最近この本を読みました。これは友人で漁師の健ちゃんから借りました。彼は漁場への航海中にも読書するくらいの読書家なんです。感心します。
著者は「容疑者Xの献身」や「白夜行」などで有名な作家です。近々封切りされる「麒麟の翼」の原作者でもあります。
この「マスカレード・ホテル」は、タイトル通りホテルが舞台になった推理小説ですが、ホテルマンとしてのプロ意識なども表現されて、宿泊業を営む一人として、とても興味深く読めました。なによりリズムとワクワクする推理に引き込まれ、まるで自分がその場にいるかのように思えるくらいです。面白かったです。


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