今日の札幌はかなりの雪。一昨日も大雪だった。昨日綺麗に晴れていたのはラッキーだった。妹が3歳半の長男と10ヶ月の長女の2人を従えて(?)、羽田から飛行機で帰省してきたのだ。母と千歳の飛行場まで迎えに行った。
※ 僕の場合、日常生活で用いる頻度が大きいのは「空港」ではなく「飛行場」である。新千歳空港(1988年開港)ができるまでは皆、「千歳の飛行場」って言ってたような気がするんだけどなぁ…。
札幌と新千歳空港はJR北海道の「快速エアポート」というやつで結ばれていて、片道35分程度しかかからない(道路距離的には50kmくらい離れていると思う)。飛行機は15時30分の到着の予定だったが、念のため14時25分発のやつに乗り15時過ぎに到着ロビーで母と合流した。
飛行機は十数分遅れで到着し、預けた荷物(と子供2人)を抱えて妹が出てきたのは16時頃。長男を着替えさせ(単純に関東と北海道では温度差があるから。靴も履き替えさせた)、長女のオムツを替え、妹自身もトイレに行き、などとやっていると、たちまち20分ばかり経ってしまう。16時34分発のエアポートには間に合ったが、4人(と赤ちゃん)が一緒に座れる指定席がもうなかったので、49分発のやつに乗ることに。
ということは、今度はJR駅の待合室で、長男のジャンバーを脱がせたりなんだりで再び大騒ぎ。瞬く間に時間は経過し、再び準備をしてエアポートに乗り込む。車内は予想していたよりもかなり暑く、またもや大騒ぎ。ちょうど夕暮れどきで、自衛隊基地上空が美しく染まっていた。
前日の大雪のせいなのか、予定より12分遅れでJR札幌駅到着。札幌駅構内は寒い。長男をトイレに連れて行き、タクシー乗り場に向かうと長蛇の列。駅に隣接するホテル日航札幌のエントランスにて3人(と赤ちゃん)と荷物をタクシーに乗せて送り出し、ようやくお役ご免。18時05分。千歳行って帰ってくるだけで3時間45分。単なる送り迎えに過ぎないのだが、グッタリ疲れた。
昨日は気づかなかったが、考えてみると長男の言語表現力は前回会ったときと比べて格段に伸びていた。10ヶ月前はまだ2語文しか発していなかったのに、昨日は一応日本語会話が成立していた。
また、自分が3歳半の子供だとか10ヶ月の赤ちゃんだとかを可愛いと感じていて、そのことにそれほど違和感を感じていないことにやや驚いた。可愛く感じて当然と感じているのである。それは僕にとって当然のことではない。例えば、僕が妹の長男を初めて可愛いく感じたのは、コイツが2歳8ヶ月のときで、それまでは正直全く愛情を感じなかった。それが、今ではエアポートの指定席の大きなシートにちょこんと腰掛けている姿を見るだけで可愛いと感じてしまうし、10ヶ月の長女の方まで可愛らしく見えてしまう。だいたい、今回帰省してくるのを楽しみに待っていた。そんなことは、これまで一切なかったことなのだ。
連中は来週の土曜日には帰ってしまうので、それまでに2回くらいは一緒に遊びたいなと思っている。せっかくの大雪だ。巨大な雪ダルマでもつくってみたいものではないか。

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