今月末までにやらなきゃいけないと思っていたことがいろいろあった。
バイクの処分(もう3年くらい前からバイク買取専門の業者に売ろうと思っているのにイマダ手つかず)、昨日28日(日)に行われた「メタボ健診」の集団健診の受診、ラジオのK-POP番組へのリクエスト(「OSTリクエスト特集」への応募が25日までだったのだ)、インターネット回線の変更…。
こんな、普通の人なら週末にサラッと全部できちゃうであろう些細な事柄に、ここ2ヵ月以上頭を悩ませている(「できずに苦しんでいる」が本音)。こういうことが気になって、気になって、気になって…、あまりに気になり過ぎて、かえって首が回らなくなり、日常生活までマトモに送れなくなってしまう。僕の人生、ずっとそうだ(これからもそうなんだろう、と諦めている)。
バイクの処分はいつでもできるのだが、雪が積もってからだと何かと面倒だ。だから、
雪が降る前に、と思っていたのに、もう月末。昨日の夜から本格的に雪が降り始めてきて、もう一面真っ白だ。
ここ数年「機会があれば、健康チェックを受けたい」と思っていて(ずっと無職なので、定期的に健康診断を受ける機会がないため)、3月末に初めての「メタボ健診」の案内が来たときにはすぐにでも行くつもりだったのに、当時は毎日のようにジョギングしていてなかなか行く予定を立てられなかった(受診の前日は激しい運動を控えなければならないため)。
7〜8月ジョギングをサボっていた間にいくらでも行くチャンスはあったのに結局行かず、今月初めに「お忙しい勤め人の方々のための日曜健診のご案内」みたいな封書が届いてまた行く気になっていたのに、日曜日は昼まで寝ていてパー(明け方になってから寝たのだ)。
K-POPのリクエストはできなくてもどうでもいいのだけど、
「Amazonアフィリエイトの紹介料の支払いは25日だったはず」と勘違いしていたのは、たぶんこのリクエストの締め切りが25日だったせいだ。自分はこういうどうでもいいことをどれほど気にしているのか…。
残るは、インターネット回線の変更。何か1つくらいはやらなければ…。
僕の済むマンションには、「マンションLAN」という設備があり、各戸の電話回線のモジュラージャックの横にLAN用のEthernetのモジュラージャック(?)もついている。ここにLANケーブルをさすと、マンション全体をまとめているルーターと100Mbpsで直接つながる(このルーターがインターネットとつながっている)。マンションLANの設備利用料が月額1500円、専用のプロバイダ料金が月額1000円。月2500円でインターネット使い放題だった。
僕はこの常時接続環境を2006年の1月から使っている(このマンションに引っ越してきたのは2004年の2月末で、最初の2年間はダイヤルアップ接続していた)。初めてブロードバンド環境というものに接したときには「ブロードバンドってこんなに速いものか!」と感激した憶えがある。無論、一時的に回線が混み合うことはときどきあったが、その後3年間は何の不満もなく使えていた。
雲行きが怪しくなってきたのは2009年の2月頃からで、恒常的にかなり混み合うようになってきていた。メールサーバーにアクセスできないなんてのはザラ。このブログの更新にも苦労するようなアリサマだった(時間をかけて書いた記事のアップロードに失敗してパー、とか)。「
Terai, S. Web Page」の方はいまだにFTPでアップロードしているのだが、2〜3つのファイルのアップロードにも何度も何度も失敗してイライラしていた。今年の夏以降、「これで『インターネット接続サービスです』とお金を取るのはいくらなんでもヒドい話じゃないか」とかなり頭にきていて、高機能のルーターへの置き換え等、設備増強を求めるべきか、と何度も思ったが、性格的に「相手に要求を出す」というのも得意じゃないし、「
交渉文化」の人じゃないし、電話嫌いだし…。お金があったら、サッサと他の回線やプロバイダに乗り換えていただろう。使い続けていたのは、お金がないから我慢せざるを得なかっただけだ。
10月に届いた「重要なお知らせ」という封書の中身を読んで、「限界だったんだな」と悟った。「来年3月をもってインターネット接続サービスを終了します」という内容だったのだ。で、代わりにNTTの回線を使ってください、と。マンションLANの使用料はかからなくなるけど、NTTの光回線使用料金が発生してしまうのと、プロバイダのコース変更が必要でプロバイダ使用料もアップしてしまうので、トータルでは毎月の出費が増えてしまう。ただし、11月末までにNTT回線の使用を申し込むなら初期費用(3000円程度)を無料にする、というキャンペーンを行うという(あと、大学生協で使える商品券5000円分もくれるとさ)。
実は…、僕は大の電話嫌いで、電話回線については本当に考えるのも嫌なのだ。電話・インターネット回線、携帯電話、無線通信サービス、そういった類の事柄は大の苦手。全然わからない。まさに不得意分野。WEBページを見ても、カタログ等の資料を読んでも、仕組みや料金体系がサッパリわからない(そもそも用語の意味がわからない)。だいたい、このマンションに引っ越してきて、マンションLANの利用を始めるまでに2年もかかったくらいなのだ(しかも、マンションLANには電話回線の話は関わってこないから、僕にとっての敷居は低かったにも関わらず)。あぁ、考えたくない考えたくない。
しかも、その告知の届いた10月頭から11月上旬までかえって状況が悪化していたマンションLANの混み具合が、11月半ばから改善してきたのだ。たぶん、かなりのユーザーがNTT回線に乗り換えたのだろう(そのための初期費用無料キャンペーンだ)。というわけで、メールサーバーにすらつながらずイライラする、という経験も11月半ば以降はほとんどしていない。
しかし、キャンペーンは明日まで。今日じゅうに決めとかないと。
と言うわけで、重い腰を上げ、届いた封書の中身をもう一度読み直し、もう10時間近くも、NTT東日本、AU(僕はAUの携帯電話を使っている)、各種プロバイダのWEBページとニラメッコしている。もう疲れた。実は話を一層難しくしているのは、僕は上述の「Terai, S. Web Page」と個人的なメールアドレスに関しては、20世紀末に契約して以来ずっと同じプロバイダを使っているのだが、これも無駄だからこの際どうにかしようと1年半前くらいから思っていて…、でも、メールアドレスが変わっちゃうのはどうしようかなーとか面倒臭いじゃん(僕はこういう「前からずっと思っていた懸案事項」があまりに多過ぎて首が回らなくなってしまうのである。世間的に見れば、悩むに値しない些細な事柄なんだろうけど)。
で、明日までのキャンペーンは利用せず(こんなに時間かけて出した結論はそれ!?)、3月までは今のままマンションLANの設備を利用し、その後、NTT光回線と、これまでとは異なるプロバイダへ新規加入することにしよう、ということで落ち着いた(先にフレッツ光の使用を始めてしまって、後でプロバイダだけ乗り換える場合、プロバイダの多くのキャンペーンが適用されないのだ)。不要になった返信用封筒に貼られていた80円切手は、水に濡らして剥がして回収(笑)。ケチケチ切手作戦!
