大阪でスパイスカレーなるものが流行っているとの情報。早速、調査。
うちもそうであるように、個人経営の飲食店、特にカレー屋さんは不定休の店が多い。大阪もご多聞にもれずありました。
あらかじめ目星の店は開店前に現地を下見。ネットで開店時間を確認してからおもむろに店舗前へ。しかし、下見の折は貼っていなかった入り口ドアの張り紙に「本日お休み」とある。すぐさま、別の店へ急行。そこも休業という店だったりするから、地方からのグルメ調査の「気になるお店完全制覇」はなかなか難しい。
結局、4件回っての感想は、スパイス、ハーブの存在を全面に現し、そのまま器に振り掛けた大胆な手法のキーマカレーの派生形もしくはインド風アレンジ版とみた。きれいな盛り付けの店もあり、また、鍋からレードルでそのままご飯にぶっかけのワイルド感たっぷりの店ありで、大阪らしい型にはまらない自由さが楽しい。
がしかし、肝心の出汁感はどの店もイマイチで、ワイルドさの中にも隠されたバックボーンとなる出汁の力が欲しいと感じた。
大阪の街を歩いていると、昔ほどべたべた関西弁ではなく、単語もイントネーションも標準語ぽっくなっていると感じた。ついでに京都河原町でカレーうどんをいただき、八坂神社に参拝と思ったが、外国人観光客でごったがえしていたので、写真一枚で退散致しました。


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