ浜に行かなくてもここで充分と言うネットの書き込みも。

とりあえず、県道16号線を下田に向けて出発です!!


クリックすると元のサイズで表示します
風呂場で洗ってビショビショのまま干したインナーが潮風で一晩で乾いていました。窓の外はオーシャンビュー!!


クリックすると元のサイズで表示します
宿の前は磯が広がっています。道は県道16号線。


■ 道を間違えちゃったけど、海も飽きたからイイか ■

青野川を渡って、道路標識のまま左折して下田を目指します。海と反対方向でチラリと不安がよぎりますが、逆側は地名が書いて無かったので岬で行き止まりでしょう。

しばらくすると国道135号と合流して道は内陸部へ。川沿いに徐々に登り坂になります。このままじゃ海から遠ざかるな・・・そう思いましたが、脚に昨日の疲れが残っているので、引き返す気力は在りません。そのまま下田に向けて坂を上ります。

下田は意外に近く、「下田漁港」という標識で国道を離れ、少し走ると・・・・おおおおーーーーペリー提督ではありませんか。そう、下田と言えば「黒船」到来の地。日本の夜明けゼヨーーー。

しばらく下田の街中をフラフラ走り回りますが、なかなか味わい深い。


クリックすると元のサイズで表示します
生子壁の土蔵を見ると「伊豆に来たなー」って思います。


クリックすると元のサイズで表示します
何だか道が海沿いから離れちゃったけど、下田に着いたから良しとしよう!!


クリックすると元のサイズで表示します
ペリー提督がいらっしゃいました。


クリックすると元のサイズで表示します
下田はなかなか味の在る街並みです。


クリックすると元のサイズで表示します
銭湯だと思うのですが、流石は伊豆、温泉だそうです。


クリックすると元のサイズで表示します
明治20年創業の酒屋。


クリックすると元のサイズで表示します
そこかしこで干物を干していました。


■ 東伊豆もナカナカの絶景じゃないか! ■

下田を後にして、坂を上ると、小さな入江の港が眼下に現れます。なかなかの風情、何となく、道を渡ってみて正解でした。そう、「左回り」だと、陸側を走るので、絶景を見逃し易いのです。

少し進むと、真っ白の砂の海岸が広がっています。「白浜」です。「どうせ、どこかの白い砂をダンプカーで運んで来たんだろう」と千葉県民の僻みで思いましたが、後から調べたら凝塊岩層と貝の殻の破片などで出来た砂だそうです。

河津、稲取など、私でも知っている観光地を過ぎて、バナナワニ園の熱川も通過します。名立たる温泉街が並びます。観光施設も増えて来て、伊豆らしい賑わいが感じられる様になりました、ここが、房総半島と大きく違う所。やっぱり、天然温泉が沸きだすというのは観光にとっては恵みですね。

しかし、「伊豆イチ」のブログなど読むと、皆さん「西伊豆の景色は凄い」と書かれていますが、変化に富むという意味では東伊豆も捨てたものでは在りません。(西伊豆の悪夢がそう思わせるのか・・・)



クリックすると元のサイズで表示します
たまたま見つけて漁港・・・絵葉書の様です。


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
ここは本当に伊豆? 沖縄じゃないの?  と思わせる白浜。


クリックすると元のサイズで表示します
「丘」の上から白浜方面を振り返ります。充分に雄大な景色です。


クリックすると元のサイズで表示します
河津桜の河津温泉です。


クリックすると元のサイズで表示します
名前は聞いた事はあっても来た事が無い稲取温泉。


クリックすると元のサイズで表示します
稲取、なんとな街に元気が在りませんでした。閉店している旅館や店も多い・・・


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
「台風〇〇号が接近して、ここ稲取漁港では高い波が打ち寄せています!」って所だ!!



クリックすると元のサイズで表示します
稲取から国道を離れ海岸線を進みます。伊豆急来たーーー!!

