2016/12/12

千葉の秘境シリーズ・・・濃溝の滝  エコロジー
 
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写真はネットからお借りしました


■ インスタグラムが火付け役 ■

先日「千葉 秘境」でグーグル検索して見つけた上の写真。「どこのジブリだよ」と思わず呟くとか、呟かないとか・・・。

実はインスタグラムにアップされたこの幻想的な写真が話題になって、観光客が押し寄せていると言う。場所は君津市と鴨川市の境辺り。



■ 「濃溝の滝」へGO!! ■

千葉の秘境を巡る事を楽しみとしている私としては行かない訳にはいきません。早速googleマップで場所を確認。

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この滝、「濃溝(のうみぞ)の滝」と呼ばれているそうですが、なんと鴨川有料道路の入り口手前にあるらしい。なーんだ、いつも通っている場所じゃないですか。「亀岩の洞窟」って看板を見かけた事あるけど、そんなに人が押し寄せているなんて記憶は在りません。

ネットの噂はとかくオーバーなので、ここは確認するしかありません。早速、自転車でGO!!


■ オイオイ、観光バスが引っ切り無しに来てるよ・・・ ■


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鹿野山をサクっとヒルクライムして房総スカイラインの終点を右折して鴨川有料方面に向かいます。すると「清水渓流広場 幸運の鐘」の看板の所で人だかりが出来ています。駐車場が一杯なので「満車」の看板を持った係員が近くの駐車場に誘導しています。

確かに以前ここを通った時に「幸運の鐘って、うわぁ、ださぁ」って思った事がありますが、その時は観光客なんて居ませんでした。

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駐車場には大型の観光バスが数台駐車しています。乗用車も沢山。人も沢山。ちょっとした観光地状態です。

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問題の滝へは舗装された遊歩道を「400歩程」歩くと書かれています。400mではありません。

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すぐに濃溝の滝に辿り着きます。・・・・・。
房総に沢山ある「川回し」のトンネルですね。これは江戸時代に掘られたもの。

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うーん、ちょっとイメージと違いますね。フォトショップで加工してみましょう。

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うーん、ちょっと違う・・・。


ちなみに、朝日が差し込むのは3月と9月の早朝らしい。6時頃だとか。その頃もう一回来てみましょう。

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駐車場には木道を歩いて戻ります。実はこの木道、かつて川回しで作られた水田跡にあります。江戸時代の農民達が岩をくり抜いて川筋を変え、必死に開墾した水田の多くは現在は耕作放棄地となっています。だいたい谷底に有るので、車で降りて行けない場所が多いのです。


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<川回しの手順>

1) 川の蛇行の頂点同士をトンネルで繋ぐ
2) トンネルの入り口の旧川筋を堰で塞ぐ
3) 水の流れなくなった川床を土でかさ上げする
4) かさ上げした場所に水田を開墾する

濃溝の滝のトンネルの入り口の左側に堰を補強する為のコンクリートの護岸が有るのが写真で分かりますか?「絵的」には邪魔なコンクリート護岸ですが、川回しでは重要な役割を果たしているのです。




本日は「房総の(お手軽)秘境、濃溝の滝」を紹介しました。

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2016/11/14

スーパームーンと地震  エコロジー
 
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画像はhttp://rubeusu-trend.com/964/ より


本日は「スーパームーン」。

スーパームーンとは地球の周りを楕円軌道で周回する月が地球に最も近づいた時に見える「大きな月」の事で、本日は68年振りの大きな月が見られるとか。

逆に一番小さな月は4月22日だそうですが、本日の月とは見かけの直径が13%小さいそうです。うーん、最大と最小で13%の違いですから、ちょっと微妙。「今夜の月はいつもと違う!!」と分かるかどうか・・・。

一方、スーパームーンで注意すべきは地震。月が地球に近づけばそれだけ月の引力が大きくなります。月の引力は潮の満ち引きに影響を与えますが、11月の大潮の満潮時の潮位は高い。

これは月に海水が引っ張られる為ですが、海水は重いので、満潮時に地殻に掛かる重量が普段よりも大きくなります。その為、地震は大潮の時に多く発生すると言われており、スーパームーンの時は大地震が発生する傾向も統計的には在るとか。

そんな68年ぶりに「ウルトラ・スーパー・ムーン」ですが、ニュージランドで昨夜M7.8の地震が発生しています。ニュージランドは太平洋プレートとオーストラリアプレートの接する場所にあり、日本同様に地震の多い国です。


今夜は沖縄を除く地域では曇りがちで残念ながら「巨大な月」は見れそうにありませんが、地震に対する備えは忘れ無く。



<訂正>

地震の原因は「月の引力」ではとのご指摘を頂きました。You are correct.

