2011/6/29

アサガオプロジェクトB・・・摘心  エコロジー
 


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■ 梅雨の晴れ間とは言え暑かった ■

梅雨の晴れ間とは言え、
昨日の暑さは真夏を思わせるものでした。

真夏の節電の予行演習として、
エアコンを使わなかった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

事務所も電車も設定温度が高めなので、
どこに行っても暑い一日でした。

この暑さを喜んでいるのはアサガオです。
気温の上昇に伴って、ツルもぐんぐんと成長しています。
皆さんのお宅のアサガオは元気に育っていますか?

■ 成長にこんなにも差が出た ■

我が家のアサガオは比較研究の為
市販の園芸用土と自分で調合した用土の2種類で栽培しています。

上の写真の左側が市販の園芸用土。
右側が自分で調合した用土です。

一見して市販の用土よりも自分で調合した用土の成長が早いようです。
市販の用土では「斑紋病」が発生しており、
こんなにも用土による差が大きいとは驚くばかりです。

しかし私の経験によると、
あまり葉の立派なアサガオは「花つき」が悪い事が多く
結果的にどちらの用土が優れているとは
現段階では分かりません。

■ 「摘心」作業 ■

既に皆さんのアサガオもだいぶツルが伸びていると思います。
この時期の作業の「摘心」があります。

「摘心」は早くから多くの花を咲かせる為に行う作業です。
芽を摘み取る事で、根の成長も促進されるそうです。

@ 9番目以降の本葉が出たら、9枚から先を切り取る
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A 次いで、2-3日かけて、8枚、7枚を順に切る(本摘心)
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B 6枚目のわき芽を欠き取る
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C 本葉、3,4,5のそれぞれのわき芽が 子づるとなり伸びる
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D 10cmくらいに伸びた時、3本のつるのうち、太くて蕾つきのよいつるを
  本命つるとして、他の2本を切り取る

E その際、つるを一度に切らず、おのおの交互に、
  3回くらいに分けて1-2日おきに切り取

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なんだかとても手間が掛かりますね。
初心者の方は「摘心」を行わずに、
そのままツルを伸ばしても問題はありません。

■ サオ立て ■

「摘心」を行わずに本ツルをそのまま伸ばされる方は
サオ立ての準備を行います。

アサガオはあっと言う間に2m以上成長します。
市販の緑色の園芸用のサオでは長さが間に合いません。

そこで、緑のカーテンには園芸用のネットを活用します。

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上の写真の様な商品が市販されています。
このネットを何らかの方法で固定して
アサガオのツルを絡ませます。


マンションやアパートにお住まいの方は
建物の外壁に釘などを打てません。

私はホームセンターなどで売っている
「伸縮式のつっぱりポール」を利用しています。
この際ポールの長さは、伸ばした時で
ベランダの床から天井までの高さ以上のものを選びます。

@ ネットの両端「つぱっ張りポール」を立てます。

A 「つっぱりポール」の上下に紐を渡す

B 紐に園芸ネットを結んで固定する

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「つっぱりポール」がちょっと値段が高いので、
もっと他の良い方法があるかもしれません。

但し、台風などで吹き飛ばされないことが大事です。

さあ、みなさんも頑張って、立派なアサガオを咲かせましょう。
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タグ: アサガオ

2011/5/28

アサガオ・プロジェクト(3)・・・芽が出ました  エコロジー
 

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■ 種まきから一週間、アサガオの芽が出ました ■

先週の日曜日にアサガオの種まきをしてから6日目にして、アサガオの芽が出てきました。

市販の用土も、自分で調合した用土も、発芽率に違いは無く、芽の様子にも差は見られません。

これから、土の中で根が成長しますが、根の成長に用土による差が現れると思います。ただ、これに関しては、晩秋にアサガオをプランターから引き抜く時でないと確認は出来ません。、驚く程に、プランター毎に根の張り方に差が出ています。