クリックすると元のサイズで表示します
断崖に、松の木が貼り付いています。もう、絵に描いた様な景色ですがカメラに収まり切れません。


クリックすると元のサイズで表示します
国道に復帰する坂道・・・・いきなり斜度20%越えてるよね・・・風張林道よりキツイので、一つ目のコーナで足着き。ビンディングを外すのが精いっぱいで、押して登ってもビンディングシューズが滑りそうで怖い。そんな激坂を結構な数の車が行き来します。この坂、平均斜度 21.3%だそうです。千葉県の富山以上にキツイ・・・って、普通自転車登れません、前輪が浮くから。下りはディスクブレーキでも止まれないみたい・・・。


クリックすると元のサイズで表示します
有名な「バナナワニ園」を通過します。熱川温泉ですね。

クリックすると元のサイズで表示します
熱川プリンスホテルの源泉?


■ 登り足りないので伊豆高原をチョイス ■

名立たる温泉街が連なる東伊豆。熱川当たりからは交通量も増えて車道は街中で渋滞しています。道幅も広くなり、登りが始まりました。伊豆高原に続く登り坂です。途中、「城ケ崎」に向かう交差点が有りましたが、海はお腹イッパイなので、そのまま「高原」に向かいます・・・・って登りだよね、きっと。

伊豆高原の駅を過ぎた辺りから、こじゃれた別荘がチラホラと・・。それと洒落たレストランに交じって、怪しげなスポットもチラホラ・・・。

伊豆高原の道の駅でドリンクを補給します。何だか、行く手の空模様が怪しくなって来ました。ここまでは、汗ダラダラの気温でしたが、風向きが北風に変わり、一気に気温が下がります。



クリックすると元のサイズで表示します
「怪しい少年少女博物館」ってアヤシ過ぎでしょう!!!


クリックすると元のサイズで表示します
結構ダラダラと登って道の駅で小休止。


■ 勇気ある撤退って大事だよね ■

本日は寒冷前線が通過すると気温が下がると天気予報で言っていましたが、伊豆高原の下りから前線を越えた様です。冷たい強い北風が吹きつけて来て、汗が一気に冷えて寒い。

坂道の下りでは、風通しの良いハズのRolfの前輪でもハンドルを取られるので、相当な強風です。

伊東でお昼にする予定でしたが・・・国道沿いはファーストフート以外に気の利いた店が在りません。伊豆まで来て、コンビニ飯しか食べていないので、ちょっと美味しい魚を食べたい。(民宿では頂きましたが)

伊東駅前のゴチャゴチャした通りに飲食店が沢山在りました。適当に地魚を食べさせてくれそうな店を選び、お勧めの刺身定食を頼みます。マグロやサーモンや甘えびが乗ってたら怒るぞ・・・観光地だけに内心警戒していましたが、出て来たのはマゴチ、ホウボウなど地魚。さっと焙りになっていて美味しかった。これで1500円は安い。

小田原まであと50kmも在りませんので、鼻歌交じりでも走破できますが、雨も降りそうなので、本日は「勇気ある撤退」。だって、この先、どんよりとした景色を眺めながら、冷たい強風に時折小雨の中を走るのは苦行に等しい。「伊豆イチ」の記憶が「苦」に塗りつぶされてしまいます。

こう決心するとやる事は一つ。「すみません、ビール一杯追加!!」。はい、本日の自転車は終了です。

食後、時間があったのでお土産屋でアジとイカの干物を買って、喫茶店でコーヒーをゆっくり飲んで、初めての伊豆急行線に乗ります。東急系列だったのですね。熱海で倒壊度線に乗り換えますが、流石にコロナ騒動で乗客は少ない。

東京駅もガラガラでした。そして、自転車をぶら下げていると・・・視線が冷たい・・・。


「伊豆イチ」の翌日、緊急事態宣言が出されるというニュースが飛び交いました。これで5月までは電車輪行はしずらくなります。何となくそんな予感がして、急遽思い立った「伊豆イチ」。満開な桜と、最後意外は晴天に恵まれ、伊豆の大自然を満喫しました・・・いえ、伊豆の大自然と戦って来ました!!


