支笏湖のサイクリングロードは、かなりきつい。坂の勾配もきついが、小さなアップダウンがあり、体力を奪う。
札幌にいた頃でもへばりそうになったくらいだから、今だとアシスト君でやっと。初夏の頃に一度挑戦したが、バッテリーがなくなり、引き返してきた。今度は、バッテリー2個体制で臨む。
出発地点から30分ほどで、札幌芸術の森に到着。天気は自転車日和。適当に乾いた風が吹き、心地いい。

若い頃によく通った真駒内スキー場入り口を過ぎると、アップダウンが始まるが、アシスト君がしっかりサポートしてくれるので、苦にならない。平日にもかかわらず、サイクリストが結構いる。軽く挨拶を交わしながら、どんどん追い抜いて進む。

1時間あまりで、支笏湖ポロピナイ湖畔に到着。バッテリー残量10段階であと2目盛り。体力的には、まだまだ余裕。
湖畔は、釣りで通った頃と同じ風景が広がっていた。少し休んで、バッテリーを予備に換え復路につく。

途中、オコタンペコ右の表示が気になっていたので、体力の余裕もあり寄ってみる。

僕が日本中を旅していた頃、この湖は、北海道の3つある秘湖のひとつと言われていた。あと、然別湖の奥にある東雲湖、もうひとつは、足寄から阿寒湖に行く途中にあるオンネトー。今のようにアプローチが整備されていない頃に、なかなかお目にかかれない湖ということだったのだろう。
出発地点に帰り着いた時のバッテリー残量4、余裕やね。
久しぶりに、ちょっと旅をしてしまった。

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