周防正行監督の「カツベン」のチケットが届いた。もう十年来、毎年、周防監督といっしょに「カリー小屋」に来られるスタッフの方から送られたものだった。
先シーズン来られた時に、今年の年末に公開になる「カツベン」のパンフをいただいていたので、早速、店の壁に貼ったあの作品である。
今冬シーズンも近づき、年内は出かけられないと早速鑑賞させていただいた。
映画を見るのは何十年ぶりだろう。最近の映画館は、飛行機に乗るときのように座席指定があり、チケットをその機械に読み込ませて座席指定をするのだが、いろいろ機械を前にしてやってみたが結局わからずカウンターで係員にやってもらった。もはや、映画館では化石のような存在のわたしらでありました。
ストーリーは、無声映画時代に日本のみで行われた映画のセリフとストーリーを語る「活動弁士」と競合する二つの映画館で発生する騒動をドタバタ劇的なタッチで描いた作品でした。
お正月に気の合う人といっしょに見るにはぴったりの作品で、なかでも「ハナタレナックス」メンバーの音尾琢真さんの演技がすごくよかったと感じました。
久しぶりの映画館でしたが、お茶の間で見るのとはちがって大迫力の画面と音響は、たまにはいいなと思いました。


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