クリックすると元のサイズで表示します
伊豆高原から伊東に下ると、冷たい北風と怪しい黒雲が・・・・


クリックすると元のサイズで表示します
国道を離れ駅前でお昼を食べる所を捜します。


クリックすると元のサイズで表示します
なかなかイイ感じの通りを発見して、地魚の刺身定食を頂きました。満足!!


クリックすると元のサイズで表示します
電車の車窓から初島が見えました。こんな天気の中を走っても楽しく無いよね。勇気ある撤退は大切!!


■ 西伊豆も東伊豆もGOOD!! ■

二日に分けて走った「伊豆イチ」。


1日目  小田原ー箱根ー沼津ー石廊崎ー南伊豆
     距離      166 km
     獲得標高    3691 m
     トータル時間  11時間30分
走行タイム    9時間30分 (STORAVAを最初計測していなかったので推定)
     平均時速(AV)  17.43 km/h (観光中の押し歩き含む)

2日目  南伊豆-伊東
     距離      68 km
     獲得標高    1219 m 
     トータルタイム 4時間37分
     走行タイム   3時間54分
     平均時速(AV)  17.4km (観光中の押し歩き含む)


いわゆる「ゆるポタ」ってやつですね。なのに、このダメージ・・・。伊豆半島、恐るべし。
1

2020/3/5

美味しい物には罠がある・・・父が娘に食事を奢る時  自転車/マラソン
 

■ 太海のオーベルジュで優雅にランチ ■

クリックすると元のサイズで表示します

最近、鴨川に行くとランチ寄らせて頂くのが、太海にあるレストラン。昨年暮れに安房天津にある地魚寿司の大将が、ホテルでフレンチの腕を磨いた息子さんとオープンさせたオーベルジュです。

地元の新鮮な魚介類を堪能できる和食と、オシャレなフレンチ料理が食べられる「一粒で二度美味しい」お店。メニューにも和洋のランチやディナーセットも有ります。

浅井忠や安井曾太郎など近代日本画家達が愛した太海の波太海岸に面した立地で、窓の外はオーシャンビュー。室内はシンプルでオシャレな作りです。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

ランチで釣ったら、娘も一緒に行くと言うので、鴨川から海岸線の坂道を自転車で越えて来ました。娘が注文したのはオムライスセット。コーヒー・デザートまで付いて1500円はかなりリーズナブルなプライス。

クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します

私が注文したのは「地魚の海鮮丼」。この日のネタは、近海物のメカジキ、鰆、鰯の酢〆、貝、赤エビでした。鰆を刺身で食べたのは初めてですがサバ科の魚なので傷みが早いはず。スーパーなどで「焙り」で刺身を買った事は有りますが、さっぱりした印象でした。しかし、冬の鰆は脂がしっかり乗っていて別物。メカジキも脂が乗っていまいした。背と腹、両方が楽しめました。

房総で刺身を食べると「冷えていない」。これが実に美味しい。魚の脂が丁度良い塩梅に溶けていて、口の中の入れると魚の旨味が広がります。都内の居酒屋などでは氷に乗った刺し盛などが出て来ますが、あれでは魚の味が分かりません。鮮度や下ごしらえに手間を掛けているので、常温でも魚の臭みが出ない・・・まさに漁師町ならではの贅沢です。

クリックすると元のサイズで表示します

食前にグラスワインを一杯ずつ娘と注文しましたが、大将ご自慢のアラ煮をサービスして頂きました。結構な量があって、これだけでご飯があれば定食になりそうです。ふっくらと炊き上がったアラ煮、気を付けないとワインをもう一杯頼んでしまいそうです。(前回はそうなってしまった・・・)

