2011/1/28
ここ2〜3日、ニセコとしては穏やかな天候が続いている。油断はできませんが。
大雪の続いた約一ヵ月の間に、除雪機のトラブルが続出した。
まず1つ目は、油圧装置のボルト抜け。これは去年もあったので、予備に2本用意していたが純正部品のはずが長さが足らない。ノギスで測ってみると3.5mm。これだとホームセンターにあるはずと、開店時間を遅らせ吹雪のなか買いに走る。ステンレスの3.5ミリ径の4ミリほど長いものを買い、ロータリーにもぐりこんでつけてみる。見事、一発で修理完了。買いに出かけてからここまで20分。開店時間は30分遅れの12時になりましたぁ〜。
2つ目は、ロータリーのシュートノズルが動かない。バラしてみると、歯車のかみ合わせが浅い。ボルトでアジャストするようになっている。セットボルトをゆるめて、もう少し深くかみ合わせてみる。あまり深くかみ合わせると、油圧装置に無理がかかり、しいては歯車がだめになるような造りになっている。使いはじめて5シーズン、少し歯車が磨耗してきたようだ。3回ほどばらし組み立てをして、これもなんとか自前作業で完了。
3つ目は、突然シュートが動かない。左右は動くが上下が動かない。このように突然症状がでる場合は、機械的なものではなく、電気系統ということは長い経験で分かる。まず、ヒューズをチェックする。8本ついているヒューズを一つ一つ空に透かして見てみると、4本目が切れている。予備のヒューズを入れて動かしてみると、1〜2回は動くが、また止まる。またヒューズがとんでいる。また、予備のヒューズを入れて、今度はヒューズを見ながら動かしてみると、火花を出してきれる。
どこかの配線がリークしているようだ。細かな配線を一つ一つチェックするのは素人では大変なので、販売店の整備士にきてもらい、2人で細かくラインを目視で見ていく。作業開始10分くらいで整備士がリーク箇所を発見。フレームと配線が交わるところのラインがむき出しになっていて、そこが5年間の機械の振動で少しずつ削られ線がむき出しになっていた。絶縁テープでぐるぐる巻きにして完了。
4つ目はエンジン突然停止。どうも前回の症状と似ている。ヒューズがとぶ。5年の間に電気系統のラインがむき出しになっいるところが他にもあるようだ。整備工場で細かくみてもらうため、ドッグ入り。結果、やはりリーク。2ヶ所見つかったらしい。
5つ目、ブルドーザの油圧オイル漏れ。これはだましだまし使おうかな。春までなんとかもってちょんまげ〜。

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