母から教わりたいと思っていた梅干し作り。今年、初挑戦です。
実家の梅の木は数年前に病気にかかってしまい、それ以降花が咲かなくなってしまいました。花が咲かなきゃ当然実もできない。去年、若い梅の苗木を買ってきて庭に植えましたが、実がなるのは3年後くらい、と言われたそうです。
ところが、今年春に花が咲き、小さく可愛らしい実が7つほどできました。「実を買って来てまで梅干しは作らない」と言っていた母も、やる気になったようです。
まず、梅の実を近所のスーパーで買ってきました。青森産で1kg500円。3kg分買って来たので、まずはこれを洗います。
写真に写っている分でだいたい1.5kg分くらいでしょうか。ザルの手前側に載っている小さく赤いのがうちの庭で採れた実。
買ってきた実は、さすが売り物だけあって、大きく奇麗な実ばかりです。既に洗ってあって、台所の洗いオケの中で軽くフキンで拭くだけで充分でした(自宅の庭で採れた実だと、かなり埃を被っているので、洗った後すすいだりしなくてはならなく、それが大変らしい)。
ここでの注意点は、実の「ヘタ」のくっついていた部分。「ヘタ」の「軸受け」(?)みたいなのが実の方についているので、それを爪楊枝等で取り除く。
無理にほじくる必要はなくて、爪楊枝で隅っこの方を押してやると、クルッと回転して簡単に取れます。
ちょうど凹んでいて、埃のたまりやすい部分なので、念入りに洗います。ついでに、虫食いや痛んでいるところを見つけたら、包丁で取り除いておきます。今回は買ってきた実だったので、ほとんどその必要はありませんでした。
もう1つの注意点は、実を乱暴に扱わないこと。ついポチャンポチャンと洗いオケの中に放り込んだり、ポイポイとザルの上に上げたりしたくなるのですが、1個1個大事に扱う。
洗うだけなので大した作業ではないのですが、不慣れなものだからもの凄く時間がかかりました。3kg分洗うだけで、ナンダカンダで1時間半くらいかかったか…。
今日の作業は、アク出しの準備をして終わり。実をタルに移し(丁寧に扱うこと!)、実の頭が水を被る高さまで水を注ぎ、塩を少し(25gくらい?)入れます。塩はあらかじめ水に溶かして食塩水の状態で加えました。
ザルをタルに被せて蓋とし、このまま一晩置きます。今日の作業はここまで。
→ 「
梅干し作り 2」に続く…。

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