■ 食後はヒルクライム ■

実は本日、娘をランチに誘ったのには訳が有ります。新しく手に入れたDAHONの軽量折り畳み自転車のK3君の走行性能チェックです。

クリックすると元のサイズで表示します

DAHONのK3は14インチながら3段変速を備え、走行性能も高いと評判。何よりも7Kg台と軽量なので、女性でも輪行出来る点が最大の売りです。

折りたたむと小さくなって電車などの輪行に向いていると思われている折り畳み自転車ですが、実はほとんどの車種が重さが11kgから12kg有ります。これ、ロードバイクの二倍近い重さです。私もDAHONのボードウォークやmTURNのD7で何度か輪行した事が在りますが、重さで腰が痛くなりました。

先日も娘と輪行した際に「この折り畳みで輪行はもう絶対にしない」と言われてしまった。

そこで軽い折り畳み自転車が欲しいなと思っていた所、偶々近所のショップで程度の良い中古を見付けました。丁度、増えすぎた自転車を整理する為にカーボンフレームを売った資金があったので、思わず衝動買い。金額は新品と大差在りませんが、色々とカスタムされていて輪行バックも付いているのでお得。

ランチの後、父の老人ホームに寄って、鴨川に戻りますが、バイパスのトンネルは歩道が狭く、排気ガスも気になります。

そこで、嶺岡の山塊を越えて見る事に・・・。「山越え」など知る由もも無い娘は、ダンシングでグイグイと別荘地の九十九折れを登って行きます。K3はタイヤが小さいのでハンドリングがクイックで初めて乗った時は私でも少し怖かった。なのに、娘は「全然平気」と言ってダンシングしています。(私、怖くてK3ではダンシング出来ません)

そんなこんなで、脚を付かずに嶺岡中央林道2号線まで登って来ました。なんだか登り足りないので、そのまま嶺岡中央林道2号線を登ります。この道、結構な斜度で直登が続くのでベテランの自転車乗りでもキツク感じる道。とうとう娘も脚を着いてしまいました。

「鴨川行くって、何で山登ってるの?街は下じゃん!!」「お父さん、又騙したね!!1年間、出入禁止だからね」

私と自転車で出かける度に騙された山に登らされる娘は怒り心頭です。(坂登り始めた時点で普通は気付くかど、付き合いが良いんです。)

クリックすると元のサイズで表示します

パラグライダー場の絶景も、娘の心に響かなかった様です。

クリックすると元のサイズで表示します

■ 「里むじ」で機嫌が直った ■

スマホで現在地を確認して「もう南房総市じゃん、信じられない」とご立腹の娘でしたが、「みんなみの里」が見えると「お父さん、サトムジ寄って」と言い出しました。

「サトムジ」とは「みんなみの里」にある無印良品のお店で、地元の特産品売り場と無地カフェ、そして無印良品のお店がくっついた施設です。ここ、千葉でも有数のオシャレスポット。

元々、ホームセンターに寄って部屋に飾るエアプラントを買いに行く予定でしたが、地元の特産品コーナーでエアプラントを見付けて娘の機嫌が一瞬で良くなります。「おとおさん、オシャレなのあった。どれがイイかな?」と迷っています。


クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
写真は「里muji」のホームページより

心が軽くなると、ペダルも軽くなります。K3の走行性能を知りたかったので、娘と自転車を交換して一気に長狭街道を鴨川に戻ります。娘は乗り慣れたボードウォーク。

K3、高速走行では以外にも安定感が有ります。ただ、タイヤが細くて小さいので、道の段差やグレーチングには気を使います。時速30Km/h程度なら普通に出てしまいますが・・・やはり細いタイヤでは怖い。

そこそこのペースで走る私にきっちり娘は着いて来ます。登り坂でもあまり離されません。本気で自転車をやらせたら、そこそこ走れる様になると思うのですが・・・小学校の頃から大人を追い抜いて1日100km走ってましたから。

「自転車やったら?」「いや、遠慮しとく日に焼けるから無理」と瞬殺。


鴨川に付いたら3分で輪行バックに詰め込んで電車に乗ります。7kg台の重さと、コンパクトさで輪行が全く苦になりません。



ただ、一つ問題が発生。ヒルクライムの時からチェーンオイルが切れてるかなと思っていましたが、長狭街道を走っているうちにトップの9Tでギアが滑る様になった。これ、スプロケが摩耗しているか、或いはチェーンが伸びたかの何れか。

