久方ぶりのブログ更新であります。
10月の初めから2か月ほど焙煎修行をしておりました。東京、大阪、神戸など、気になるコーヒー焙煎店へ足を運んでいろいろと勉強をしておりましたです。
テーマは、コーヒーの焙煎方法とそれぞれの豆の味、風味の違いであります。
焙煎方法は大きく分けて直火型、半熱風型、熱風型があり、今回訪ねて行った神戸の焙煎店の受け売りで表現すれば肉を焼くことに例えて、
1)直火は網の上で直接火に当てて焼く方法
2)半熱風はフライパンで焼く方法
3)熱風はオーブンで焼く方法
ということらしい。なるほど、端的に現していると思う。実際、日本の焙煎機のかなりのシェアをもつ大阪の焙煎機メーカーを訪れて、それぞれの焙煎窯を直接見せてもらったのでよく理解できるようになった。
機械の仕組みはよく理解できた。では、次はどの焙煎方法が一番いいのかということ。もちろん、食べ物飲み物は好き嫌いで決まるものなのであくまでも主観的な判断の域は超えないのだが、長い年月嗜好してきた者としてはこういう味と風味であってほしいという願望も含めての判断だった。
ドイツ、オランダ、アメリカ、国産の焙煎機。気になる店10数か所に足を運んだ。その中に、最近東京に進出したコーヒー界のアップルといわれる「ブルーボトル」にも行った。
ドイツ「プロバット」がこれ見よがしにデ〜ンと置かれていて、老若男女が列をつくっていた。帰り道の地下鉄駅に向う道すがら、大き目の紙コップで渡されたコーヒーをちびちび飲みながら歩いていると、紀伊国屋文左衛門の墓発見。こっちの発見のほうが面白かったな。
みなさまは、肉を食べるときどのような調理方法がお好みでしょうか。


3