千葉県鴨川市の海で「ワー、いつもより潮位がチョー高い」なんて思いながら1日前の13日の月を見ていたので、こんなウソ記事を書いてしまいました。


満月に地震が多いのは統計的にも言われていることは確かですが、原因は「地球潮汐」。海水と同じ様に地面も月の引力に引っ張られます。スーパームーンの時は最大60cmも変形する場所もあるとか。これが、「ストッパー」を外す事で地震が発生する原因になっている・・・そう主張する地震学者も居る。



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2014/10/14

肩透かしの大型台風・・・台風予測は日本近海の海水温ですべきでは?  エコロジー
 

■ あれ、50年に一度の巨大台風って大した事ないじゃん? ■

台風18号、19号で被害に会われた方や、非難をされた方が読まれていたら申し訳ありませんが、「あれ、たいした事無いのに何でTVで大騒ぎしているの?」と思われた方は多いかと思います。

台風18号・・・最低気圧 935hPa  上陸時気圧 955hPa
台風19号・・・最低気圧 900hPa  上陸時気圧 975hPa

確かに南洋上での中心気圧は低いのですが、上陸時には普通の大型台風の気圧になっています。ちなみに歴代の上陸台風の中心気圧の記録は次の通り。


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ちなみに最低気圧の歴代ランキングは次の通り

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気圧の低さが台風の勢力の全てではありませんが、最低気圧も上陸時気圧も、台風18号も19号も「50年に一度」とか「過去10年で最大」などというキャッチコピーに見合わない台風である事は一目瞭然です。

中心気圧の低さは台風の風力に影響を与えるのですが、台風の被害は強風だけでなく雨の被害も甚大です。

昨年、伊豆大島に多大な被害を及ぼした平成25年台風18号は最低気圧は960hPaと大した事はありませんでしたが、伊豆大島における被害は雨によるものでした。

先週の台風18号も、どちらかと言えば雨による被害が大きかったと思います。

■ 赤道付近の海水温は高いけれど、日本近海の海水温が低い ■

今年の夏はエルニーニョが発生して冷夏になると予測されていましたが、エルニーニョの発生は遅れており、夏の前半は暑い日が続きました。一方、8月後半から涼しくなり、秋雨前線の南下も早まりました。

これは、8月の後半から太平洋高気圧の勢力が衰えた影響で、その結果日本近海の海水温が低くなったと思われます。

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上の図は気象庁が発表した10月初旬の海水表面温度ですが、青で示されている所が平年より低い海域です。日本近海は平年より1度程度、海水表面温度が低い様です。海水面温度が低いと台風へのエネルギーの供給量が減るので、台風の勢力は急速に衰えます。

今年の台風は赤道付近の海水温が高いので、大型に成長しますが、日本付近の海水温が低いので、日本に近付くにつれて勢力が低下します。

■ 昔のオーソドックスな秋台風 ■

2000年に入ってからの年間の上陸台風の数を示します。

2000年  0個
2001年  2個
2002年  3個
2003年  2個
2004年 10個(統計以来最大)
2005年  3個
2006年  2個
2007年  3個
2008年  0個
2009年  1個
2010年  2個
2011年  3個
2012年  2個
2013年  1個
2014年  3個(10月14日現在)

毎年平均で2〜3個程度の台風が上陸していますが、今年は現状で3個が上陸し、さらに増えれば「台風の当たり年」となるのでしょう。

太平洋高気圧の勢力が強い時期は、日本への上陸コースに乗らずに朝鮮半島や中国大陸に新路を取ります。これが典型的な夏台風のコースです。秋になって太平洋高気圧の勢力が弱まると、台風は高気圧の縁をなぞる様に、日本への接近、上陸コースに乗ります。

