家内の実家近くに、うどん屋さんがオープンした。立派な建物に広い駐車場。これくらいの店をもちたいものだ。でも、私らには無理やろな〜。
手打ちの台を前にした席についた。そばやうどんの手打ちは数え切れないくらいもやっているが、簡単にのすことができるそばに比べて、うどんは弾力があるので伸ばしてももとに戻ってしまう。これを3〜4ミリまで伸ばすのは、そばの比ではなく重労働。
運ばれてきたうどんは、バリバリエッジが立ったものではなく、少し細めの丸みを帯びたそこそこ腰のあるうどん。うどん文化で育った僕としては、「しらんまに食べてしもた」クラスだった。
ただ、オープンしたてだったのか、出てくるまで時間がかかっていた。飲食店をやっている立場からすると、「ゆっくりやってください、待ちますから」と思うが、待っているお客は、「随分時間かかってるね〜」的な顔をされてました。でも、自分のペースでやるのが一番。今度来たときも同じペースでかまわないです、私は。寒くなり、これからうどんがおいしい季節になる。


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