ゴールデンウィーク明けからの屋根のペンキ塗りが昨日完了しました。約2か月ほどかかったことになります。特に先週はほとんどなにもできない週でした。
プロに頼んでやってもらうこともできますが、北海道の「塗り屋」さんは雪の季節の半年間仕事ができないので、その分作業代がすごく高いのです。ペンキを塗ること自体はさほどプロもアマも変わらないと思っているので、足場を購入していつもDIYでやっています。
雪の多い地域は、一階が雪で埋まらないよう基礎も高くしているので、必然的に建物の高さが高くなります。そうなると梯子などではとても危険でやはり足場を組むことになります。我が家の屋根にとどく足場セットが約10万円、単管やキャスターなど入れても15万円くらいで安心して作業ができます。ペンキ塗りの他にもいろいろと用途があり、とても助かっています。
メディアで田舎暮らしをおもしろおかしく伝えている番組を見ていると、勘違いする方も出てくるだろうなあと思ってしまいます。自分たちと同様に。田舎暮らしができるできないはかなりの能力が要求されます。自分でいろいろやれる人、やる意志を持った人、体力のある人、知恵を出すことができる人などなど。いざ田舎暮らしを始めて数年で出ていく人、あがきもがきながらも工夫を重ねて乗り越えていく人に二分されるのを30年間見てきました。なんだか、人生修行をしている感覚です。少しはまともな人間になりつつあるのかなというのが実感です。

屋根からの景色も変わりました。畑の向こうの建物は、外国人向けの別荘です。一棟数億円と聞きます。

あと2列塗ると作業完了であります。

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