早朝ジョグ。
久し振りに――数年振りに――シチューを作った(正月に実家からルーを貰ってきていたのだ)。タマネギを炒めながら以前録音していたK-POPのFM番組を聴いていると、また韓国映画を観たり、韓国語の勉強をやり直してみようか、という気になってきた。そして…、何故か走る気になってしまった! 外は雪が降っていたが、気温はマイナス4℃。ここ1週間の気温(最低気温がマイナス7〜9℃)からすれば、比較的暖かい。
数時間後に外に出てみると雪はやんでいたが、歩道上には新雪が10〜20cmほど積もっていて走りづらい。この程度の高さでも、雪を掻き分けて走るのはなかなか大変なのだ。しかし、走りづらいこともあってかペースは超スローで、その分、呼吸は楽。
3.5kmを過ぎた辺りから、左膝の下側の筋肉(靭帯?)に不穏な痛みが。こんな痛みはあまり経験がない。
痛い…、痛いな、これ。何の痛みだろう…? 捻挫したような痛みなのだが、膝を? いつ?
12月に最後に走って転んだとき? その後1度も走っていないが、少なくとも普段の日常生活において痛みは全く感じなかったが…?
通称北大斜め通りは、比較的走りやすい車道に降りることにした。7km手前の分岐点に到達して、さてどうしたものか。脚痛いんだもん、このまま帰ることにすれば、10.5kmってところか。12月に走ったのと同じコースを辿れば11.7km。しかし、今日はもう少し走りたい。ようやく今日の走りが2013年への挨拶状になるのだ。
こういうとき(脚が痛いとき)本当はやめるべきだと思うのだ。だけど、ここでやめられない。「意地を張り通す」のが必ずしも正解ではない、とわかっていても、つい無理をしてしまう。これが僕の心の弱さか。
8kmを過ぎて、膝の痛みはようやく「通常の痛み」に変わってきた。そのせいかどうかわからないが、気分も変わってきた。脚が痛いので10.5kmでやめたとする。それはそれで僕は「これが僕の心の弱さか」と思うのだろう。走っても走らなくても、それは「心の弱さ」に帰因されてしまう。何か馬鹿バカしい。
どうせなら、走っても走らなくても「心の強さ」に結び付けてしまった方がいい。10.5kmでやめたとする。それは僕の心の強さのなせるワザ。脚は痛むが走り続けたとする。それも僕の心の強さのなせるワザ。11.7kmコースから更に遠回りコースに入っちゃったことを、今日のところは「心が強い」ことにしておこう。
とは言え、今日の限界は11.5km辺り。あとはもう惰性で走る。いつの間にか夜はスッカリ明けていて、スノーボードの大きなケースを背負った若者を2〜3人見かけた。天気も良いし、昨晩降った新雪…! スキー場、最高だろうな。
早朝-4.3℃13.3km1時間37分27秒。累積走行距離13.3km。

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