帰宅後、チェーンチェッカーを当ててみるとしっかり伸びていました。オイルが切れた所で無理力を入れて漕いだので、チェーンが一気に摩耗した様です。トップギア9Tというのはスピードは出ますが、ギアの掛かる歯数が少ない。だから、ちょっとしたチェーンの伸びでギアが滑ってしまうのでしょう。


輪行で娘とカフェ・ポタリング出来ればイイかな・・・そう思って購入したDAHONのK3ですが、帰宅後にネットで定番のカスタムである太目のタイヤとセンタースタンドとチェーンをポチっとなしてしまいました。

K3、なかなな使えます。今度は家内と鎌倉ポタでもしようかな。


3

2020/3/3

三重苦で挑むヤビツ峠・・・シングル・クロモリで玉砕上等!!  自転車/マラソン
 

クリックすると元のサイズで表示します

■ 「三重苦」でヤビツ峠は登れるのか? ■

春先になるとヤビツ峠に登りたくなります。裏ヤビツのミツマタが見たくなるからです。

どの自転車で登ろうか、いつも悩むのですが、何故か「シングルスピード」とか「ピストバイク」などの「ドM」な選択になってしまいます。

坂道で「カメ」と化す私ですが、負けず嫌いなので抜かれるとム!っとします。そこで、楽しくヤビツを登る為には「抜かれても仕方ない」仕様の自転車を無意識に選んでしまう様です。

今回のチョイスはkonaの極太スチールチューブのシングルスピードの「the rat」。前輪はRolf,後輪はマビックのオープン・プロの仕様で車体重量は9.6kg。重い・・・。

今回のヤビツアタックのテーマは「三重苦」。

1) 自転車が重い・・・9.6kg
2) ギアーが重い・・・前49T、後17T ギアー比2.88  シングルフリー
3) 体重が重い ・・・人生初の70Kg

はたして、この仕様で蓑毛の坂は上れるのでしょうか?55歳のオヤジが挑みます!!


■ ムリゲー感満載なんですけど・・・・ ■

1月に罹った風邪が抜け切れず、今年の冬は走り込みが足りません。さらに、シングルスピードの乗り出したのも3週間前からで、体がシングルスピード向きになっていません。

案の定、伊勢原から名古木の交差点に向かう国道246の善波峠の坂道で、「ア!ヤビツは無理かも」とムリゲー感が漂います。

新型コロナウイルスの影響か名古木のコンビニには自転車乗りが二人しか居ませんでした。普通、自転車乗りはコンビニで出会うと自然と会話を交わすものですが、不思議と名古木のコンビニでは見知らぬ自転車乗りと話した事は有りません。

だいたい、複数人数で来ているから会話に入れないという事も有りますが、ソロの方とも会話し難い雰囲気です。何となく、皆さん、コンセントレーションしている感じでピリピリしている。或いは、「ここで会話をした人に抜かれるのは嫌だ」と無意識に考えてしまうのか・・・。


■ 蓑毛の坂、取ったドォーーー ■

ヤビツ峠の最難関は序盤に現れる「蓑毛の坂」。1km程、10%越えが続きますが、ほぼ直登なので心が折れやすい。初心者はゲーム序盤で突如として現れるラスボスに倒される事が多い。

ここをシングルギアーで登るのにはコツが要ります。脚は「踏んだら負け」です。そもそも体重はペダルはピクリとも動きません。そこで、上半身の力を使って登ります。

1)足は「突っかえ棒」・・・上死点でペダルに脚を載せたら膝を固定するイメージ
2)ボートのオールを漕ぐ要領で・・・・ブラケットポジションを持ってハンドルを引きます
3)背中の筋肉でハンドルを引く・・・ハンドルは腕では無く背中の筋肉で引くイメージ
4)サドルを梃子の支点として、腿を当てて腰を捻る事で最大のトルクを生む

