NPO 法人霧多布湿原ナショナルトラストは、霧多布湿原由来の物質が漁業にもらたらす効果を具体的に調べるため、今年から「海と湿原のつながり調査プロジェクト」をスタートしました。これは、浜中町でとれる海産物に「豊かな湿原の恵を受けた魚介類」として付加価値が付けられることを目指しています。
昨日、6月から行っていた調査結果(中間報告会)が行われました。それに先立ち、北海道大学低温科学研究所准教授の白岩孝行氏により「アムール・オホーツクプロジェクト」講演会を開催し、その後北海道立総合研究機構 林業試験場の長坂晶子氏により、今年度の調査報告が行われました。
地元漁師や環境関係のNPO職員などが参加し、熱心に聞き入っていました。そしてその後意見交換をしましたが、漁師の経験値に、専門家の考え方を合わせた話が聞けてとても興味深かったです。
これは、来年再来年と続きますが、その結果が今から楽しみです。


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