昨日から梅雨入りしまいた。例年より早い梅雨入りは、太平洋高気圧の勢力が強い事の現れです。今年は暑い夏になりそうです。


■ 我が家のベランダ ■

さて、本日は我が家のベランダの花を紹介しようと思います。


パンジーなどの春の草花が咲き終わったこの時期、我が家のベランダを彩るのは、クレマチスと、マツムシ草です。

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クレマチスは冬に地上部が枯れる種類と、冬も地上部が残る種類があります。
育て易さという点では、冬に枯れるタイプの方が管理が楽です。
私はそれぞれ1株ずつ育てていましたが、昨年は夏に暑さで、冬に地上部が枯れない大輪系の株を枯らしてしまいました。
一鉢だけ残った、多花性の株は、今年も見事な花を咲かせてくれました。

最近はクレマチスも白や薄いピンクなど様々な花色がありますが、私は昔ながらの紫系の花が好きです。クレマチスという名前が普及する前は、「鉄扇」(テッセン)という和名で呼ばれる事が多かったこの花、アヤメや菖蒲(ショウブ)と同じく、紫掛かった藍色の花が日本的で情緒があります。梅雨空の下でも、見栄えのする色で、晴天ではむしろ色の深みが感じられません。


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こちらは最近園芸店に出回る様になったマツムシ草。「スカビオサ」などと、味気ない洋名で売られていたりしますが、元々日本の野山に自生するこの花には「マツムシ草」という呼び名が良く似合います。「雪割り草」や「雲間草」など、日本人のネーミングセンスは素晴らしいものがあります。

マツムシ草は、元々、野生種なので、植えっぱなしでも良く育ちます。我が家は、プランターに植えて3年目ですが、年々株も立派になり、花数もドンドン増えています。晩秋まで花が絶える事無く、咲き続けてくれます。

風にそよぐ姿が、野趣味に溢れた花です。

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2011/5/22

アサガオ・プロジェクト(2)・・・種をまこう!!  エコロジー
 

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■ 少し遅くなりましたが、アサガオの種をまきませんか? ■


5月も半ばを過ぎ、日中は暑さを感じる事もなります。
3月の計画停電が実施されていた頃には、この夏の電力不足がかなり心配されていました。
その後、火力発電所の復旧や、揚水発電所の発電量を積み増したりして、電力供給量も多少増えました。さらに、自動車業界が土日操業で平日の2日間を操業停止するなど、今後、産業間での電力シェアリングの調整も進む見込みです。

それでも、この夏の電力ピーク時は、ある程度の節電か、最悪は計画停電は避けられないでしょう。

そこで、以前このブログで予告した通り、アサガオ・プロジェクトを始動させたと思います。

「アサガオ・プロジェクト・・・天然のクーラーを作ろう」

http://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/20110410/archive

尤も、アサガオを植えた所で、涼しくなるの1〜2℃程度かもしれませんが、どうせ暑い夏を余儀なくされるなら、それを楽しむくらいの心の余裕が欲しいではありあませんか。

■ 初心者はそれなりに、園芸愛好家でも奥が深いアサガオ ■

これまで園芸なんて小学校のアサガオの観察この方、全く縁の無かった方は、何をどうしたら良いのか分からないかも知れないので、写真を交えながら、簡単な方法を紹介いたします。

園芸はベテランという方は、土の配合などを工夫してみるのも、園芸の楽しみの一つです。
今回私は、市販の園芸用土と、自分で配合した用土で、アサガオの育ち方の違いを比較してみる事にしました。

■ 市販の園芸用土を用意します (初心者向け) ■


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@ 60cmのプランターを用意します
A 市販の園芸用土 (14ℓ/195円)を購入します。
B 市販の園芸用土には肥料が入っているので、肥料は不要です
C 用土14ℓが、プランター1個分です

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そのまま植えても良いのですが、殺虫剤を植え込み前に用土に混ぜておくと、厄介なアブラムシの発生を2〜3ヶ月防ぐ事が出来ます。

一般的には「オルトラン」という顆粒の殺虫剤を使用しますが、我が家では近年、「オルトラン耐性」のアブラムシが発生しています。そこで私は最近「モスビラン」という殺虫剤を使用しています。こちらも顆粒の商品が販売されています。