4)は3)までで無理な斜度で使う荒業。3)までは「筋トレ」ですが4)は「肉体労働」に近いものが有ります。


そんな、こんなで満身創痍で蓑毛の坂をクリアーしました。

■ 緩斜面で心が折れた・・・・ ■

蓑毛を越えたら斜度が緩くなるので、後はひたすら「我慢」です。本来は斜度が緩む所はタイムを縮める為にスピードアップすべきですが、シングル登攀では「休憩ポイント」です。シッティングでゆっくり登って脚を回復させます。この時も脚の筋肉では回せないので、お尻の筋肉でペダルをねじ込むイメージ。

菜の花台下の10%をどうにかクリアして、後半の緩斜面区間に入ります。・・・・脚終わってますね・・・緩斜面が10%越えに感じます。斜度がキツクなる所で、心が折れました・・・・。というか、一瞬天国が見えました(地獄の苦行の最中ですが)。

痛恨の足付きです。ここで2分のドリンク休憩。

再スタートしてからは、何故か元気一杯で、最後はダンシングで元気よくフィニッシュ!!。

サイコンのタイムは56分36秒でした。これに足付き休憩2分を加えると、ギリギリ1時間を切った。

■ 会話が弾まない・・・ ■

峠には先に到着したコンビニで一緒になった方がいらしたので「今日は暑過ぎますね」などと汗ダクでご挨拶させて頂きましたが・・・その後に会話が何故か弾みません。「変態に話掛けられちゃった」という戸惑いの表情が相手の顔に浮かびます・・・。

だいたいヤビツの頂上では見知らぬ自転車乗りも「お疲れ!!」と互いの健闘をたたえ合うものです。ギア付きに乗っている時は、私も会話の輪に加われます。

・・・・しかし、ピストだとかシングルに乗っている時は(最近はこのケースが多い)、何故か皆さん目を逸らされます・・・・。これ、結構傷付くんですよね・・・。「ウワー、変態と目合わせちゃったよー」って心の声が聞こえて来ます。

■ 裏ヤビツは諦めて湘南に向かう ■

裏ヤビツに降りるか迷いましたが、時間も遅いし、又登るのはキツイので、秦野に下って、水無川、花水川沿いに海を目指します。

丹沢の山並を一望し、街の中心部を川が流れる秦野の街並みって素敵ですよね。ここが東京から一時間程度の場所だとは到底思えません。

追風なので海までは35km/hペースで快調に飛ばします。海岸通りも多少渋滞していますが、路肩が広いので走り易い。

江の島の到着した所で恒例の大渋滞・・・・。鎌倉でハトサブレでもお土産に買うつもりでしたが、諦めて藤沢駅に向かいます。「Just Because」や「青春ブタ野郎」を観て以来、藤沢駅は私の中では聖地です。


そんなこんなで、コロナウイルスの影響か、空いた電車で快適に輪行出来た一日でした。
4

2020/2/10

フロントシングルという選択・・・人生初SRAM  自転車/マラソン
 

■ ビフォー & アフター ■

クリックすると元のサイズで表示します

ヤフオクで新品を23000円で落札したLEMONDのクロモリバイク、ZURICH。レイノルズの最高峰のパイプ853を使用した、男気のあるレーシングバイクです。

取り合えず走れる様にする為に、手持ちのBASSOのバイクからコンポ一式を移植して組み上げたのが上の写真。

ヘッドパーツ タンゲ
コンポ    カンパニョーロ コーラス
ステム    デダチャイ 100mm
サドル    フィジーク
シートポスト リッチー
ハンドル   リッチー
ホイール   カンパニョーロ ユーラス


その後、販売当時の姿に拘ってホイールをRolf Primaに変更します。当時はVector compという重さ2Kgに迫るアルミエアロホイルでしたが、今回はVigor αのステルス仕様。重さも1500gちょっとです。


