地球温暖化が懸念されている昨今、初冠雪はだいたい同じ時季になる。その差が一週間や10日の違いこそあれ。
もし、確実に温暖化がすすんでいるのであれば、地球規模の気候変動、海水温度、海水面の上昇、大気の温度上昇などは、人がなんとなく感じる単位での進行であり、だれもその現象を否定ができないほど明確に感じられるようになったときは、もう取り返しがつかないことになるのだろう。それだけ長い年月をかけて今日に至る地球の気候はできあがってきた。人の存在は、その時間からすれば瞬き程度の時間でバランスを崩そうとしている。
聞くところによると、温暖化が進むと日本海に面した地域、特に北日本は雪が多くなるらしい。日本海の水分が蒸発しやすくなり、それが上空の寒気に冷やされて雪となる原理。だだでさえ雪が多い地域に、これ以上雪はいりまへん。
巷では北朝鮮問題、解散選挙と騒がしいが、自然はなにも変わってはいない。困ったもんだね、人間は。


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