殺虫剤なんてエコでは無いとお思いでしょうが、殺虫剤を使用しないと、新芽や蕾にベッタリとアブラムシが付きます。一匹一匹、爪楊枝で駆除するのは無理なので、使い過ぎない様に殺虫剤を使用します。

園芸愛好家が皆さオルトランを愛用された結果、「耐性」を持ったアブラムシが発生したものと思われます。農家の方は「耐性」が発生しない様に、数種の殺虫剤を順番に使用されているはずです。


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@ 殺虫剤の使用量は、土の表面に上写真の様にパラパラと万遍なく蒔く程度
A 使い過ぎは環境に悪そうなので、程々の量を使用
B アブラムシが発生したら、プランターの表土に追加して蒔きます
C 用土への混ぜ込みは、プランターの中でシャベルで良く混ぜる
D 土の表面を平らにして、プランターを叩いて土を締める。

マンションにお住まいの方は、土埃が近所の方に迷惑を掛けないか心配です。
特に、近隣の方が、洗濯や布団を干されている時の園芸には注意が必要です。
私は用土の混合や、殺虫剤の混ぜ込みには、大型のゴミ袋を使用します。

@ 大きなゴミ用のビニール袋に用土と殺虫剤を入れる
A ゴミ袋に空気を入れて、風船の様に膨らめる
B ゴミ袋の口を手閉める
C ゴミ袋をグルグルと回し、用土を万遍無く混ぜ合わせる
D プランターにゴミ袋の口をあて、ゴミ袋を逆さにして、ゆっくりとゴミ袋を引抜く
E 土の表面を平らにして、プランターを叩いて土を締める

オルトランやモスビランは、後から土の表面に追加して蒔く事も出来ますので、手元に殺虫剤の無い方は、そのまま種まきする事も出来ます。

■ 種を蒔く ■

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@ 種は市販の種を用意する
A 市販の種は水に漬ける必要は無い
B 土に人差し指の第一関節までを差し込んで、穴を開ける
C 穴の間隔は7〜10cm四方
D 種を一個ずつ穴に入れる
E 上から土を掛けて穴をふさぐ
F ジョウロでゆっくりと、プランターの下から水が出てくるまで水を掛ける
G 表土が乾いたらら、水遣りを繰り返す
H 1週間弱で、芽が出てくるはず

■ 用土を自分で配合する (中級編) ■

今回私は、市販の用土と、自分で配合した用土でどちらがアサガオの生長が良いか、比較してみます。

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用土は (赤玉土(小粒)6 : バーク堆肥2 : 腐葉土2)を混ぜ合わせます。

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元肥はマグアンプKを「軽く一握り」程度、使用します。
マグアンプKは、肥当たりが少ないので、使い易い肥料です。

肥料の使用し過ぎは根張りが悪くなったり、根腐れの原因になります。
「ちょっと少ないかな?」という量が丁度良いようです。

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今回はマグアンプKの比較として有機肥料(燐酸主体)を使用したプランターも用意します。

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PHの調整の為に、石灰を少々使用します。

さらに、「モスビラン」を使用して、アブラムシを予防します

用土の混合は、大型のゴミ袋を使用し、満遍なく混ぜ合わせます。

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左が自分で配合した用土、右が市販の園芸用土です。
市販の用土は安価で楽ですが、園芸の喜びは、「実験精神」です。
用土や肥料の配合を変えながら、トライ&エラーを繰り返すのも楽しみの一つです。

一週間後には、芽が出るのでしょうか?
芽が出たらまた記事で紹介します。


さて、皆さんもご一緒にアサガオを栽培されては如何ですか?
梅雨明け頃には、立派な緑のカーテンが窓辺を覆い、日差しを遮ってくれるはずです。
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タグ: アサガオ

2011/4/18

春は毎年訪れます・・・佐倉のチューリップ  エコロジー
 

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印旛沼のほとり、千葉県佐倉市と言えば、江戸時代に老中を大勢輩出した堀田家の所領。11万石という小藩でしたが、江戸の東側を守る重要な地でした。