クリックすると元のサイズで表示します

そして、新なコンポで先週組み上げたのがこちら・・・・。
どこが変わったのか、多分分からいと思います。


■ メイド・イン・USA に拘りました。 ■

クリックすると元のサイズで表示します

クランク      ROTOR MTB用 3Dクランク
チェーンリング   WOLF TOOTH 42t ナロー&ワイド

クリックすると元のサイズで表示します

リアディレラー   SRAM FORCE x1
スプロケ      SHIMANO ULTEGRA  11S 11-28T
ホイール      Rolf Prima VIGOR α ステルス

クリックすると元のサイズで表示します

シフター      SRAM RED 11T
ステム       THOMSON 120mm
ハンドル      RITCHEY

クリックすると元のサイズで表示します

ブレーキ      SRAM FORCE



まあ、ロードバイクがお好きで無い型には、どでも良い事なのですが、出来るだけ 「MADE in USA」に拘りました。

■ フロント・シングルという選択肢 ■

クリックすると元のサイズで表示します

今回の目玉は「フロント・シングル」

通常、ロードバイクは前2速、後ろ11速の合計22速のギアーを持ちます。しかし、実際には同じギアー比が存在するので、14速程度のギアーとなります。

ロードバイクのリアーの変速数は年々多段化し、現在は11速が主流。しかす、カンパニューロとスラムは既に12速に突入しており、クランクメーカーのROTORは13速のシステムを発売しています。

この「多段化」によって出て来た発想が「フロントのディレラー要らなくない?」という「フロント・シングル」。

実はロードバイクのフロントディレラーって「トラブル・メーカー」で変速に際してチェーンが落ちる事が頻繁に起こります。デコボコ道でフロントを変速したり、リアがファイナルローに入っているのにフロントをインナーに落としたり、坂道でペダルにパワーが掛かっている時にインナーに入れたり、或いはフロントインナーでリアーをトップにしてしまったり・・・まあ、様々なシーンでチェーン落ちが発生します。

だいたい、フロントのインナーギアーの内側にチェンが落ちて、クランクとフレームの間に挟まってフレームが傷だらけになります。カーボンバイクだと、車体のダメージも、精神的ダメージも小さくは有りません。チェーン落ちを防止する為にチェーンキャッチャーを付けても・・・落ちる時には落ちる。

実は私、この所、立て続けにチェーン落ちに見舞われております。(何故かリアですが・・・)。そして、先日はRolfのリアーのスポーク2本が折れました。千葉の山の中で・・・。元々14本しか無いスポークが2本折れると、リムが歪んでブレーキに当たる為、走行不能になります。(残った12本の極細のスポークに命を預ける気にはなれませんが・・・)

そこで「フロントシングル」の出番です。

フロントシングルはロードバイクより悪路を走るMTBで発達した技術です。MTBは悪路でチェーン落ちのリスクが高いので、いっその事、フロント変速を止めてしまえという発想が生まれて来ます。しかし、ただフロントディレラーを取り去っただけでは、チェーン落ちは防げません。現に私の魔改造MTBはフロントシングルですが、フロントチェーンが落ちまくったのでフロントディレラーを付けたままにしています。単にチェーン落ち防止の為に。

■ ナロー ワイド という技術 ■

クリックすると元のサイズで表示します

そこで誰が考えたのかは知りませんが、フロントギアーの歯を、「薄い歯」と「厚い歯」を交互にする事で、チェーン落ちを防ぐ技術が「ナロー&ワイド」。

本来はMTB用の技術でしたが、悪路を走るシクロクロスやグラベルロードの普及によって、ロードバイク系の車体にもフロントシングルが使われる様になります。

そして、とうとう、プロのロードレースの世界でもフロントシングルを採用するチームが現れました。アイルランドのAqua Blue Sportというチームです。

クリックすると元のサイズで表示します

しかし、選手たちにはフロントシングルは不評で、チームも解散しています。ほんの少しのギアー選択のミスが勝敗を分けるプロのチームで、ギアの選択肢が狭いフロントシングルは圧倒的に不利なのです。

