こないだ、「この秋の物欲気分の発端は格好良いハーレーを見かけたこと」なんて
書いたことが関係しているとは思えないが、金曜日に、札幌のとあるHarley-Davidson専門店(正規ディーラー)からイベント告知のメールが届いた。

この土日(2010年10月30日(土)・31日(日))、今年大曲にできたばかりの
アウトレットモール(僕は行ったことがないので、どこにあるのかよくわからないのだが…)で、Harley-Davidson 2011年モデルの展示・商談会が開催されるから是非来て頂戴、という内容。1週間くらい前に告知した方が効果あるんじゃない?
メールの送り主は、札幌のHarley-Davidson専門店で、僕の中では「殿様商売と言えば、あの店」。僕は本当に驚いたのだが、以前、日曜日の午後、このお店のショールームでハーレーを眺めていたら、「こんにちは〜」と店内に声をかけながら入ってきた30代半ばくらいの夫婦がいた。こういう客層は、このお店にとってまさにカモ(にすべき対象)だと思うのだ。30代くらいで奥さんもバイク好きの子供のいない夫婦(子供がいないかどうかはもちろんわからないが)。ところが、この店の人間はこの夫婦の挨拶を無視した! 返事すらしなかったのだ。僕は心底驚いた(これは、たぶん社長の人柄の影響なのではないかと思う。もう15年近く前の話かもしれないけれど、このお店の前を偶然通りかかって、憧れのハーレーを間近に見ることのできる初めてのチャンスに胸躍らせて店内に足を踏み入れた僕は、もう閉店時間だから、と早々に追い出されてしまった)。と言うわけで、このお店は
Harley-Davidson JapanのWebページで北海道の販売店検索をするとトップに表示される会社なのだが…、印象は最悪。
そのせい、というわけではないのだが…、イベントには行かなかった。もう寒いし、会場が僕の自宅からはちょっと遠いし、イベント内容に「試乗」の文字がなかったし…。以前は見るだけでも満足していたハーレーだけど、もう見るだけではね、かえって空しい。「一生憧れのままなのかな…」と思うと…。会場のアウトレットモールの駐車場内だけでもいいから試乗させてくれるなら行ったかもしれないけど。そう言えば、これも10年以上前の話だなぁ、札幌市内の他のイベント会場(
アクセスサッポロ)にハーレー見に行ったことあったなぁ(このときも試乗はやってなかったと思う)。
ちなみに、どうして僕のところにメールが届いたのか考えてみると、数年前に、ハーレーダビッドソンジャパンのWebページで資料請求を行ったことがあるからだろう。そのとき入力したメールアドレス情報がシェアされているのかな。メールが来たのは初めてのこと?
続いて昨日は、札幌のとある
BMW(のバイク)販売店から突然ハガキが届いて驚いた(まぁ、ハガキが届くのはいつだって「突然」だが…)。これは春にWeb上で展開されていた「モニター募集キャンペーン」に応募したときの情報がシェアされてるんだな。
バイク好きの人間以外にはあまり知られていないかも知れないが、BMWという会社は4輪車だけでなく
2輪車も作っているのだ。しかも、かなり個性の強いバイクを作っている。
お店のWebページを見てみると、オーストリアのバイクメーカー、
KTMのバイクも取り扱っていることがわかった。KTMのバイクは以前中古バイク専門店で見かけて
格好良いと思ってたんだよね。
このハガキには「300km 無料試乗交換券」なる記載があった。「2011年12月末まで交換できます。」とある(何と何を交換できるんだ?)。2011年って来年だよねぇ? 来年暖かくなったら行ってくるか。やっぱり「試乗」の2文字は大きいよ。だって、バイクって(自動車もだけど)乗るものじゃん? 見てたら乗りたくなるじゃん。それで乗れないんだったら、かえって行きたくないじゃん。そして、乗ったら欲しくなっちゃうじゃん!
…、でも、たぶん、試乗させてもらうときに氏名だとか住所だとかを聞かれると思うんだけど、「ご職業は?」「…、無職です。」って答えたら、ガッカリされるだろうなぁ…。無職の人間がBMWのバイクを買うわけないもんなぁ…。それ考えたら、行くの嫌だなぁ…。
まずは職探しか…。少なくともアルバイトを見つけて、「試乗」に行ってこよう!
※ ところで、先日初雪が降って、どう考えたってバイクシーズン閉幕間近の北海道で、何でこんなイベントやプロモーションを行っているのかな? 閉幕前に駆け込みで売っちゃおうってこと?

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