先週末、東京渋谷にある乙女チックなホテルに泊まってきた(ただ、ホテル名には「青山」とある。あそこは青山なのかな? 僕は渋谷と青山の境界線や、包含関係(渋谷と青山は同レベルの概念なのか、一方が他方を含む関係なのか、等)については全然わからない)。
宿泊先を探していたときには、ここのホテルを予約するのはさすがに躊躇した。部屋の写真を見ると、女性専用ホテルのように思えたからだ。しかし、行かなきゃいけないところからほんの250mしか離れていなかったことが一番のキメテとなって(北海道生まれ・北海道育ちの僕にとっては、東京の電車や地下鉄は恐怖の対象以外の何ものでもない)、このホテルに宿泊することにした。
さて、初日夕方からの一仕事を終え、ホテルに足を踏み入れると…、
おぉ! ウワサ通りの乙女チックさ! 壁紙なんてピンクの薔薇(笑)。部屋の壁紙やベッドカバー等の色合いのコンセプトは各部屋異なるようで、この部屋はかなり落ち着いた部類に入るんだろうけど…(室内にいると廊下の会話がまる聞こえで、ときどき女のコがドアを開けて驚嘆の声を上げているのか聞こえてくる(笑))。
最初はね、やっぱり居心地悪かったですよ。壁紙が主張し過ぎなので圧迫感があって、部屋を狭く感じるとか。机の脚がアールヌーボー調に曲線で安定性が悪く、ノートパソコンのキーボードを叩くとシェードランプがグラグラ揺れるとか。トイレットペーパーなんてピンクでいい匂いするしね(笑)。ピンクのスリッパ用意されてたり…。
ところが、ときどき思うんだけど、人間の環境適応力というものは自分で思っているよりずっと大きなもので…、驚くべきことに1日で慣れました(笑)。
コップがピンクでももう大丈夫。何でガラス窓の横の壁が一面ピンクなのかはよくわからないけど、全く気にならない。お風呂も広くはないけど、綺麗で感じよかった。ビジネス用途のオッサン客は他にもいた。
8月はチェックイン時に「ガリガリ君」を1個サービスしていたようです。9月はペットボトルの水1本(500ml)。4連泊したんだけど、夜戻ってくるたびに1本くれました。
上述の通り、廊下の声がまる聞こえだとか、壁が薄いとか、ホテルそのものには朝食をとれるような設備がないとか(以前はあったようだ。またこの9月末にカフェがオープンするようで、現在工事中だった)、気になるところもあるけれど、渋谷駅からも近いし、本当にウルサい通りには面してないし、隣コンビニだし、渋谷に行く機会があったらまた泊まっちゃうかもしれないな。問題は、1泊だけだと、その乙女チックさに慣れる前にチェックアウトすることになる、ってことだけか(笑)。
※ 実は今週末も3連泊する予定。

0