しかし、ホビーライダーの多くは、1秒を争う様な走り方はしません。特に、平地中心に走る人や、ヒルクライムに特化した人は、ギーアの多くを持て余しています。そこで、ロードバイクでもフロントシングルを採用する人がチラホラと現れる様になります。

ただ、「ギアの選択肢が少ない」という制約は残りますから、重いギアーか、或いは軽いギアーか、はたまた「スムースなギアの繋がり」を捨てる必要が有ります。

■ ギア選択が難しい ■

11速、或いは12速だけしかギアの選択肢の無いフロントシングルでは、フロントとリアの歯数によって、全く異なった乗り物になります。

フロント2段と同じギアー幅を選択出来る様にする為には、MTBの様にリアのギアをワイド化するしか在りません。SRAMなどは11T-36Tとか、或いはもっと広いギアーのスプロケを販売しています。しかし、変速段数が11速、或いは12速では、ギアーの歯数の間隔が広がってしまいますから、細かな変速調整が出来なくなります。「もう少し軽く」とか「もう少し重く」という時に選ぶギアが無い。

そこで、今回はリアーをシマノの11T-28Tにして、フロントを42Tにしてみました。

トップ側のギア比が3.82、ロ-側が1.5という構成です。

トップ側の3.82はコンパクトクランクの50-13Tにほぼ等しい。ホビーライダーは下りで高速を出さない限りは11Tや12Tは使いません。

一方ロー側の1.50は、コンパクトクランクの34-23Tに相当します。ホビーライダーは激坂では34-32T(ギア比1.06)などという乙女ギアを求める人も居ますから、1.50というギア比は、10%を超える坂道では「男気」溢れる選択となります。

尤も、私はギア比3.0のピストに乗って房総に山を登っていますから、1.50は「ちょっと重いけどダンシングで激坂はOK」って感じ。勿論、登りでスピードを求めるヒルクライマーでは問題が生じますが、「峠は足を着かずに登れれば良い」派なので、問題無い。

■ ダンシングが帰って来た ■

実は一昨年からコンパクトクランク(50-34t)や、セミコンパクトクランク(52-36T)を使い始めていまいた。やはり、年齢的に思いギアは坂道で辛い。省エネモードのシッティングで坂道を登るには、コンパクト系のクランクは楽ちんです。一方、ダンシングの出番は減りました。

しかし、フロントシングルで1.50というファイナルローのギアー比では、8〜9%以上の坂道は基本ダンシングとなります。ちょっとした坂道での加速のシーンでも、ダンシングの出番です。

今回は10%越えが連続し、しかも直登気味の麻綿原高原を老川十字路側から登ってみましたが、フロント変速をしないと、登ると下りが交互に表れる尾根筋の様なコースではギアチェンジが超楽ちんでした。そして、結構荒れた路面でギアチェンジしても、チェーンは落ちる気配すら在りませんでした。

というか、ダンシング、楽しい!!

久々に「自転車に乗ていて楽しい」と感じました。


■ SRAMのダブルタップも楽しい ■

実は今回、人生初のSRAMコンポでしたが、「ダブルタップ、超楽しい」です。

ダブルタップは一つの変速レバーで、シフトアップもシフトダウンもする構造。深く押し込めばシフトダウン。軽く叩けばシフトアップ。

未だ、慣れていないのでシフトミスも多いのですが、同じレバーなので修正は楽です。特にシフトアップは「チョンチョン」って感じで超楽。

私、シマノのブレークレバー全体をグニュリと捻るシフトダウン操作ってどうしても好きになれません。だからカンパを使って来たのですが、SRAMのダブルタップの操作感も悪く在りません。

そして、リアの機械式変速もスパスパと気持ち良く決まります。


最近、自転車に乗る時に「如何に効率的にペダリングするか・・・」なんて考える事が多かったのですが、フロントシングルで「効率」を捨て去ると、自転車に乗る楽しみが戻って来ます。「気合でダンシングだぁーーー」・・・これこそが、子供の時から乗り続けて来た自転車の楽しみの本質だったのかも知れません。




クリックすると元のサイズで表示します
7


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