プロバイダに関しては、僕はずっとiijを使ってきた。iijは知名度はあまり高くないと思うけど、日本のインターネットを引っ張ってきた会社で、ダイヤルアップ接続を利用していた頃もその通信品質に不満を感じたことは一度もなかった。そこで、新しいプロバイダは同じiijグループのhi-hoがいいかな、ということでこれもスンナリ決まりそうだった。
そんなときに、「試しに」と思って、biglobeやso-net、plala、ocn、odn、dti、@nifty、等の大手プロバイダのWEBページを見てみたのがいけなかった。ほとんどの会社で、hi-hoでは行っていない「キャッシュバックキャンペーン」をやってるんですね! 1万円というところもあれば、3万円というところまである。しかも、何故かキャンペーン期間が明日30日までであるところがほとんど。
僕にとって「今すぐ決める」というほど苦手なことはないのだ。逆に言うと、僕という人間は、これまで何も決めずに生きてきた人間なのだ(いつまでもグズグズと悩んで決めずにいると、結局「時間切れ」となって、選択肢が1つしかなくなってしまう。そうなると、「選ぶ」までなくそれを選択するしかなくなる。僕はそうなるまで何も決められないタイプ。と言うか、これは「決めた」わけじゃないから、結局本当に何も決められないタイプ)。
で、「今日決めなくてもいいんだ。期限は明日までだ」と何とか正気を保ち(「今日決めなきゃいけない」と思うと、プレッシャーでクラクラする(笑)。本当は笑い事じゃない)、各社の「キャッシュバックキャンペーン」について説明を読んでみた。読んでみて、すぐに決めることのできない自分でかえって良かったのかも、とも思う。2万5千円キャッシュバック!なんて書いてあって、ケチケチ作戦継続中の僕は思わず飛びつきそうになってしまったが、それほどオイシイ話でもないのだ。
例えば、ある会社の「1万円キャッシュバック」は現金が貰えるわけではなく、商品券が貰えるというもの。しかも、どこででも使える商品券じゃない。違う会社の「1万円キャッシュバック」も、サービス使用開始から半年後に1万円相当の「ポイント」が付与されるだけ。そのポイントをプロバイダ料金の支払いに使ったりできるらしいのだが、それって半年間のプロバイダ料金を(半年経った後で)無料にしてくれただけのこと。1万円ですらそうなのだから、2万5千円キャッシュバックだとか3万円キャッシュバックだとかというのも当然、支払われるのは随分経ってからだ(1年後とか)。
現品プレゼント、というキャンペーンもあって、無線LANルーターや外付けHDD、プリンタ、ゲーム機、等をくれるものもある。これは申し込み後比較的すぐに貰えるみたいだけど、どうしても必要なものじゃないんだよね(そりゃあ、「PS3を貰ってGT5をプレイしたいなぁ」とは思いますよ。思いますけどね)。それに、まぁ、数千円〜1万円程度のもの。「ただで貰える!」と飛びついてしまいそうな浅ましい僕だけど、12〜24ヶ月間の最低使用期間が設定されていて、期間中に解約した場合には違約金として5000〜1万円を支払わなければならないことが、ちっちゃい字で書かれていることを認識し、だんだん落ち着いてきた(まぁ、途中で解約することはないと思うけど)。
逆に言うと、hi-hoでキャッシュバックキャンペーンを行っていないのは、「プロバイダ料金無料期間」が長いせいなのだ(来年1月末まで「15ヶ月間無料キャンペーン」というのをやっている)。1年間毎月の料金(例えば、1000円)が無料なのと、その分の料金(同、1万2千円)を商品や現金(商品券・ポイント)という形で貰うのと、どっちが僕の満足度は高いのか。欲望ってものはキリがない。何を貰っても嬉しいのは貰った瞬間だけ。次の瞬間からはそれがある生活が当たり前の生活になる。だいたい、光回線使用料を払わなくちゃならないから、これまでより毎月の出費が増えるわけで、出費を抑えようとするならプロバイダ料金が無料になる方がいい。
と言うわけで、派手さはないけど、やっぱりhi-hoでいいかな…(反対にso-netはかなり派手にキャンペーンを展開している。細かい規約についてもシッカリ説明しているが、文字は小さい(笑))。
※ ところで、NTTってどうしてocnとplalaという2つの個人向けプロバイダ事業を行っているの? 明確な対象ユーザー層の違いやサービス内容の差があるの?

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