夜ジョグ。
何と1週間振りのジョギングになってしまった。寒かったり、天気が悪かったり、ということはあるのだが…、それだけではない。
先週の土曜日の坂道ジョグで、少しキツい靴を履いて21kmも走ったのは、少々マズかった。左足の親指の爪を押すと明らかに痛んだ(今はもう治った)。ただ…、そのせいで走らなかったワケでもない。
疲労を抜くために走行量を減らした? それも違う。
正直に言うと、漠然と「自己ベストを更新したい」と考えていたときと違って、真剣に「1km4分15秒ペースで21.1km走る」ことを考えれば考えるほどその難しさがわかってきてしまい、この1週間モチベーションがガタ落ちなのだ。
10月に入ってから速めのペースで走ってみた感触では、自分の「実力」を発揮できれば「1km4分半で21.1km走る」ことはできるのではないかと思う。1時間35分、これがちょうど「実力」だと思うのだ。
マラソン大会の本番では、「実力」以上の力が発揮できることがある。ただ、それにしても…、21.1kmずっと実力よりも1km当たり15秒も速く走り続けることは難しい。5秒なら縮められるかもしれない。それで1時間33分15秒。現実的に考えれば、良くてこんなところではないか。
明後日走るコースは陸連公認コースではなく、去年は300mほど短かったのではないかと噂する人がいる。そうだとしても、1時間31分52秒。やはり1時間半は切れない(だいたい、300m短いコースで1時間半を切ったとしても、それで喜んで良いものやら…)。
というようなことを考えていたら、スッカリやる気がなくなってしまったのだ。自らを罠にハメてしまったようなものだなぁ…。
6日振りのジョギング。筋肉は落ちていないと思うが、心肺機能の方はどうなんだろう。あとスタミナ。昔、スタミナというのは要するに、筋肉に対する酸素供給能力のことなのだと何かで読んだことがある。筋肉の隅々にまで毛細血管を張り巡らし、酸素をたっぷり含んだ血液を送り届けることができれば(そしてもちろん、二酸化炭素を排出することができれば)、長時間筋肉を動かし続けることができる。1週間サボっている間に、呼吸する能力、血液を全身に循環させる能力、等々がどの程度衰えてしまうものなのか…。
走り出してみると最初からペースが速く、4.5kmほど走ってようやく身体が落ち着いてきた。両足のアキレス腱の上辺りにかなりの疲労感があるが、これが1週間前の坂道ジョギングの疲労がまだ残っているということなのか、今日のハイペースのジョギングによる新たな疲労なのか区別がつかない。
心肺機能に不安はあったが、身体全体としては調子は悪くない。しかし、足音がバタバタうるさい。軽快に走れているワケではない。
今日の北大メインストリート1kmのタイムは…、1回目(7.3-8.3km)が4分42秒、2回目(10.6-11.6km)が4分15秒、3回目(11.9-12.9km)が4分03秒。1回目はボーッとしていて腕時計のストップウォッチのボタンを押し損ねた。5秒ほど遅れてストップさせたとして4分37秒か。まだ10kmも走ってないのに遅過ぎる。本番では、4分半を超えたらガクッとモチベーションが落ちてしまうだろう(というワケで、何としても4分半以内を死守しなければならない)。2回目のペースがちょうど4分15秒。このペースをどれくらい維持できるものか…。3回目は最後ちょっとペースを上げて4分を切るツモリだったのに、ついに今日は切れなかった(涙)。
1週間振りの北大キャンパスでは妙なものを見た。旧教養部の駐車場にねぶた祭の行灯のようなものがあるので何かなぁと思っていたら、メインストリートを練り歩き始め、工学部の前庭まで移動すると、数十人の男子学生が気勢(奇声?)をあげ始めた。そのハイテンション振りが常軌を逸していたため、通りすがりに目を向けてみると…、赤褌一丁で噴水(?)の周りを走り回っているのだ! 何ざましょ…?
ジョギングの前後に縄跳びを1分10秒ずつ。
夜7.2℃14.3km1時間04分35秒。累積走行距離2282.7km。「第34回北海道ロードレース」まで、あと2日!

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