現在は通勤圏という事もあり、駅の周りは住宅地として開発されています。少し駅から離れると、のどかな田園風景と印旛沼の静かな水面が広がります。

印旛沼のほとりはサイクリングロードが整備され、色とりどりのサイクルウェアーに身を包んだサイクリスト達で賑わいます。この道は、金メダリスト高橋尚子が小出監督と共にトレーニングした場所でもあります。

その遊歩道沿いに、とても日本とは思えない光景が広がっています。
風に回る風車と一面に広がるチューリップ畑は、ここはオランダかと思える光景です。

この写真は17日に撮影したものですが、来週頃まではチューリップが見ごろを迎えています。

「フラワーフェスタ」の案内ページhttp://www.city.sakura.lg.jp/syoko/ivent/tyurippu/tyurippu.htm

会期中、車は混雑しておりますので、京成佐倉駅からの送迎バスか、京成臼井駅から徒歩がお勧めです。

臼井駅からは少し距離がありますが、印旛沼の周囲に広がる畑には、この時期キジを見る事が出来ます。キュぇーン!!という鋭い泣き声がしたら、周囲を探してみて下さい、田のあぜ道に身を潜めるキジが見つかるはずです。

繁殖期を迎える為か、オス同士が縄張りを主張して、鳴きあ合っています。良く探すと近くにメスの姿も見つかります。


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印旛沼は霞ヶ浦同様、海水面が高かった平安時代は内海(浦)でしたが、寒冷化に伴う海水面の低下で沼になりました。

周囲の川は皆印旛沼に流れ込み、流れ出る川が無かった為、大雨が降る度に沼の水は周囲にあふれ出し、田畑を水浸しにしました。周辺の古い農家は、高台の上に家が立てられ、屋根裏には小船が用意されている程でした。

江戸時代から海に連なる排水路を作る試みがされてきましたが、完成せず、明治に入ってようやく、花見川が東京湾に繋がり、洪水時の排水が出来る様になりました。(利根川に繋がる長門川は、利根川の増水時には逆流する為水門が空けられません)

印旛沼が利根川水系の為、幕張から東京湾に注ぐ花見川(印旛沼法水路)も利根川水系に分類されています。花見川の河口近くからサイクリングロードが整備され(*1)印旛沼の西沼から北沼を通って、利根川まで抜ける事が出来ます。(*2)

(*1)天戸-大和田間が未舗装。4Km程。この間はロード車は一般道に迂回
(*2) 西沼と北沼の間は、崩落の危険があるので現在通行止め、迂回路があります。

印旛沼サイクリングロードの脇に印旛沼の土手も、先般の地震により地割れが発生しており、所々ビニールシートで覆われていました。

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実はチューリップ畑のある場所は、昔は広大な「田んぼ」でした。
印旛沼周囲の田は、増水時の印旛沼の水面よりも低い場所にあった為、3年に1度は水浸しになっていました。

周囲の農家は、田に周辺開発の建築残土を盛り、排水溝と排水機を設置しました。この際、小規模であった田んぼを集約して、一枚田としては日本一の広さを誇る田んぼに造成し直しました。大型コンバインなどを導入して、大規模農業を営んでいました。

しかし、現在この場所に稲は植えられていません。減反の対象となった田んぼには牧草などが植えられ、一部がチューリップ畑と風車のある広場として整備されています。

「食料自給率40%以下」の実体は、実は国民の米離れであったりする事、目の当たりにする事が出来る場所です。

昨年は春先の長雨で、かつて田んぼだったチューリップ畑は水浸し、今年はその影響かチューリップが小柄で、花も小さめです。

風車の回りのチューリップは毎年新しい球根を植えるようで、今年も見事な花を咲かせています。

周辺には屋台や地元商店会の売店も出て、プチ観光気分が味わえます。

近くにある、国立歴史民族博物館は規模も大きく、展示内容も素晴らしいので、少し早めに家を出て、こちらまで足を運ばれると充実した休日になるでしょう。
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2009/7/29

害虫と農薬のイタチゴッコ  エコロジー
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■ 今年もアサガオクーラーです ■