今年の秋は太平洋高気圧の縁が日本付近に有るので、秋に入ってからの台風は、オーソドックスな「日本上陸コース」を取っている様です。

■ 放射能問題と同じでゼロリスクを求める国民 ■

台風で被害が出るのは毎年の事ですが、昨今の風潮は気象庁の予測や、自治体の防災体制に対する風当たりの強さです。

土砂崩れなどで被害が出ると、「気象庁の予測を上回っている」だとか「避難勧告が出ていなかった」などと文句を言う人が出て来ます。

降水量などは、局地的に短時間で変化するので予測が難しいのですが、被害が出ると「何故予測出来なかったのか!!」と文句を言う人が必ず出て来ます。

昔は観測技術も整備されていなかったので、「天気予報や台風予測はあまり当てにならない」と人々は考えていました。しかし、現在の様にきめ細かな観測網や地域ごとの予報が当たり前になると、「天気は予測出来るもの」という錯覚が人々に生まれます。

確かに観測や予測精度は向上し、降水量などもかなり正確に予測出来る様になりましが、しかし、土砂崩の予測は気象庁の範疇ではありません。

行政は土砂災害危険地域を公表して住民の注意を喚起していますが、どの程度の雨で土砂崩れが起きるかは、予測不可能です。

ですから、私達は最終的には自分の判断で自分の身を守るしか無いのですが、台風の度に非難するのも面倒なので、余程の事が無い限り、非難という選択肢を取りません。

本来、自分の身は自分で守るし無いのですが、ゼロリスクを気象庁や行政に求める姿勢は放射能汚染でゼロリスクを国や東電に要求する姿とダブります。

■ 御嶽山噴火で臆病になっている気象庁? ■

気象庁は先の御嶽山噴火で警戒レベルを引き上げていなかった事を責められ、少し臆病になっているかも知れません。

台風18号、19号は確かに大型の台風ですが、日本近海の海水温を見るに、勢力が低下する事は、ある程度の経験で予測出来たはずです。

少なくとも、気圧を見る限り、台風18号は「50年に一度の台風」などでは無く、有り触れた大型台風だと思います。

■ TVが騒ぎ過ぎ ■

TV局は今回もレポーター達を、わざわざ風の強い現場に立たせて、台風を「盛り上げて」いました。視聴者もバカでは無いので、又かと思いながら、「このレポーター可哀そうに」などと同情しながら画面を眺めます。

まあ、「日本の秋の風物詩」と言えばそれまでですが・・・。

本当はもっと伝えるべきニュースはあるはずですが、本当に都合の悪い事を伝えない事がメディアの仕事なので・・・。

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2014/10/11

太陽光発電ブームの終焉・・・電力7社が新規受け入れ中断  エコロジー
 

■ 電力7社が新規受け入れを中断 ■

鳴物入りで始まった「太陽光発電ブーム」ですが、太陽香発電の新規受け入れを10月1日から中断する電力会社が増えています。北海道、東北、東京、関西、四国、九州の電力六社が中断を発表していますが、沖縄電力も三十日、八月八日から太陽香発電の新たな受け入れを中断しています。

10月1日から太陽光発電設備を新規に設置しても、電力会社がしばらくの間は買入れをしてくれません。

■ 何故、電力会社は買取を中断するのか ■

原発停止で電力供給が足りなくなる事で再開された太陽光発電の定額買取制度ですが、何故電力各社は買取を中断するのでしょうか?

太陽光発電には次の欠点があります

1) 太陽光の照射状況によって発電量が変動する
2) 季節や時間によって発電量が変動する
3) 天気によって発電量が変動する

この様に、発電量が常に変動する太陽光や風力などの自然エネルギーによる発電は、発電量のコントリールが出来ないので、急激な発電量の低下や上昇によって電力の安定供給にストレスを掛けます。

電力システムにストレスを掛けない再生可能エネルギーの割合は10%程度と言われていますが、太陽光発電システムの局地的増加が、電力システムにストレスを掛ける量まで増えた事が買取中断の主な理由の様です。

自然エネルギーの割合をこれ以上増やす為には、巨大なバッテリーなど電力のストレージが必要になりますが、これを電力会社負担で建設するよりは小型の火力発電所を建設した方が経済的です。