長雨で例年に比べ元気が無かったアサガオも、
ここ数日の酷暑で、元気一杯。
今年もアサガオの天然クーラーが花を咲かせました。

近年、アサガオー・カーテン用に人気の西洋アサガオのヘブン・スブルーは
開花期が9月初旬から10月下旬と遅く、
まとめて植えると、花がなかな咲かない場所が出来るので、
今年は日本のアサガオと混植にしていました。

ところが、ヘブンス・ブルーは肥料に弱いらしく、
ちょっと気前良く元肥を多めに入れたら、
ヘブンス・ブルーは肥焼けして、葉が落ちてしまいました。
「過ぎたるは、尚、及ばざるが如し」とは良く言ったもので、
肥焼けが少ない肥料と言われるマグアンプKと言えども、使い過ぎてはいけませんね。

■ オルトラン耐性のアブラムシも発生 ■

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毎年、かわいらしい小花を沢山咲かせるミリオンベルですが、
こちらも今年は調子が悪い。
新芽をアブラムシにやられてしまいます。
オルトラン(粒状殺虫剤)を撒くのですが効果がありません。

ダニやアブラムシの様に世代交代が早い害虫は、
薬剤耐性が発生し易いのですが、
どうやらオルトラン耐性のアブラムシが発生してしまったようです。
オルトランは毒性が低く、粒状で使い易い殺虫剤なので、
これが効かないと、結構面倒な事になります。

農家などは、ダニやアブラムシが薬剤耐性を獲得しない為に、
複数の農薬を順番に使用します。
しかし、家庭園芸では一種類の農薬に頼りがちになり、
薬剤耐性の害虫の発生を助長してしまいます。

■ 抗生物質の耐性も問題 ■

最近は抗生物質耐性も問題になっています。
病院の院内完成が良い例ですが、
殆どの抗生物質が効かない黄色ブドウ球菌が発生したしています。

日本の医療現場はとかく薬剤に頼る傾向があります。
風邪程度で気軽に抗生物質を処方しますし、
インフルエンザでも諸外国に比べ、タミフルの処方を気軽にしてしまいます。
世代交代が早いウィルスは、直ぐに耐性化して、
タミフル耐性ウィルスが報告されるようになりました。

■ 抗生物質を乱用する中国 ■

中国からの輸入野菜や、輸入ウナギの残留薬物問題が話題になりますが、
中国の農薬や抗生物質の使用状況はかなり「ずさん」な様です。
先進国では使用が禁止されえいる農薬も多様されますし、
その使用方法も管理されていません。

中国産ハチミツをアメリカが検査した所、
クロラムフェニコールが検出されました。
クロラムフェニコールは効果的な抗生剤ですが、
骨髄への重大な副作用があり、
使用には厳格な用法が規定されています。

又、炭素菌などのへの有効な抗生剤でもあり、
先進国では耐性菌が発生しない用に乱用を避けています。

中国ではミツバチヘギイタダニの駆除に使用されたのでようが、
アメリカではこの事態を非常に重要視しています。
ハチミツの外、アサリなどの水産物からもクロラムフェニコールが検出されています。

■ 農薬と化学肥料に依存する近代農業 ■

私は「無農薬野菜」や「有機野菜」という表示に懐疑的です。
特に、家庭園芸をされる方は「無農薬」がどんなに困難化お分かりかと思います。

近代農業は、「農薬」と「化学肥料」で収量を飛躍的に増大しました。
農薬を使用しなければ、私達の食卓に上るサラダは虫食いの穴だらけになり、
アブラムシに新芽をやられるので、元気な野菜は食べられなくなります。
収量も大幅に減るので、野菜や果物は高価になるでしょう。


土着的な農業では、いろいろな作物が混植され、
さらに、雑草が入り混じって、
特定の害虫の大量発生を防いでいました。

単一作物を大規模に植える農業で農薬を減らしたら、
特定の害虫の大発生を誘発します。

「無農薬野菜」や「有機野菜」といった消費者の幻想とは裏腹に、
今日も、農薬と害虫のイタチゴッコが繰り広げられています。
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タグ: 農薬 アサガオ


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