一方、太陽光発電業者が蓄電設備を自前で設備した場合、コストが跳ね上がるので、事業として成り立たなくなります。

反原発の方々は「再生可能エネルギーに変換すべきだ」と簡単に主張しますが、不安定な再生可能エネルギーの電力MIXには最初から限界が有ります。

「デンマークは電力需要の3割を風力でまかなっているでは無いか」との指摘もあるでしょうが、デンマークは不安定な風力発電をヨーロッパの巨大な電力網に流し、他国からキレイな電気を買っています。当然2重のコスト高になりますが、国民がそれを負担しています。

■ 原発再稼働の準備に入ったのでしょう ■

もう一つ理由として考えられるのが、原発再稼働との関連です。

現在の様に火力発電が主体の場合、発電量のコントロールは容易です。一方、原子力発電を再稼働した場合は出力調整は難しくなります。

現在、日本のGDPの0.5%(約2.5兆円)が原発が稼働出来ない事によって無題に消えている状況です。この負担は電力料金の値上げという形で、家庭や企業に負担を掛け、日本の経済成長を抑制しています。

政府は川内発電所の再稼働を切っ掛けに、全国の原発の再稼働を随時進めて行くと思われますが、これによって、今以上の太陽光発電は不要になって行きます。

■ 無駄では無い太陽光発電 ■

太陽光発電はぼろ儲けのビジネスという時代は終焉しました。来年4月からは買取価格がさらに引き下げられ、ブームは静かに終わりを迎えるでしょう。

結局、42円/Kwhと言う、初期の買取価格を獲得したソフトバンクを始めとした企業がボロ儲けして終わりました。(火力の発電単価は7円)

コスト高の太陽光発電の負担は電力需要者が負うので、電力会社の懐は痛みません。

しかし、福島第一原発事故以来の電力供給の不足を、太陽光発電の急速な普及が支えた事もシ事実であり、太陽光発電は決して無駄ではありませんでした。


■ メンテナンスや経年劣化、事故などのリスクは事業者が負う ■

これからは太陽光発電の話題はメンテナンスに移って行くはずです。

安価な中国製のパネルを導入したり、架台のコストをケチった業者や個人から、問題が噴出するはずです。

個人の住宅でも、屋根の施工状況によっては、屋根の改修時にソーラーパネルを屋根から下ろしてて再設置するコストが電力売却のメリットを上回るケースもあるでしょう。

更に、将来的なエネルギーコストの上昇が、現在の買取価格を陳腐な物にしてしまう状況も考慮する必要が有ります。これは、私達の様に一方的にコストを押しつけられた消費者にはメリットになります。(ごちそう様です)

■ 経産省や農水省の官僚はシタタカだった ■

結局、私達庶民は経産省の手の上で踊っていただけなのかも知れません。
経産省は原発停止期間の電力不足を太陽光で補うと同時に、「太陽光発電特需」で地方経済に将来的な余裕を生み出しました。

農家の耕作放棄地も、発電所に生まれ変わりました。」

この事は悪く無い政策です。脱帽です。

■ 旗振り役を務めた孫さんはエライ ■

太陽光発電における孫さんの功績は多大です。

1) 太陽光発電の買取で儲かるビジネスモデルを構築した
2) 政府に高額の買い取り価格を納得させた
3) 将来的に必要充分な太陽光発電設備を日本に残した
4) 高齢化の進む農村に安定した収益源を残した

孫社長、いつも否定的な事ばかり書いて申し訳ありません。やはりアナタは素晴らしい経営者ですね!!利益も確保し、社会も変えて行く・・・。

ハリウッドの安物買いの銭失いだけにはお気を付け下さい。出来ればバンダイビジュアルとか、角川の株で日本のオタク文化を支えて頂きたい!!
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2014/8/14

夜道で思わぬ拾い物  エコロジー
 

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昨夜、家の前まで帰って来たら、よく見かける黒ネコがじっと何かを窺っています。ネコ同士の喧嘩かなと思い近付くと、普段なら脱兎の如く逃げて行く黒猫が、2m程度離れた所から私の方を恨めしそうに見ています・・・。

変だなと思い足元を見ると、カエルが一匹。珍しいなと思いながら良く見ると、何とコウモリが道路の上に転がっています。

猫がコウモリを捕まえる事なんてあるのかな?と思いながら突いてみると、何と生きています。外傷も無いようです。

自然の摂理に任せて猫の餌食にするか迷いましたが、猫は野生動物では無いので自然の摂理の範疇外と考えて、保護する事に。ここら辺は、野鳥の会が定める「巣立ちヒナ」の保護の定義に従います。蛇は「自然」で、猫や犬や側溝は「非自然」。

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身近なコウモリと言えども素手で触る事は危険です。どんなウィルスを持っているか分かりませんし、危機を感じれば噛みつく事もあります。そこで、買い物のビニール袋で捕獲。その際にギイギイと鳴き声を上げて抵抗しました。てっきり超音波攻撃を受けると思ったので(ギャオスじゃないんだから・・・)これは意外でした。

ハムスターを少し小さくして、耳を付けて羽を付けた様な姿をしています。毛並はモグラの様です。毛が生えそろっているので、幼獣だとしても巣立った後でしょう。

ネットで調べると、コウモリは野生生物なので、飼育は認められていませんが、保護飼育の場合は30日まで認められています。ただ、コウモリは生きた昆虫の餌しか食べないのでエサの点から飼育が難しい。ペットの爬虫類の餌になる甲虫の幼虫(ミルワーム)などを食べさせるそうですが、これが結構高い。

とりあえず、綿棒に水を湿らせて口元に持って行くと、ぺろぺろと舐めます。喉が渇いていた様です。捕まえた時は少し抵抗しましたが、その後は基本的にじっとして動きません。コウモリにとって猫の後に人間に捕まったので、相当なストレスを感じているはずです。

どうやらコウモリは水平な所からは飛び立てないようなので、段ボール箱の内部にキッチンペーパーを敷いて、垂直に立ててベランダに置いて置く事にしました。元気なら飛んで行くでよう。


翌朝、段ボール箱を確認すると、頭を下にしてじっと動きません。綿棒で水をあげると、眠いのかイヤそうなそぶりをして、尿を少ししました。その後は水もあまり飲まずにじっとしています。昼間は眠いのでしょう。

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一応、体長を図ってみます。頭からシッポの先まで6cm程度です。
よく観察すると体表にはダニが沢山居ます。野生動物ですから当然です。

家内も昨晩は「早くベランダに出して!!」って言っていた割には、朝起きると同時にベランダに出てコウモリの様子を確認しています。「おはよう」なんて話しかけたりしています。

だいぶ衰弱している様なので、このまま飼育しても直ぐに死んでしまうでしょう。近くの行徳の野鳥病院に持ち込もうかとも思いましたが、コウモリは哺乳類なので・・・。

我が家で死ぬと祟りそうなので、昨晩保護した近くの樹木の幹に捕まらせておく事にします。体力が回復すれば飛んで行くでしょうし、衰弱が酷ければ直ぐに死んでしまうでしょう。

本来、昨晩、黒ネコに食われるか、マンションの住人に踏まれる運命だったので、無理に生かす必要はありません。これも自然の摂理。

1時間くらいして見にゆくと居なくなっていました。え!!飛んでった??
視線を落とすと、何と幹から落ちて下枝の上で伸びていました・・・。どうやら幹につかまっている体力も無いようです。

ちょっとかわいそうですが・・・・自然の成り行きに任せる事にします。


・・・・

そんなこんなで、コウモリを観察していると、近くからけたたましい蝉の鳴き声が聞こえ始めました。

シェーンシェンシェンシェン・・・・

これ、クマゼミの鳴き声です。鳴き声を頼りに探してみると、近くのアパートの壁にミンミンゼミより一回り大きな蝉が止っています。やはりクマゼミです。

本来、神奈川が北限の蝉ですが、温暖化の影響か、あるいは移植された樹木の根の周りに幼虫が付いていたのか、浦安で見たのは初めてです。

温暖化でクマゼミの生息北限は北上していますので、とうとう浦安も生息域に入って来たのかも知れません。尤も、都心の温暖化の主要因はビートアイランド現象です。


樹木の少ない埋め立て地の浦安ですが、生き物たちは環境に順応しながら生き抜いているよです。


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